猫の小部屋 - ねこのこべや -

猫日誌 -2003-

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06月29日(日)

おはようございます、三猫です。

と、言うわけで徹夜で「マリア様がみてる」を読破しちゃった三猫です。 あ〜っ面白かった。
(よくわからない人は前回から読んでね。)

ごきげんよう、お姉さま。

「マリア様が見てる」ホント、ほんっとに面白いですね。 猫はこの週末何度も何度も繰り返して読んでしまいました。ん〜っ、とっても有意義な休暇でした。

このシリーズは、お嬢様学校「リリアン女学園」の高等部を舞台にしたお話です。 かなり百合が入っている以外は至って一般的世界の物語でして、 決して漬け物から怪獣が出てきたり、前世が仏教の神様だったり、転校してきた先輩は火星の夜叉だったり、 タロットカードから大精霊が出てきたり、空から落ちてきた女の子が金星の大統領を名乗ったり、校庭に超巨大ロボエイサンダーが出現したり・・はしないわけなんですが、(このネタ振り、いったい誰が判ってくれるのやら) それでいてこのおもしろさは何?って言うくらい面白いんです。

この作品を面白くしているのはなんと言っても「スール制」と言われるリリアン女学園独自の制度。 スール制とは、上級生と下級生が1対1で「姉妹」になって緊密な関係を築くと言うもの。 上下間で濃い人間関係を自然に成り立たせてしまうこの制度は、「マリア様」の屋台骨といっていいでしょう。

そして、その制度を遺憾なく発揮した人間関係は、とてもとても魅力的で・・。 結局百合モノなのですが、作者の豊かな人物描写で描かれたキャラクタたちは、 倒錯モノの怪しさというよりは、純愛ものの甘酸っぱさ、 また高校という時間空間を華やかに描き出し、その中に居る今を幸せに感じる。 ん〜っ少女だわっ、恋愛だわっ。

所詮、宇宙に出ようが、竜と戦おうが、 一番面白い話題は人間であって、その人間関係が面白いリリアン女学園では、 超能力者が出てこなくても抜群のおもしろさを提供してくれるのです。 「ドラマは人間にあり」、ですね。

世界観にも人物にも心地よく移入させてくれる本作は、 「先が気になるから・・」とかそういった理由ではなく、ただ「読むこと」それだけで 読者を幸せな気分にしてくれる。 世界を真空パックにした面白さと言いますか、それこそが小説の醍醐味だと思うのです。

何はともあれ、猫はこの週末はふにゃ〜ん、で はにゃ〜んな気分で過ごさせて頂きました。 祐巳ちゃんと祥子さま、ずっとずっと幸せでいてね、とそんな風に思えてしまう私は、 まだ捨てたもんじゃないわね。とちょっと若返った気分にもなりました。
・・そんな風に思ってしまうのが、歳の証拠かしら・・・・(TT)

「マリア様がみてる」、次巻「涼風さつさつ」は今週7月1日発売ですっ!

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06月27日(金)

なんか前回の猫日誌、ホントつまらないです。

単にDCは良かったにゃ〜、バーチャロンのネット対戦がしたいにゃ〜、 ということと、ソニックアドベンチャーのGC移植を結びつければ、 ちょっとしたコラムが出来るんじゃない?と、思っちゃった訳なのですが、 出来上がった結果はとんだ駄文になってしまいました。

やっぱ気負っちゃうと駄目なのかしら、私。(TT)

活字中毒患者のたわごと

猫は本を読むのも書くのも大好きです。大好きなんですが、 私の書いた文章は素晴らしく面白くない。いろいろ努力はしているんですが、 好きこそ物の上手なれって風には言っていないのが現状です。

という訳で、書き物のプロになる夢はとうの昔に諦めてしまったのですが、 それでも好きってことには変わりが無いので、サイトを立ち上げて未練たらしく文章を書いています。 そんな自分本位でいいの?という気もしますが、Heven?って漫画のオーナーさんよろしく、 「このサイトはまず自分を楽しませるためにあって、それでいて来訪者さんも楽しんでくれれば尚良し」 というスタンスでいいんじゃないか?と思っています。
そのほうがまだマシなものが出来るってのいうのが、あたしの才能の無さを如実に表していて泣けてきます。

一方読むほうですが、猫は漫画も好きですが、実は活字中毒でもあったりします。 そのジャンキーぶりは高校生の時は年間200冊以上の小説を読破していたことからも明らかです。 (高校の図書館が有志の寄贈が多い非常に恵まれた図書館だったからなんです)

と、いきなり文学少女のような主張をしていますが、猫が主に読む小説はファンタジーやSF、少女小説 といった、あまりハクのつかないものばかりなので、自慢にはなりません。 難しげな本はお仕事だけで十分にゃ(TT)

そんな猫もこの仕事についてからめっきり本を読まなくなりまして、 今では年間50冊もよめば良い方という体たらく、小説マニア仲間とのお話も だんだんかみ合わなくなってきたのがとっても寂しいお年頃です。

そんなわけで、90年代の特定ジャンルの小説にだけやたら詳しいという偏った知識を誇る猫ですが、 やっぱり最近話題の小説は常に気になっています。
で、先日「マリア様がみてる」を一巻だけ買ってきました。

最近本を読まなくなった理由はもちろん忙しさもあるのですが、もう一つ猫の読書スタイルにもあります。 猫の読書スタイルは一言で言うと「一気読み」。本の途中で止められないのはもちろん、 シリーズモノでも途中で読むのを止められません。やめられない止まらない状態です。

学生の頃はそれこそ、徹夜しようが、自転車通学中だろうが、授業中だろうが 読み終わるまで読んでいたのですが(^^;)、社会人ともなると、さすがにそうは行きません。
いくつになろうが本を読むのを中断することが不可能な自分は変わりませんので、 その危険さ故に(笑)最近は単発ものオンリーで、めっきりシリーズモノに手をだしていません。 (コレには面白いものはシリーズになっちゃうという恐ろしいジレンマがあるのですが・・(TT) )

とはいえ、読みたいものは読みたい。まぁ手元になければ続きは読めないわけで、 「マリア様がみてる」を一巻だけ買ってきました。ああ、あたしって策士だわ。

「マリア様がみてる」は、コバルト文庫の人気小説です。 お嬢様学校「リリアン女学園」を舞台にしたシリーズ物で、ちょっと妖しい雰囲気(?)が漂う大変おもしろい作品だそうです。
猫がその存在を知ったのがUGOというサークルの同人誌というのもなんだか爛れている気がしますが、 そもそもパロディ同人誌ってのは、原作の面白さに居ても立っても居られなくなって作るものなので、 或る意味最高のレビューじゃないかな?って思います。だから同人誌で面白そうって思った読んだ原作がハズレのことって滅多に無いのよね。

話が脱線しましたが、それだけ面白そうってことで、すっごく読むのを楽しみにしてたんです。 最近どうも期待すると肩透かしに会うことが多かったので、今回はどうかな?と思いながら帰宅中の電車で読みはじめました。

ページを開くと私の意識はするするとリリアン学園の中に吸い込まれていきます。 とても世界観移入しやすい文章で、正に作者さんの実力の賜物です。こういう作品は絶対面白いんよねっと確信します。
世界観移入すると、もう文字は文章として意識されずに直接物語を私の頭に投影されていきます。 ああ、これはやめられない、止まらない状態だわっ。

そして身の回りに次々と起きるイベント。驚き、考え込み、どうなるのかしら?と先の展開を切望する。 そんなこんなで作品世界に没頭しているうちにあっと言う間に読み終わってしまいました。 今回はもーっ期待以上!とっても面白かったです。
(ネタバレしないように気を付けて書いたら、今度は何を言っているのか解らなくなってしまいました(^^;) )

もしシリーズまとめ買いしていたら、昨日は当然徹夜していたでしょうから、 「やっぱり私の判断は正しかったにゃ」と思う自分がいる一方、 あまりの読みたさに「なんで、全部買ってこなかったのさ、ばかぁ〜っ」と罵る自分が。(^^; う〜ん、私って成長してないな〜っと思いつつ、精神分裂な夜を過ごしたのでした。

さぁ、今日は徹夜です。

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06月24日(火)

ゲームキューブ用ソフト ソニックアドベンチャー DXを購入しました。 実はこのゲーム、ドリームキャストで出たソニックアドベンチャーの移植です。

ソニックアドベンチャーはDC発売時のソフトで、残念ながら発売日には確か2週間ほど間に合わなかったんですが、 それでもこの規模の新作ソフトが出だしからあるなんて今から思えばセガもずいぶん頑張ったものです。

夢のハードも今はなく・・。

このソニックアドベンチャーは猫にとってかなり思い出深いソフトで、 その頃DCへの期待に胸を膨らませていた猫は、このソフトのお披露目イベントを見に有楽町の東京国際フォーラムまで 足を運んだものですし、発売後もそれこそ四六時中このゲームで遊んでいたものでした。 (とはいえ、他にゲームなかったのよね(TT))

実際のところDC初期のソフトですし性能を使い切ったという訳でもないソフトですので、 GCの移植に際してどれだけチューンナップしてあるか楽しみだったのですが、 キャラをGC用のモデリングに差し替え、フレームレートを2イントから1イントにして、ちょっと光源と反射処理を入れた程度、 つまり DC版と比べて目に見えて綺麗になったというところはありません。こりゃ、外注さんかしら?
デバックもチューニングも十分でなく、時々コマ落ちや音バグも見られりして、コンバータ通しただけ?って感じなのは残念ですが、 このソフトのもう一つ購入動機の「ノスタルジーに浸る」という目的は十分達成したので、良しとします。

しみじみ思うのは、このゲームには夢があったな、ということです。 DCは家庭用ゲーム機ではじめてマトモなテクスチャが使えるようになったハードです。 さすがにCPUやGPUの性能は後発のゲーム機に劣りますが、VQテクスチャ圧縮という技術と比較的余裕のあるRAMによって、 とても潤沢にテクスチャを使える本機のグラフィックは、3Dゲーマに福音をもたらしました。

そういったドリームキャストの希望を体現していたのがソニックアドベンチャーで、 南米取材などで採取したテクスチャをふんだんに使った箱庭は、かつて無いリアリティを感じさせてくれました。
このゲームはドリームキャストなら、あんなゲームや、こんなゲームも出来るんでしょうね、 と、未来を楽しみにさせてくれる、そんなゲームだったんです。

結局そんな夢も、PS2のプロモーションが広げた大風呂敷に惨くもひねり潰されてしまいますが、 結局PS2のプロモーションで言っていたことは絵に書いた餅でしかなかったのに比べ、 DCの描いた夢は手を伸ばせば届く夢であっただけに、いくら資本主義な世の中とはいえ、 さすがにこれはやるせないのよね。

客観的にはセガの戦略負けで、市場はやっぱりソニーが強かった、というだけのことになるのですが、 猫はそれ以来新しい夢を実現する力をハードに見なくなってしまったのではないかと思っています。
クロックアップ的進化でしか新ハードを主張できない。そんなハードで作られるゲームたちは、 今年出たゲームが去年出ていても感覚的に矛盾しない、体感的成長のない縮小再生産の袋小路にはまってしまった気がします。

ゲーム機にゲームの夢を見る時代は過ぎました。今ゲーム機が見る未来はコンピュータの未来であり、 決してゲームの未来ではないのです。

猫は、ドリームキャストが砕け散るとともに、ゲームが持っていた未来への夢もちりぢりになってしまったと強く感じます。 それは猫個人の話なのか、それとも・・・・。

ああネットワークよ、夢は遥か遠くに成りにけり。

ドリームキャストが見せてくれた夢の中にネットワークがあります。

1998年発売ながらモデムを内蔵し本体のみでネットワーク接続の出来たDCは、 特別ネットプレイを謳っていないタイトルでも、公式サイトへのアクセス手段が盛り込まれており、 アイテムデータや、タイムトライアルなどのコンテンツを楽しむことが出来ました。

やっぱり遊ぶというのは一人よりみんなのほうが楽しいもので、何もゲーム自体がネットワークで動かなくても 同じゲームをやっている人が同じ場所に集まれるというのはそれだけで楽しいものです。

そんなちょっとした夢も、やっぱりドリームキャストの衰退と共に失われていたのですが、 今年PS2がネットワークに本腰をいれ、ようやく5年前の夢の続きが再会されることとなりました。
今PS2で実現されることは既にドリームキャストで実現されていたことばかリですが、 定額接続環境が普及したこと、ゲーム機にHDDが搭載されたことによる変化はやはり大きいでしょう。 きっと「DCの次」を見せてくれることになると思います。というか、思いたいです。

実はこの夢、PS2よりはXboxのほうが断然頑張っているんです。

あんまり注目されませんが、ブロードバンドだろうとダイアルアップだろうと、インターネットはレイテンシ(タイムラグみたいなもんです)が大きいので、 アクション色の強いゲームは実は向きません。
なのでDCもKDDIの長距離データ通信網を利用するなどいろいろ対策を立てていたのですが、いかんせん通信費が大変で一部マニアしか利用することはありませんでした。

そこでXbox Live!では、インターネットを使わずに、ADSL経由で接続できる非インターネットな低レイテンシネットワークを構築しちゃった訳です。 さすがMS、やっぱり財力が違います。

という風に、同じ「ブロードバンドでネットゲーム」でも、PS2とは力の入れ方が全然違うのですが、 いかんせんあの巨大なゲームマシンは普及率に乏しい。(^^; かといってマニア向けにはどうかというと、「ゲイツマシン」という好感度の低さも相まって セガのように「ホントは凄いんだぜ!」的な評価もあまりされません。 う〜ん、不憫な子。(TT)

とはいえ、Xbox Live!の低レイテンシネットワークは、対戦好きな猫にとって期待のプラットホームなのですが、 やっぱり開発が大変なのか、はたまたXboxの普及率じゃコスト回収の見込みが無いからか、 それを生かしたコンテンツがなかなかでない。
セガなんて、DCで先行した分ノウハウはいっぱいたまっているハズなのですが、 プラットホームを失ってからこっち、ゲーム内容は堅実路線をひた走っているので、 全然出してくれません。う〜むぅ、こんなのセガじゃないです。

つまるところ、ゲーム不況な昨今では、確実にお金になること以外なかなか出来ません。 夢だ革新だ言っても、結局ネットワークゲームは現状ではお金にならないわけで、メーカもなかなか手を出してくれません。 ようやく採算ベースにのったかな?っていうPS2に参入するのが関の山といったところ。 それですら今までにあるタイプのネットゲームばかりで、ゲームテクノロジを一歩進めようという気概を感じることが出来ません。

新しいゲームを切り開こうと一番頑張っているのが世界で最も夢の無い企業というのは皮肉ですが、 お金が唸るほどあるMSはともかく、ソフトハウスがそれに付き合っていたらさすがにつぶれてしまいます。
それ故DCのサードパーティも巻きこんだ「全部のゲームをネットワーク対応にするぞ!」というお祭り騒ぎが、今は懐かしくてたまりません。

といっても、あの時のセガは成功か死かだったわけで、死に物狂いにいろいろやっていたからなんですが・・(^^;
結局死んじゃいましたし・・

と言うわけで、今回はノスタルジックかつ大げさに攻めて見ました。
長々と語ってみたモノの、一番に言いたいことは、

「私はただ、またバーチャロンのネット対戦がしたいだけなのに、どうしてそれが出来ないんだわさっ。 4年前には出来たのに〜(TT)」

と言うことだけなんですけどね。

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06月19日(木)

うひゃ〜、ウチの日記が紹介されてる!?
あまり読まれていないコーナだと思っていただけにとってもビックリです。

基本的に「思ったままを書いて、あれこれ悩まない」のが猫日誌のモットーですが、 レビューとして紹介されちゃうんじゃ、やっぱりきちっとフォローを入れておきたい所。
そう、猫は小心者です(^^;

続・IBM USB Keyboard with UltraNavを触ってきました。

さて、USB Keyboard with UltraNav の打鍵感ですが、 前回書いたとおり、ThinkPadそのままを想像すると とてもガッカリしてしまいます。 ですが、それでもそれなりの打鍵感はあるわけで、 ThinkPadに近い打鍵感を求めるなら OKIのMINI KeyBoardUよりは全然良いと思います。

どちらも店頭で触っただけなので、 ハッキリとしたことは言えないは辛いのですが、 IBMが、ThinkPadの部品を使って、あの値段でこの出来かぁ、 と考えてしまうと、猫にはとても買うことが出来ません(^^;

でも、現状でキーボードに「ThinkPad」を求めるなら、コレしかないとも言えるのが微妙なところ。

買いたいけれど、買いたくない。 う〜ん、理性と惰性の綱引きがとっても悩ましい。なんて罪作りなキーボードなのかしら?(笑)

以上、蛇足でしたっ。

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06月17日(火)

早いもので、C#を本格的に使うようになって早半年、もはや身も心もC#プログラマです。
そんな訳で、仕事でたっぷり使っているくせに、プライベートでも VisualSutudio .net を購入してしまいました。(^^;

購入したのはProfessional MSDN Deluxe Edition 優待版。
MSDNが着いてきたり、全部の.NET用言語が使えたりと、VS.netの中では一番お買い得感が高いのですが、 それでも価格.com最安店で74,000円と、かなり高い・・。うみゅう、今月はお財布がカラカラです(TT)

せめてVisualStudio 6.0までと同様に、Professionalの言語単品売りをして欲しかったのよね。

と、言うつかみとは全然関係ないんですが、今日の猫日誌はサターンパッドの話題です。

よ、み、が、え、る、サターンパッド

突然ですが、セガサターンパッドっていいですね〜。

セガサターンパッド以降、ゲームコントローラはおっきいグリップ付きの「コントローラ」に 移行してしまい、それとあわせてアナログ化してしまったので、 事実上、デジタルゲームパッドの最終形と言って良いでしょう。

特に、方向キー、ボタンの入力感触は出色で、最高のゲームパッドと位置付けるユーザも 多いと思います。

そんなセガサターンパッドですが、 PCへのコンバータに乏しく、せっかくの高品位パッドなのに再利用が難しいという悩みもありました。うーんもったいない。
そんな中、第三科学研究所よりセガサターンパッドUSB化基盤が 発売されたので、早速購入してみました。

セガサターンパッドUSB化基盤は、コネクタ変換基盤と違い、サターンパッドの内部基盤をゴッソリ置き換えてしまおうというもの。 これによりサターンパッドは完全なUSBパッドとして蘇ります。これはナイスです。

もちろん、基盤以外は本物のサターンパッドなので、 操作感触も基本的にサターンバッドのままです。これは嬉しいですね。
ただ、LRトリガはスイッチが基盤についているので、感触が変わってしまいますが、 USB化基盤の固めのスイッチの方がかえって「トリガ」であることを意識させるので、猫には好ましく感じます。 実際の使いやすさはゲームをやりこんでみないとなんとも言えないのですが、悪印象は受けません。

何はともあれ、コレでサターンパッドは10年戦えます! いい仕事するにゃぁ♪
以上、どうでもいいけど、タイトルは「復活のサターンパッド」のほうが解りやすかったかもしれない、と思う三猫でした。

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06月11日(水)

期待というのは考え物です。 だって、どんどん期待が高まって、過去のものまで美化されて、 その期待に答えるのはとっても難しいのに、 善戦しただけではマイナス評価になってしまう。

それって凄い残酷な仕打ちだと思うんです。 とはいえ、期待しちゃうんですよね。

IBM USB Keyboard with UltraNavを触ってきました。

というわけで、大変期待していた IBM USB Keyboard with UltraNav です。 秋葉原の PS/PLAZA WAKAMATSU に入ったそうなので早速触りに行ってきました。

IBM USB Keyboard with UltraNav は ThinkPad のキーボードをそのままデスクトップ用に移植したようなキーボードです。 というか、恐らくT40だかR40のキーボードをそのまま使っているような気がします(^^; 逆にいえばこれらのThinkPad並の打鍵感は期待して良いわけで、 デスクトップでThinkPadのキーボードを!と思ってきたThinkPadファンにとってはまさに福音。

さすがに名機と名高いThinkPad600のキーボード並の打鍵感を期待してはいけませんが、 それでもSpace Saver II Keyboard 以上の使い心地を提供してくれるはずです。

うにゃぁ、どっきどきしちゃうにゃ♪ といった感じで 触ってみたのですが・・・、あれ?れれ?・・・えっとぉ・・・。

う〜ん、結論から言えばまたしても期待はずれです。 こんなの、ThinkPadのキーボードじゃないやぃ。(TT)

まずお話にならないのが、テンキー部。 恐らく新規に作り起こしているものですが、このテンキー部は非常によくたわみます。 そして、クリック感もあまり無い、良くある打鍵感の酷いノートPCのキーボードになっています。
あえて言おう、SOTEC並であると!!

まぁ、でもテンキーは「もしかしたら」と思っていたからいいんです。 で、肝心かなめのメインキーはというと、確かにThinkPadのキーボードです。 このクリック感はとてもThinkPad的なのです、なのですが、ThinkPadのものよりもかなり打ちにくい。 何でかしら?と思って筐体を良く見ると、 なんと打鍵のたんびに筐体ごと盛大にたわんでいるんです(^^;

ThinkPadはマグネシウム合金などを使った剛性感抜群の筐体にしっかりとキーボードを止めています。 ところが USB Keyboard with UltraNavは、とても薄いプラスチックの筐体です。 マグネシウム合金どころか、鉄板も入っていませんし、 プラスチック自体を梁構造に整形することもない、とてもぺなぺなな筐体なんです。

これでは、例え同じキーボードを使っていても、良好な打鍵感は期待できません。

ThinkPadのキーボードは、筐体や部品の配置による剛性の違いにより変わってしまうキータッチを最良の状態に保つため、 キーボードを一機種毎にチューンしているそうです。 それを解っているなら、どうしてこんなクォリティのものを作ってしまうんでしょう。
ThinkVantageというのは単なる口先だけなのでしょうか。

そう、今回猫の期待を最も裏切ぎったのは、このキーボードのクォリティでなく、 「IBMの入力機器へのこだわり」です。
こういうのを裏切られるのが一番つらいのよね。

とはいえ、このキーボードは問題は筐体の作りであるわけなので、 次に控えるテンキーレスの USB Travel Keyboard with UltraNav は別筐体なので、 打鍵感の改善が望めるかもしれません。
というわけで、もうちょっとだけIBMに期待してみたいと思います。

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06月10日(火)

最近ちょっと暇になった三猫です。 といっても11時に帰るのが10時とか9時半になっただけなので、まだまだ忙しいのですが、 この一時間は大きいな、と痛感しています。 なんていったって、これだけで体調が安定するので「やろう」と思ったときに「やれる」という 強みを感じちゃいます。あとは「やろう」と思えるかが問題なのですが(^^;

XSLT と教育の無限ループ

というわけで、XSLTのお勉強をちょっとづつ進めています。 XSLTとは の略で、XMLドキュメントを別の形のXMLドキュメントへ変換する際に、 どういう形に変換するかを指定する書式指定のようなものです。

これの最もメジャーな使用法にXMLからXTHMLへの変換があります。XHTMLはXMLの一種であって かつ、ブラウザでHTML様に解釈されるので、これを利用すると純粋なXMLデータを、 XHTMLで記述された見栄えを意識した文書構造に変換することが出来ます。
これはニュースサイトなんかをDBレスで構築している場合にちょっといいかも、と思います。 三猫ヘッドライン、もぅ管理がアップアップなんですよね(^^;

そんなこんなで実益とスキルアップの一石二鳥を狙ってXSLTのお勉強をしているのですが、 まだ、XSLTのオーバービューを掴んでいないので、XSLTを使っているというよりはXSLTに使われているといった感じになってしまっています。 まったく困ったものです。

猫的にはXSLTの本質は xsl:template という或る要素を別の要素系に変換するテンプレートが ツリー上にネストしているもの、と(現段階では)認識してるのですが、 記述の仕方が「或る要素を見つけたら、こういうテンプレートに置き換える」って感じになっていて、 そうなると、一つのデータから一つのXHTMLページに2つの要素を作り出すのは、が出来ないんじゃない?と思うのです。 (例えば、ニュースデータから、ニュース一覧とニュース本文を作り出す、とかですね。)

もちろんそんなハズはないので、何か根本的な理解が間違っているんじゃ・・と戦々恐々してるのですが、 ならばとばかり、更なる理解を進めようしても、いかんせん技術全体のオーバービューがつかめていないので、 理解の方向性があっているかも定かではなく、あっちへフラフラ〜、こっちへフラフラ〜と、しています。 まぁ、こうやって迷走するのがお勉強の醍醐味ではあるんですけどね。

どんな技術も、全体像を掴んでしまえば、小手先技を一個一個覚えなくてもいろんなことが出来るようになります。 猫はこの状態になって初めて技術を習得したと言えるんじゃないかな、と思います。 だから、○○の100の技、なんて本が一番解りやすいんだ、なんて思ってるうちは、まだ習得段階だと思うんです。

もちろん技術を使いこなすことが最終目的ではなく、その技術を使って作りたいものを実現させる(たとえば、あ〜んなプログラムが作りたい、などなど) ことが目的ですので、例え技術に使われていようとそれで目的が達成できるのなら問題はありません。 時間が無いときに新技術に直面したとき、やっぱり一番役に立つのはTipsですもんね。

ただ、この業界、技術の移り変わりが速いので、或る一つの環境で、いろんなことの実現法を一つ一つマスターしても、 時間とともにその価値はどんどん薄れていってしまいます。
例えば、JAVAをTipsベースでマスターし、その全体像を把握していないと、その人はJAVAしか使えませんし、 C#なんかに手を染めなくてはならなくなっても、JAVAを覚えたときと同じような苦労をしなくてはなりません。

でも、オブジェクト指向言語ってどういうの?ってことを理解し、その一つの実装としてJAVAを捉えていれば、 C#なんて、1日2日で使えるようになります。(クラスライブラリは無理ですが) 要はC#という新しい言語を、英語と捉えるか、大阪弁として捉えるかくらいの差が生じるわけで、 この差は職業プログラマにとってとても大きいです。

という訳で、猫はモノを覚えるときは、まずその本質を理解しましょう。根っこから覚えましょう、というのが モットーなのですが、そういう場合どんな本を読めばいいかというと、行き着く先はリファレンスになります。

なにか似たモノ知っているなど概念をマスターしているときには、その技術の構造を示してくれるリファレンスは、理解への最短の道となります。 ところが、一から勉強する時にはいくら正確な表現で構造を説明されても、その概要がピンとこない限り、 説明句の説明がないと説明文がさっぱりわからないという理解の無限ループにハマリ、 リファレンスは意味不明の呪文の書かれたマジックブックへと化けてしまいます。 さしあたり効果は、眠気増進とやる気減退といったところでしょうか?(笑)。

と、言うわけで最後にたどり着くのはリファレンス系の読み物になると思いつつ、 Tips系の読み物で勉強しなくては手も足も出ないというのは、教育の本質的な欠陥だわね。 とそんなことを思いつつ、XSLTと格闘しています。理解に近道は無いのね・・。へみぃ(TT)

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06月07日(土)

半年くらい毎週土曜を休日出勤していると、それはそれで、そういう会社に 就職したみたいな気分になってくるから不思議です。
世の中には、そういう会社もあるのですから、手当がでるだけ幸運と思うべきなのかしら。

文月涼、再び吼える。

と、言うわけで会社に行く途中キオスクでPC USERを買ったのですが、今号の特集は 300万画素デジカメ特集。
日頃1/2.7inchの300万画素は最悪、と言っている文月さんだけに、 今号の特集もまた全機種駄目だししちゃうのかも・・、と思って読んでみたら、 ホントに全機種駄目だししてました(^^;
期待を裏切らないってのは良いことです。

普通こういう特集というのは、普段のその雑誌を買わないユーザがたまたま 「デジカメ買おうかな〜?」と思っているときに手を出すケースが多いと思うのですが、 見事に購買意欲を削いでくれます
文月さん曰く、「買って不幸になるよりマシ」ナノでしょうけど、 気のせいかだんだん購買意欲をそぐ表現に磨きが掛かっているような。(^^;

と、言うわけで文月節を追ってみようと思います。

今回の特集は、おそらく筆者が書いた特集の中で、最もつらかった特集である。 とにかく取り上げる機種、そのほとんどすべてが何がしかの画質的問題点を抱えており、それをひたすら指摘しつづけることになったからである。

まずは序の口、全て問題あり発言です。
ここで「比較的良い」というふうに逃げないのが文月さんの凄さでしょう。 でも毎回こんなこと書いてて仕事が来ることのほうが凄いです。

もし人生の決定的瞬間に持っていたのがそのカメラで、しかもそのカメラでしか記録できなかったとしたらどうだろう。 私は今回の特集で取り上げたほとんどについて、自分の人生の決定的瞬間を託したいと思えなかった。 例えば自分の子の生まれた瞬間に、駆けつけた自分が持っていたカメラがそれで、撮った写真がノイズにまみれていたら私は一生そのことを呪うだろう。 写真を見るたび、肌の暗部に浮かぶぞわぞわとしたノイズは後悔を呼び起こすに違いない。

呪われちゃってます。 買うなってことにこれほど具体例を出して言われると、効果抜群ってもんです。

もはや本特集で取り上げた300万画素クラスのモデル画像は、容認できる限度を越えている。 ガサツ。不快。下品。本来の目に見える世界からかけ離れた画像になってしまっているのである。

表紙には「300万画素クラスの入門機を選ぶ コンパクトデジタルカメラ18機種」とありますが、 一台たりとも選んじゃいません。 要するにこの特集は「買っちゃいけないデジカメ 18機種」ってことでしょうか?

その後、早急に画素拡大をすべきだが、急にヤレっていうのもなんなので、 当面はノイズリダクションとエッジ強調をあまりしないこと、するのならば 必ずエッジ強調とISOのパラメータ設定が出来るようにすること、と提案した後で、

しかしこれらはあくまでも緊急避難的処置であり、早急に根本的な解決を図るべきである。
もし自浄作用がかなわぬのであれば、ユーザに「極小画素はもうたくさん」といわせる手法を確立するだけである。 覚悟されたし。

前回お伝えしたときも、メーカに説教するなど かなりの暴れんぼうぶりを発揮してたのですが、 今回さらに上を行ってメーカを脅迫してしまいました。うーん、ステキ。
一人で世の中を変えてみせると言い切るあたり、失礼ながら猫は この人遂にデンパ受信しちゃったのねと思っちゃいました。

ただ、銀塩のころ「レンズの画質 = 解像度チャートの成績」 と言う風に捉えられていた時期があったのですが、 コントラストの再現性を数値で評価できるMTFの登場で 以来「解像度」が画質の一面でしかないというあたりまえの評価が定着しました。 なので、今回の発言も「もしかして?」とも思ったり。

まぁ、メーカを脅迫したんだから、やるだけのことはやって欲しいわ。 と、言うわけで、文月氏の今後の動向に期待です。

ところで、猫は?

猫が子供の時は、コンパクトカメラ の画質はそれはもう非道くって、 綺麗な写真を撮るなら一眼レフ、というのが不問律でした。
だから、コンパクトカメラに期待しているのは「写る」ってコトだけで、 「写り」なんか最初っから期待していませんでした。

その後、コンタックスがT2という高級コンパクトカメラをリリースしたり、 田中長徳なる写真家が「ホラ、コンパクトカメラもこんなに綺麗」なんて調子で、 京セラ Tスリムやニコンミニ、コニカビックミニ なんかを紹介して、 コンパクトでも綺麗なモノは綺麗、という風に認識が変わっていきました。

今のデジタルコンパクトは ユーザからして見ると、きっとその延長線上の認識でいるハズですが、 メーカ側は、どうも古き良き時代の「オートだけど低画質=コンパクトカメラ」という認識で居るように感じるんです。

猫は日頃 COOLPIX 2500を持ち歩いていて、この画質にはある程度満足しています。
もちろん不満な点を上げればキリがないのですが、 上位機種なみのサイズになるコトとのトレードオフと考えれば、納得できる範囲かな?と思います。

それでもし、後継機が出たらどういう機能が欲しい?って聞かれたら、 マクロモードでもBSS(ベストショットセレクタ)とホワイトバランスが使えるように成って欲しいとか、 赤がすぐ色飽和しちゃうのを何とかして欲しいとか、起動時間を短くして欲しいとか、 そういう所だけで、300万画素にして欲しいなどとは微塵も思わないですし、 なおかつそれで画質が下がるとあっては・・・。

実は COOLPIX SQ、クールなデザインで、スイバル、しかも 晴天の昼間で見やすい液晶ということで、かなり食指が動いたのですが、 ノイズが非道い、アンシャープマスクをパラメータでいじれないとのことで、 買うのを見送りました。

特にスイバルは液晶がファインダーなので、晴天野外で撮影するときは液晶フードが必需品です。(しかも、それでも見難い(TT) )
それを持ってかなくても済むようになるSQは、いつも持ち歩くスイバル機を求めている猫としては、かなり魅力的でした。 それだけに、くだらない高画素化でそれらメリットを台無しにされると、口惜しさ百倍です。

そんなこんなで、猫は文月さんが言った「覚悟せよ」が本当に実行されて、 メーカの心根を叩き治し、 小さくって画質の良いデジカメが普通に買える世の中になればいいな、と本気で思います。

バーチャルネット廃人 三猫は文月涼さんのことを応援しています。(最近更新ないにゃぁ(TT) )

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06月05日(木)

猫は語りたがりなので、なんかあると直ぐに語りたくなってしまいます。 そんなわけで、三猫ヘッドラインは当初のコンセプトである「勝手にヘッドライン」から遥かに逸脱して、 ニュース紹介と猫の独善的かつ浅はかなコメントで構成されているのが実情です。

ところが、ここ半年ばかり忙しい日々が続いていて、そのヘッドラインも「これはっ!」と思うニュースがあってもなかなか書くことが出来ぬまま ニュースの旬を越してしまうこともしばしば。 はっきり言って、とっても口惜しいです。

PSX

そんなこんなでPSXです。

PSXの実体は PS2 + ハードディスクレコーダです。

今やあらゆるメーカが狙っているホームサーバの地位ですが、 つい最近までそれに一番近いポディションにいると言われてたのがゲーム機でした。

次世代でのホームサーバの地位獲得を意識した「布石」となるゲーム機がリリースされているのが、 現在のゲーム機市場で、PS2がDVDプレイヤ機能を盛り込み「脱ゲーム機宣言」をしたり、 マイクロソフトはそのためにわざわざXboxを立ち上げたりと、 各社いろいろ頑張ってるにゃあ、といったところ。

ですが、ここにきて、ホームサーバーの新たなる本命、「ハードディスクレコーダ」が登場しました。

HDDレコーダがゲーム機よりホームサーバーに向いている点、それは常時電源が入っているという 点と、HDDがいっぱいになったときに、バックアップを取れるメディアを装備していることです。 (または、これら機能を搭載するコストを、市場が納得してくれる点です。)

そんな最中の PSX ですので、猫は「ついにソニーが勝負に出たか!」と柄にも無く興奮してしまいました。

HDDレコーダの最大の弱点はその普及率。 いくら便利とはいえ、既にVTRが普及しまくっている家庭にコスト高なHDDレコーダが浸透するのは、 まだもうちょっと先の話です。
だからこそ、買い替えサイクルが短く、容易に家庭に入っていけるゲーム機が有利だったりする訳ですが、 美味しいトコどりのPSXの投入で、ソニーがHDDレコーダ市場とホームサーバ市場をごっそり持っていってしまうかもしれません。

容易に浮かぶシナリオとして、かつてPS2が日本のDVD市場そのものを作ってしまったのと同じく、 HDDレコーダとしては破格の安さで展開されたPSXがHDDレコーダ市場そのものをブレイクさせてしまうということ。 ソニーは新しい市場を作るのが本当に上手なので、コレはかなりの確立で実現しそう。

また、AppleのiTune4のような、家庭への低価格音楽配信のキーステーションとするなど、 PSXを使ったあらたなビジネスも絶対登場するでしょう。(PSPとの連携も気になるところです。) そしてそのビジネスがPSXの魅力を更に増させ・・と良い循環ができちゃえば、 もうソニー無敵って感じになっちゃうかも。

ソニーの一人がちというのはセガファンとしてはかなり寂しい限りなので、 プロジェクトXばりに、 PSXが作り出す市場が、アメリカ中心の電脳市場への攻めの足がかりになって他の日本メーカにとってもプラスになる ・・なぁんてシナリオに発展してって欲しいものです。

そんなこんなで、PSXはかなり歴史的なマシンになるんじゃないかと思うのですが、 ちょっと気になるのは、そういう市場を狙っておきながら、ゲーム機部分がPS2であること。 ゲーム機部分がPS3でないのは正直意外です。

PS2は既に古いマシンに入りますし、なんといっても 新ハードでないので、初回出荷台数はそれほど伸びないかもしれません。

と、言うわけで「勝ちを急ぎすぎた」になるか、「機を逸しなかった」になるかは解りませんが、 とにかく面白いことが起きそうです。

・・と書いて見たものの、読み返せば当たり前のことしか書いてないじゃん(^^;

PSXはゲーム機としてどう?

でも、PSXってゲーム機として微妙なのよね。

TECHさんの考察の受け売りですが、 ゲーム機とHDDレコーダを合体させたとこまでは良いとして、 ゲームしながら録画したい、とか大丈夫なのかしら?

HDDレコーダのウリはタイムシフト録画だけれど、 ゲームが良いところだから、この番組は後から見たい!ってときに 上手く動くのかどうか・・。
HDDレコーダの制御とゲーム制御用のハードが別でないと、 すっごい悪影響がありそうです。

また、ホームサーバとかホームステーションとかは、一家に一台だから 便利なんですが、基本的にゲーム機やHDDレコーダが目指すのは一人に一台なんよね。

だから、PSX等の合わせ売り兵器は、ホームサーバ普及の暁にはめでたく分離しちゃうのかな?とも思ったり。 PS2買ってからDVDプレイヤを「買いなおす」人は多かったそうですし、(私もそうです(^^; ) 同じように、買うときは甘言で惑わさせ、やっぱり使いにくいとHDDレコーダ専用機などを買い直す・・ みたいな消費者にとってはどうよ?的シナリオが用意されているのかも。 ソニーも「HDDレコーダ市場と食い合うことはない」みたいに言ってますし。

そうなってくると、「HDDプレイヤ一体型ゲーム機」って使いにくいね、となって、 ゲーム専用機を買うムーブメントが起きて、PS系以外のゲーム機ももう少し普及することにならないかしら? ・・ってのは無理っぽさそうね。(TT)

と、ちょっとは当たり前でないことを書こうとしてみましたが、 今度はただ斜に構えただけで、当たり前なことには変わりないという最悪の結末に・・・。

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06月02日(月)

猫がゲーマーになったのはバーチャロンからです。 それまでは全くと言っていいほどゲームはやらない人だったのですが、 このゲームが出てから、基盤が買えるほどゲーセンでお金をつぎ込む お馬鹿さんと成ってしまいました。

今は昔、まだ私が暇だったOMG時代とOT5.2の頃のお話です。

マーズをちょっとだけ攻略。

と、いうわけで、時間が全然ないので最近はアッサリゲーマと化していた三猫ですが、 やはり三つ子の魂百まで、 久々に攻略をしたくなっている三猫です。 電脳戦記テムジンと言われているくらいテムジンびいきなマーズですが、 OMGの黄金時代からOT5.2のテムジン最弱時代を乗り越えて現代に至るテムジン一筋の猫としては、 ぜんぜん気になりません。
対戦でのこの強さだったら逆にへこむのですが・・。

そんな強いテムジンでも、やっぱり「操作が出来る」だけでは辛いのがバーチャロンのバーチャロンたる由縁ですので、 やっぱり基本的なテクニックは必要です。
今はネットがあるので、ゲーセンで他人のプレイやお友達から教わんなくても、 一発で調べられるので便利ですね。いやはや、良い時代になったもんだわ。

とういうわけで、ドラマティックモードを楽しむための極々基本的なテクニックをご紹介します。
(というか、猫はフォースやりこんでないから、基本的なのしか教えられないんです(TT))

真旋回

フォースはオラタンと違い、ダッシュ攻撃中の旋回補正が大変弱く、 相手を正面に見据えてないとダッシュ攻撃が当たりません。
まぁ、これはこれで良いのですが、相手コンピュータがなかなか回避上手なので、 闇雲に撃っているだけではNormalだろうと当たりません。

というわけで、ダッシュ攻撃が当たるようになるテクニック、「真旋回」です。

名前が仰々しいのですが、シンプルなテクニックです。というかテクニックなのかしら?

  [操作方法]
    ダッシュ中に攻撃入力した後、相手の方向に向くように旋回入力。

これだけです。(^^; これだけなんですが、やるとやらないとでは雲泥の差ですので、 まずはマスターしましょう。
ちなみに旋回入力してから攻撃入力すると、ダッシュ近接に化けてしまうので 注意です。

また、ターボボタンを片方押しながら旋回入力すると 旋回速度が上がります。蛇足ですが、ターボボタンは攻撃入力後にしないと ダッシュキャンセルになってしまうので気を付けてください。

旋回保存

真旋回がテクニックとしてはちょっと地味だったのですが、 同じダッシュ攻撃の旋回補正に関しては、もっと強力な「旋回保存」というテクニックがあります。

オラタンのような感じでダッシュ中に振り向き攻撃をすると言えば、覚える気も起きようと言うもの。 ちゃっちゃと説明しますね。

  [操作方法]
    ダッシュ中に、まず相手の方に向かい旋回入力。
    → 旋回入力のまま直に(スティック ニュートラルに戻さず)ガード入力する。
    → この状態で攻撃入力。

旋回を入力したまま攻撃入力するとダッシュ近接に化けてしまうのですが、 こうすると旋回動作は保存されたまま近接に化けずにダッシュ攻撃が出せます。

ちなみにスティックでは、旋回入力から直に両スティックを内側に倒します。 旋回位置から直接グリンっと内側に入れるのがコツです。

なれれば簡単ですが、ちょっと覚えるまでに時間掛かるかな?ってテクニックです。

旋回保存(ターボ版)

旋回保存を覚えたら、もっと振り向けるターボ旋回の旋回保存をマスターしましょう。

  [操作方法]
    ダッシュする。このとき押したターボボタンは離さずに押しっぱなしにする。
    → ターボボタン押しっぱなしのまま、相手に向かい旋回入力
    → 旋回入力のまま直に(スティック ニュートラルに戻さず)ガード入力する。
    → この状態で攻撃入力。

ミソはダッシュする時に押したターボボタンを押しっぱなしにするということ。 一度離しちゃうと、ターボボタン=ダッシュキャンセルに成ってしまう為です。

ターボにすることでかなり旋回するようになります。お試しあれ。

回り込みターボ近接

旋回続きでは面白くないので、ここらで一発「ワザ」っぽいのを。 でも回り込み近接とまた「回るネタ」なのはご愛敬です。

回り込み近接のやり方については説明書を参照してください。 要は自機が相手に対して横向いていると相手に向かって「直進」して斬ろうととするので相手の周りを回ってしまうという動作です。

回り込み近接は普通の近接攻撃だけに発生するので、通常ターボ近接では回り込み出来ません。 出来ないはずの回り込みをさせてしまうのが、回り込みターボ近接です。

  [操作方法]
    ガード入力をする。
    →ガード入力をしたままターボボタンを押す。
    →どちらかのレバーを横に倒すと同時にトリガー入力

これでターボ攻撃で回り込みが出来ます。
やってみると楽しいワザのですし、ガードされてもターボ近接なので相手がすっ飛びますので、 ガードの堅いCPUには打って付けです。

が、出すのにもたついてたら駄目なわけで、操作を指に覚えさせるのが肝心です。

あとはこちらへ、参考サイトさん

とまあ、これだけ出来れば普通にクリアできるかなってところです。 他のテクニックなどは以下のサイトさんなどをご参考下さい。旋回保存なども 猫の説明より判りやすいので、よくわからなかったらソチラを見るのが良いと思います。 (これを説明放棄ともいう・・(^^; )
ではでは〜♪

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05月30日(金)

昨日は久しぶりに定時(といっても、1時間残業してますが・・)で帰りました。 実に久しぶり、そう、半年振りになります。

別に仕事が暇になったわけでもなく、体調が悪かったわけでもなく、 実はバーチャロン マーズの発売日だったからなのです。 というわけで、コッソリ,ひっそり、帰っちゃったというのが真相です。

速報!バーチャロン マーズ。

長かった・・。DC版オラトリオ・タングラムのネット対戦が終わって、 1年と9ヶ月。本当に待ちに待ったバーチャロンは とても残念なことにネット対戦無し、ツインスティック無しでした。

かつてネッタン(DC版 オラトリオタングラムのネット対戦)で腕を競い合った仲間たちとの再戦がかなわなかった訳で それについてかなりガッカリなマーズですが、 それでもウレシハズカシのバーチャロンなので、7時間ほど連続で遊んでしまったのは内緒です。

ネットはとりあえず次回に期待ということで、今回は素直にドラマチックモードを楽しませていただきました。

一般にバーチャロンは「ガンダムリアル」の仲間だと思われている節がありますが、 初代から一貫してガンダムリアルからの離脱を訴えていたのもバーチャロンです。 その証拠が初代のイロモノキャラ「Fei-Yen」ですし、 当時のCDドラマは「私フェイ・イェン、14歳♪」など歌い出すバーチャロイド(注:パイロットではないんです)が 出てくるなど、その世界観は荒唐無稽です。

ですが、このバカっぽい世界観の背後にかなりディープなSF考証が隠されていて、 CDドラマでバカっぽいノリを楽しみつつ、SCHIMATICのようなハード設定本で 別の視点からそれを見る、というのがバーチャロンストーリの楽しみ方です。

今までのゲームではクールな感じを前面に出してましたが、 今回のマーズは独特のバカっぽいノリを初めてゲーム中でお披露目したので、 このノリに初めて触れる人も多かったと思います。なんか「バーチャロンストーリって三流よね」と 受け止められていないか、かなり不安です。

もっとも荒唐無稽な設定に世界観移入できるのは、リアルな演出があってこそなのですが、 いかんせんアーケードのセガゆえ、そこらへんのノウハウはまったくもってありません。

世界観以前に演出が幼稚で、まるっきり映像で見せるとことを考えていない造りになっています。 アヌビスのようなドラマ性を求めると痛い目に会うので、ストーリに期待せずにプレイしてみるのがベストでしょうか。
素直にマーズはコンシュマー向けバーチャロンの習作として受け止めたほうが良いのかもしれません。

つまるところ設定マニアがニヤリと出来るお話だけど、ストーリ物としてはまだまだだぁね、というところ。 個人的には楽しかったですけどね。

さて、 デュアルショックが出てからずっと言われていた、 アナログスティックをツインスティックにみたてた操作性ですが、ちょっとつらいわ、と言うのが正直なところ。
バーチャロンな雰囲気を味わうにはいいのですが、この操作性であの難易度は地獄です。

マーズはノーマルモード(一番優しいモードです)でも敵が結構つよく、 なかなか攻撃が当たりません。その割にはアーケード出自なので、マニアには「テムジン強すぎ」と 言われますが、敵が雑魚というほど弱くもありません。 それも相まって、よけい「ツインスティックがあれば〜、、」と思ってしまうのです。 悪く言えば入力方式が難易度を上げているってとこかしら?

それでも、アーケードでフォースをやり込んでいればテクニックで何とかなるのもこのゲーム。 ただ、バーチャロンは世代交代ごとに操作が一新されるので、オラタンプレイヤは つらいです。(猫はつらいかった・・・。)

慣れて慣れないことはないので、後は根気でしょうか? ただ、このマーズ、容量の関係なのか機体数がフォースに比べて大変少ないので、 キャラを揃える楽しみは半減していますし、Normal、Hard、Very Hard、Ultimateと PSO式に難易度が分かれているだけなので、よっぽどバーチャロンが好きでないと 飽きるのも早いかもしれません。
ここはネット対戦という要素が欲しかったところです。

と言うわけで、猫のマーズ のファーストインプレッションは フォースの移植じゃないと割り切って、HitmakerがまだPS2慣れしてないということを 考えれば上出来といったとこかしら。
腐ってもバーチャロン、操作に慣れれば楽しくなるゲームなのよね。

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05月24日(土)

なんか今週は疲れました。 総仕事量はそうでもないのですが、週の初めと週の終わりにピンチが有ったので メリハリがありすぎてとても疲れたのです。

このところの酷い状況をなんとかこなせるのは、お師匠さんに教わった 技と誇りと勇気のおかげなので、感謝しても感謝しきれないのですが、 そのお師匠さんのもとを逃げ出したのも私なのでちょっと後ろめたいなぁ。

ひまわり

猫は最初に身に付けたプログラミング言語はC言語ですし、今はC#を使っているようなプログラマなので、 プログラムというと「構造化プログラミング」以降の世代になります。

猫の理想のソースはお師匠さんのソースであり、 今でも会社を辞めるときこっそり持ち出したお師匠さんのソースをそっと取り出しては見て初心に返ったりしています。 ですので、猫にとって手続き型のプログラムとは「汚い」という印象しかありませんでした。

昔、猫言でも書いたのですが、猫が今常駐している会社はCOBOL上がりのVBScirptを使う会社で、 そのソースの保守性の悪さと読みづらさといったらもう神業に近く、 猫のちょっとは長いエンジニア生活の中でも群を抜いた酷さでした。

で、猫がこれはいかん、と自分に依頼されたソースに関してはキッチリ構造化して 作成したのですが、言われた言葉が「読みにくい」。
・・・もぅ、どっちがよ!!とそのときはとっても憤慨したものです。

彼がなんで読みにくいといったかは多分、 上から下に順番にプログラムが書いてなかったからでしょう。 確かに規模の小さなプログラムの場合、上から下に読めばいいというのは、確かに読みやすいのですが、 仕事で作るような大きなプログラムの場合、とても上から下へ読んでいられませんし、 同じ処理を何箇所にも記述されたり、細かな処理の集合体となってしまうことから 枝葉に惑わされて処理の大事な大枠を把握するのが困難になります。

こういった場合、プログラムを構造化することは、保守性を向上させるだけでなく、 枝葉の処理が関数に格納されることでプログラムの見通しが良くなり可読性も向上します。 ですのでそのときは、単なる勉強不足に付き合ってられないわ!!と思ったりしたのですが、 最近ちょっと考えなおす機会がありました。

それは、クジラ飛行机さんが公開している日本語プログラミング言語ひまわりです。

ひまわりは有名な日本語プログラミング言語で、猫も昔からその存在は知っていましたし、 簡単な概要や文法も知っていました。
で、「うん、初心者にいいわね、かなり良く出来てるし。でも自分で使う機会あるのかしら?」 と思っていました。

ところが、最近ひまわりで記述されたちょっと大きめのプログラムを見る機会がありまして、 これのソースがまた私を驚かせる出来だったんです。
だってね、最初ただのテキストかな?って思ったんですよ、私。 それくらい普通の日本語の文章だったんですもの!

私がいままで見てきたのは至極単純なサンプルだけだったので、

「あなたのお名前は?」と、尋ねる。

もし、それが、「」ならば、
    「黙っていたら何も伝わらんだろう!」と、言う。

違えば
    「素敵なお名前です。」と、言う。

おわり。

なんてソースを見ても、「へぇ〜、やっぱり if は"もし"なんだぁ。」とか、 「"言う"が MessageBox で "尋ねる" InputBox なのね。」とか位にしか思っていなかったのですが、 長いソースだと日本語の迫力が違いまいた。(笑)

そもそも猫は日本語にしたところで、プログラムの構造自体は変わらないのだから、 初心者にも作りやすいなんてことはない、と思っています。
だって、"if( hoge == true)"と書こうが"If hoge = True Then"と書こうが "もし、ホゲが、はいならば、" と書こうが、処理構造に代わりは無いんですもの。
だから猫はメリットがあるとすれば「初心者が英語アレルギでプログラムもキライになっちゃう事が無い」とか、 「呼べば一発の便利なメソッドがいっぱいある」とかいう面くらいかな?って思ってました。

でもね、でもですね、長文のプログラムを読んでみて思ったのは、「読める」って事なんです。 だってちょっと変だけど、まぎれもない日本語の文章なんですもの!

普通、プログラムってなかなか初見では読めないものです。
例えば猫とかはプロですから、初めての言語でもパラダイムがよほど違っていなければ リファレンスがあれば問題なく読めます。 裏返ししていえば、リファレンスが無ければ初めて見る言語で書かれたプログラムを読むのは プログラマにだって難しいってこと。

ですが、ひまわりで書かれたプログラムは、 なんのリファレンスも無くすらすら読めるし、なにをやっているかも一目瞭然です。 これは本当に凄いことです。

今日の今日まで、猫の指向はプログラム=作る にばっかり傾いていたため、 自然言語に似せるメリットが全然思い浮かばなかったんです。 正しい日本語を書いたところで、それがプログラムとして動くわけでない、 だから結局「プログラミング言語」の文法を勉強しなくては何も出来ません。
が、プログラムを読むだけなら、プログラムのソース = ちょっと変な日本語 というのは 大きいことです。

もし、ひまわりを使って本格的に構造化プログラミングをしたなら、 もう日本語の文章じゃなくなっちゃうので、きっとひまわりの「読める」ってメリットは 目減りしちゃうんでしょうね。

というわけで、「手続き型の方が読みやすい」ってのも言語仕様によっては一理あるのかなっておもったり。 まぁ、お仕事でのケースはやっぱり「それとこれとは違う」って思うんですけどね。

ひまわりの凄さ

ひまわりの凄さってほんと、長かろうが短かろうがソースを読んで、理解できるってことに有ると思うんです。

作文の出来る日本人がひまわりでプログラムを作れる訳ではなくても、 ひまわりで上手にコードされたソースは、日本人なら誰でも読める。
これはひょっとして、コメントもドキュメントも殆ど要らない、コードを読める人材を育成することも要らない、 非常に低コストなプログラミング環境というモノ凄い言語じゃないのかしら!?

人間できるようになっちゃうと、そこを基点にものを考えるようになっちゃいます。 猫の視点では、やはり構造化プログラミングのほうが「良い」プログラム記法でと思いますが、 では自分以外の視点で考えてみようとしても、この考えは変わらなかったと思います。
猫が日本語プログラム言語を設計したら、それはきっと日本語である意味の全くないものを作っちゃったんでしょうね(^^;

自分の視点には柔軟さがないよね、とちょっと気落ちする反面、 ゼロから始めるVB講座といい、ひまわりといい、クジラ飛行机さんって凄い人ね、と思う三猫でした

多くの言語がオブジェクト指向へ突き進み、「専門家」しか読めなくなっていく中で、 ひまわりが「読める」低コストを引っさげて、 個人の業務ヘルプにとどまらない、「売り物プログラム」に使われだして成長してったら、、、と 思わず夢を見ずにはいられません。
誰でもソースを読めるプログラム言語が普及したなら、きっとプログラムの品質ってどんどん上がると思うんだけどな〜。

VBScriptって。

猫はVB系シンタックスがあまり好きではありません。 だって、

    If Hoge = True Then
        alert "ホゲが正しい!"
    End If

よりも

    if( hoge == true )
    {
        alert( "ホゲが正しい!" );
    }

のほうが処理がブロックで見えやすいからです。
プログラムの本質はブロックとセンテンスの集合ですので、それを意識しやすい文法のほうが 私は使いやすいし、好ましいものに感じます。

ですがですが、ひまわりをちょっと触っちゃったことで思っちゃったんですよ。 BASICの文法って英語圏の人にはひまわりのように読みやすいのかな?って。

猫は日本人なので頭で考えてるだけですが、 「BASIC系のシンタックは自然言語に近いからプログラムを作るのは簡単」というのは 「そんなことないよぉ」と思っています。 英語が解っても結局自然言語になりきれている訳ではないので、英語ができる=BASICが書けるわけではないからです。

でも猫がひまわりのコードを簡単に読めちゃったみたいに、BASICも英語が出来るのなら結構読めちゃったりするのかしら?と思うのです。 だとしたら、ずるいよね〜。なんか日本人に生まれてきて損した気分です。

ひまわりをいじってもう一つ思ったのは、「変数の宣言が要らない」というのはもしかしたら意味のあることかもしれない、ということ。

変数の宣言というのは、大抵のプログラム言語では必要で、

    int suika_count;                  // スイカの数を格納する変数

    // スイカの数を取得 --------------------------------
    suika_count = GetSuikaCount();      // スイカの数を取得する関数を呼び出す。

    // サービス期間中なので、一つスイカを追加する。 ----
    suika_count += 1;

のように、値を受け取る箱をあらかじめ作っておく命令を書くことを言います。 VBScriptやJavaScriptなんかは変数の宣言をしないでも、新しい単語が出現した時点で 勝手に変数を作ってくれます。
これは変数に型(何を入れるための変数なのかということ)を持たないから実現できる仕様なので、 意図するところは「楽で便利」なのでしょうが、実際のところ

  • スペルミスをすると、新しい変数を作ってしまう
  • 勝手につくるので、中に何が入る変数なのか指定できない(文字をいれたいのか、数をいれたいのか等)

と、なんかかえってデバッグが大変になることばかりでした。 宣言できて、型があると、コンパイラはスペルミスをすれば教えてくれるし、 数を扱いたいところで文字が入っちゃうようなときも教えてくれるので、プログラムを作るのが楽になります。

ですが、自然言語に変数宣言はありえないよね、と思ったり。 ひまわりですが、もしこれが変数宣言が必要だったら日本語として崩壊します。 変数宣言が無いから、「変な日本語」にとどまれるのね。

で、ここまで考えて来た結果、英語圏の人にとってVBScriptってのはもしかしたら ものすごく読みやすい言語なのかもしれない、って結論に。 実際のところはわかんないのですが、ひょっとしたらひょっとして、ね。

といまさらながら思う猫はやっぱり英語が大の苦手のようです。

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05月19日(月)

お仕事のほうは急転直下の展開を迎え、プロジェクトリーダが遥か北の大地に飛ばされてしまったり、 主要メンバは他プロジェクトに持ってかれてしまったりと、どうしようもないくらい人手不足になってしまいました。
私が常住しているお客様の次世代のメインプロジェクトだというのに、 その命運がしがない外注のヒラエンジニアの手にゆだねられる状態ってどうなんでしょうね。

Space Saver II Keyboard さん

早いものでSpase Saver II Keyboard を使い始めて 1週間がたちました。 相変わらず忙しい仕事をこのキーボードでこなしているので、だいぶ手に馴染んで来た感もあります。

購入前に懸念していた打鍵感ですが、まったく気にならなくなりました。 「指への喜び」という観点ではチョット失格なキーボードですが、 実際の使用についてはホントに問題がありません。

何よりもコンパクトであること、トラックポイントがあることの恩恵はすばらしく、 とてもお気に入りのキーボードになってしまいました。

トラックポイントですが、現在ソフトリムで使用しています。 個別面談ではNG出しをしたソフトリムですが、 トラックポイントドライバで感度をもっとも軽くして、あまり倒さなくても 移動できるようにすれば、一応実用の範囲内におさまりました。 それでもやっぱりキーに触れる感触は気になるので、そういう時は キートップのトラックポイントに触れる部分を削るといいのかもしれません。

トラックポイントの操作感触のよりも、 トラックポイントの表面積が大きくなったせいで周辺キーを打鍵じに指が触れやすくなってしまうことのほうが深刻です。 キー打鍵中にカーソルがワープてしまうので非常に鬱陶しいです。
特に「B」キー入力時に触れやすいのよね。

ThinkPadのトラックポイントをソフトリムにしてもそういうことはなかったのですが、やはりキーのストロークが深いからでしょうか?
まぁ、それらを差っぴいてもソフトリムは私に合っている様なので、今はずっとソフトリムをつけて使っています。

もう一点使ってみて気になったのはこのキーボードどうやら重心が右によっているらしいことです。 キーボードを押すと、右のゴム足を軸に回転して動いてしまうのです。普通に打っている限り めったに動きはしないのですが、ちょっと引き寄せようとしたりすると気になります。

といった風に、些細な点は気になってももうアバタもエクボ状態まで来てしまったSpace Saver II Keyboard、 今一番怖いのは、鍵人さんでも Space Saver II Keyboard で遊ぼう!でも言われている 打鍵感の経年劣化です。
ゴム椀の劣化はなってみなくては解りませんが、質の良くないスライダでの打鍵感を支えている潤滑材の揮発は ホントどうしましょうか・・。
猫としては、この潤滑材を市販してくれない限り揮発はおろか、 キートップを外して付け置き洗浄することすら出来ません。IBMですし、市販しないかしらね・・。

そんなこんなで4回にわたってお伝えした Spase Saver II Keyboardのレビューはひとまずここで終了。 劣化問題とかでたらまたお伝えしたいと思います。・・・伝えないで済むのが一番なのよね(TT)

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05月13日(火)

同じネタで3日連続更新・・。いやはや。

快適、TrackPoint生活

無事分解写真もとり終えて再び会社にやってきたSpace Saver II Keyboardちゃんですが、 購入当日はとりあえずということで、Windows2000のデフォルトドライバでのお試し運転でした。 一応デフォルトのドライバでも動作に問題はないのですが、 やはりマウスのドライバ、根本的に違うデバイスなので持てる機能をフルに使えるわけではありません。

これから主役となるデバイスなのにそれではちょっと心もとない。 Space Saver II Keyboardには持てる力の全てを出してもらおう!というわけで TrackPointのドライバを入れてみることにしました。

ドライバを入れよう

会社の環境はWindows2000なので、付属のCDをつかってはいけないらしいのですが、 とはいえ、センターボタンがまんまマウスのセンターボタンとして動作しているのは ThinkPad使いの猫としては我慢なら無いところ。
というわけで、会社の(しかも常駐している客先の(^^;))パソコンにドライバを入れてみました。

ドライバはThinkPad用の最新版を利用。 もちろんThinkPadでは無いので、インストール手順は変わります。簡単にまとめるとこんな感じ。

まずはThinkPadのWin2K用最新ドライバをダウンロードして、それをダブルクリックします。 そうするとデフォルトパスで C:\DRIVERS\W2K\TPOINT\ を生成する、というところまでやっておきます。

そしていよいよドライバの適用です。

  1. [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[システム] で、[システムのプロパティ]ダイアログを開く
  2. [ハードウェア]タブで[デバイス マネージャ]ボタンをクリックして[デバイス マネージャ]ダイアログを開く
  3. ツリービューの[マウスとその他のポインティングディバイス]を開き、[PS/2互換マウス]をダブルクリックしてプロパティダイアログを開く。
    (「PS/2互換マウス」が出てこないときは[表示]→[非表示デバイスの表示]を実行
  4. [ドライバ]タブの[ドライバの更新]ボタンをクリック
  5. [デバイス ドライバのアップグレードウィザード]ウィンドウが開くので、[次へ]をクリック
  6. ラジオボタンで[このデバイスの既知のドライバを表示して...]を選択して[次へ]ボタンクリック
  7. [ディスク使用]をクリック
  8. [フロッピーディスクからインストール]ダイアログで、[製造元のファイルのコピー元]コンボボックスに 先ほど解凍したThinkPad用TrackPointドライバのパス(デフォルトだとC:\DRIVERS\W2K\TPOINT)を入力して[OK]をクリック
  9. 元のウィンドウに戻るので[次へ]をクリック
  10. 「互換性云々」という警告ウィンドウが開くかもしれないけど無視して[次へ]
  11. あとはそのまま進めばインストール完了

という手順でした。あ、一応、やる場合は自己責任で。 猫は大丈夫でしたが、他でも大丈夫だとは限りませんしね。

至福のセンタースクロール

ThinkPadで感じていたのですが、こうしてデスクトップでもトラックポイントをつかうとしみじみ思うのは センタースクロールっていいなぁってこと。

トラックポイントの良さはホームポディションから手を離さずにマウスカーソルを操作できる点だと 言われていますが、むしろ便利なのはホイール操作をホームポディションで出来ることかと。

もちろんキーボードでもスクロールはできるのだけど、 ちょっと前を見たりするときなんか、PageUP/PageDownやカーソルキーのスクロールじゃ スクロールが大味すぎたり、文字カーソルも動いちゃったりで、帯に短し・・なのよね。
その点トラックポイントのセンターボタンスクロールなら、マウスホイールのようなニュアンスでも スクロールできます。これはかなり便利ですよ。

トラックポイントってタッチパッドと違って、マウスの代替というよりは別カテゴリのポインティングデバイスなんですね。

マウス操作とキーボード操作をシームレスに切り替えられるのは、他のポインティングデバイスにない特徴です。 猫はエクスプローラでファイルを開くときの、選択→[右クリック]→[N]→["アプリケションの頭文字"]なんて コンビネーションこそ、トラックポイントの真髄だと思います。

なんかこうも便利だと正直打鍵感に関する些細な不満なんか吹っ飛んでしまう感じで、 もし打鍵感のいいキーボードを入手してもTrackPointの便利さと引き換えに 交換する気になるか、はなはだ疑問になってきちゃいました(^^;

今自宅で一番使っているキーボードが ThinkPad s30のキーボードなんですから、 予想できたといえばそうなんですけど。う〜ん、キーボードマニアとしてこれでいいのかしら?(^^;

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05月12日(月)

と、いうわけで一昨日の晩から昨日の夜(というか今日の3時)までかけて ようやくスペースセイバーIIキーボードのレポートを書き上げたわけですが、 分解するにつれ「なんだかなぁ」と思うことがしばし。

まず最初に疑問に思うのはこの値段とって置きながらなんでこんなに簡略化してるのかってこと。

もちろんトラックポイントを実現するのにお金が掛かっているのはわかるけど、FKB8740程の拘りも持ち合わせていないのはなぜ? 結果として潤滑材の力をかりてなんとか合格点に打鍵感を持ち込んだものの、これは少なくても「高級」キーボードじゃないんよね。
後一歩頑張っても良かったんじゃないかしら?

とはいえ、レポートを書いていてとても困ったのは、打鍵感は悪くないという点。

ほんと、悪くないんですよ。だって猫はお仕事パソコンのキーボードをRT6652TWJPと交代させようと思ってるんですもの。 (気分一新,と言う意味で定期的に替えているです。)
悪ければ思いっきりパッシングすればいいだけなのだけど、悪くない。 悪くないんだけど、だけど〜っというニュアンス、上手く表現することができませんでした。

それにしても、Spase Saver II Keyboard で遊ぼうは凄いですね。 猫のハートにSSK II の火をつけたのはこのサイトですし、きっといろんな鍵盤好きの人たちにとっても 物欲の火種となったはずです。(笑)

誉めるでも、けなすでもなく、ありのままを伝えて尚且つ物欲を刺激する。猫もこうありたいものです。

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05月10日(土)

五月になりました。予想通りゴールデンウィークなんてものは全然無かったのですが、 この業界に入った自分が悪かったのねとあきらめて素直に働きました。しくしく(TT)

ここ最近非常に肩がこっています。今までは、肩→首→頭とコリが広がってきてたのですが、 最近は 肩→脇の下→腰 という広がり方をしていて、痛くて肩が上がりません。

そんな話をしていたら四十肩だと言われてしまいました。・・うう、そんな年じゃないもんっ。 あとは職業病だとも・・。ふみ・・・キーボード変えるかぁ

Space Saver II Keyboard の駆け込み購入

とそんな感じでキーボードを買う口実にしてしまうあたり、相変わらずなのですが、 ちょうどPS2日本語版のスペースセイバーIIキーボードが生産終了していたので 買わなくちゃなぁと、先々週くらいから探していたのですが、どこも売り切れだったんです。

あちゃ〜っ、これはもう手に入らないのかしら、と思っていた矢先、 若松通称の地下で「最終入荷」と銘打って売っていたのを見つけたため、1も2もなく買ってしまいました。 ・・すみません、肩こり云々はただの言い訳です(TT)

ThinkPadラブな猫は当然スペースセイバーIIが気になっていたのですが、 店頭で触った打鍵間がいまいち気に入らなかったのと、PrintScreenやNumLockなどが 配置される関係からDeleteキーが一段下に移動してしまったのがイヤなのとで ずっと見送っていました。

ところがこのキーボード、どうやら中身はNMB製らしいということ。 NMBキーボードにそう打鍵感は悪いものはないはずですし(偏見)、だとすると店頭で触った酷い打鍵感は単なる壊れ掛けのせいだったのかもしれません。 そういえばトラックポイントもつるつるでしたしね(笑) そうなってくると俄然欲しくなってきちゃうのが、キーボードマニアの性というもの。キーボードの価値は打鍵感にありけりですからねっ♪

生産終了と騒いでいますが、 生産が終了といっても、PS2接続の日本語スペースセイバーIIキーボードだけで、 USB接続版は引き続き販売してますし、英語PS2版がUSB版と同じ筐体をつかった新型に代替わりしていますから、 日本語も新型に変わるだけかもしれません。

スペースセイバーIIキーボードはThinkPadでおなじみのトラックポイントが付いているのも売りの一つですが、 PS2のスペースセイバーを使うとマウスポートも使ってしまうし、 キーボードについているマウスポートからだとのスクロールは使えなくなってしまうので、本当はUSB接続の方が 良いといえばよいんです。

でもUSB版はNMB製では無くなっているらしいということ、新型PS2スペースセイバーはUSB版ベースになってしまうらしいことから、 NMBスキの猫はもう買うしかなかったわけです。

そんなこんなで今日職場パソコンに取り付けたスペースセイバーでこの駄文を書いているわけですが(^^;) で、使用感はどうなのかというと、結構使いやすいです。
店頭で触ったときのような妙な軋みも重さも無く、ポコポコッと打てる感触は結構気持ちいいです。 とりあえずこの新品の打鍵感は気に入っています。
(が、使い込むと店頭展示品のようになるかとおもうと憂鬱でもあります・・)

でもどこかでこんな感触味わった気がするのよね・・と思ったら、MicroSoftやLogitecのキーボードの 感触なんですね。 てか具体的にはMicrosoft Office Keyboard!。そう、親父様に無理やり交わされてしまったアレです!! 作ってるとこ一緒だもん、そりゃそうよね・・(笑)

あとはやっぱりトラックポイントがあるのはいいですね。 猫はプログラマなのでキーボードから手を離さずにマウスカーソルを移動できるのはとても便利に感じます。 ただ、Deleteキーについては予想通り使いにくく感じました。

今回買ってみて一番びっくりしたのはWindowsキーです。 なんとWindowsマークがXPのものになってるんですよ。当然といえば当然だけど、 スペースセイバーキーボードIIは旧ロゴってイメージがあるので なんか違和感有りませすね。

そんなこんなでおおむね満足なのですが、 やっぱりキーのさわり心地や筐体の剛性によるカチッとした打ち心地など、 いままで仕事用キーボードの座に収まっていたRT6600系には比べるとかなり見劣りするのが正直なところです。
それに起因するキータッチの安っぽさは、本機のお値段7,600円に見合わないような気もしています。 メインの座に居座るにはいま一歩なのよね。

せっかく会社のPCに取り付けたのですが、サイトのネタにする関係上 早速取り外して家に持って買えることにします。さぁ、分解ですっ!!

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2003年4月

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04月19日(土)

走りつづけて疲れている自分に力を与えてくれるのは、 愚痴を聞いてくれる人でも、もう止まっていいよと言ってくれる人でもなく、 自分以上に頑張ってる人なのね、とちょっと思った。

人って癒されなくても頑張れるのね。

そして 「ああ、こうやって人は限界を越えて倒れちゃうんだ」とも思ったり(笑)。 どっちがいいのかわかんないけど、とりあえず頑張りましょ。

一足お先にバーチャロンマーズ

今日アキバのアソビットシティでバーチャロンマーズの体験会があったので行って来ました。

バーチャロンマーズは、初の他社ハードで初のストーリメインと これまでのバーチャロンシリーズとはちょっと毛並みの違う作品です。 こういう「お初」は歓迎するのですが、猫がちょっとがっかりしてるのは 初のツインスティック無しバーチャロンだということ。

猫はバーチャロンを初代からずっとやっているので、ツインスティックへの思い入れは格別です。 今回の体験会でツインスティック無しの操作性がいかなるものか、ぜひぜひ確認したいと意気込んで出かけたのでした。 (と、いいつつも毎度の出社途中の寄り道でしたが)

そんなこんなで初お目見えしたバーチャロンマーズ、第一印象は「案外キレイ」でした。
雑誌写真をみる限りあんまりキレイそうで無かったのですが、 どうしてどうして動いているのを見るとキレイですね。
PS2はVRAMが少なくテクスチャが大変なのに、バーチャロイドのデザインは テクスチャバリバリですので結構心配していたのですが、杞憂でした。
ただ、ジャギーは・・でまくりでしたが(^^;。

さて、肝心の操作性です。
バーチャロンマーズは4つのコントロールコンフィグがあり、 そのうち二つが「TWINモード」というツインスティック風設定になっています。

猫は TWINモードのうち、左右アナログがスティックになっているヤツを試してみました。 おうちで脳内シミュレートした限りでは結構いけそうだったので期待大です。

ふみ、さあプレイしてみるぞ・・とやってみたのですが・・。へみぃ・・ダメだにゃぁ。 あっという間にゲームオーバーでした(TT)

猫がフォースをやりこんでいないというのも大きいのですが、何よりも 「L1、R1 =ターボ」、 「L2、R2 =トリガー」という割り振りがつらかった。
人差し指がトリガーじゃないというのは、ホントに本当につらかったです。

あとふにゃふにゃなスティックでガード、ジャンプをキチっとキメるのも つらいかも・・。ただ、これは馴染めなければ 十字キーと ○×△□ボタンを左右スティックに見立てる TWIN2 モードを使えばいいのかも。

そんなこんなで期待していたTWINモード、予想に反して直ぐにはなじめませんでした。 ただ、やりこんでもダメダメかというとそこは解らないので、結局首をなが〜〜くして 発売日を待つことになりそうです。うにゃうにゃ。

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04月14日(月)

そろそろニュースを復帰させたい三猫です。ですが、睡眠への欲求が凄くて なかなかニュース記事を書けません。・・・春ですし。

・・ううっダメです。

結局健気を装ってみても、「可愛そうと言われたい症候群」な三猫ですから、 黙っているなんて当然出来ません。 ええいっ、言ってやるにゃ!
仕事つらいよぉ〜っ、時間ないよぉ〜っ、やすみたいよぉ〜っ、絵が描きたいよぉ〜っ

じゃ、この日誌はいつ書いてるんだって?そりゃあもちろん仕事中です(えっへん)。
ええっ!?「だったらさっさと仕事終わらせて帰れ!」ですか? あうあう、ごめんなさ〜い(TT)。

4コマがマイブーム

最近4コマ漫画がマイブームです。もともと4コマ描くのはスキでしたし、 普通の漫画に比べて読むのに時間が掛かるのでコストパフォーマンスの良さも魅力です。

そんな猫は最近まんがタイムなんかを読んじゃったりするのですが、 そんな雑誌を抱えてるとなんだかとっても老けたような気がします。(^^; いえいえ、ただのイメージだってのはわかっているのですが、わかっているのですが・・・。

となると、買うべきは単行本です。単行本にブックカバーを付けてもらえば あら不思議、PSOの4コマだって読んでたって恥ずかしくないですわ♪ ・・えっ?ドリマガを電車で読む奴がその程度で恥ずかしがるなですって?
そりゃあ・・・・もっともだわ(^^;

そんな4コマ漫画のなかで最近のお気に入りは ひらの あゆ先生のラディカル・ホスピタルです。

ラディカル・ホスピタルは病院を題材にした4コマ漫画です。 無精ヒゲでザンバラ頭の外科医 榊先生を主人公に愉快な外科病棟の生活を描いた作品です。
医者を題材にした作品は多いなか、この漫画をキラリと光らせているのは リアルな生活感と、リアルなキャラ描写でしょう。

ラディカル・ホスピタルの病院はとっても生活感があります。
実際にどうだかは知りませんが、 「作者さんは昔 医療関係者だったんですよ」と言われたら 納得してしまうほどシッカリした病院描写です。

SFや歴史モノと違って、社会人相手に現実の社会を舞台にした作品を書くのって大変だと思います。 だって、登場人物と読者は同じ世界にいるのでちょっとした違和感に敏感ですし、 それでいて作者は「漫画家」というちょっと違う世界に身を置いてるわけですから。

もちろん割り切って「絵空事」にしてしまうのもありですが、 やはり猫も社会人ですからどっちかというと「絵空事の会社」とじゃない方に共感を覚えちゃいます。

もう一点特筆すべきは、登場人物全てをキチンとキャラ立ちさせていることです。 極彩色の個性をつけるのじゃない自然な個性に脇役一人にも愛着が湧いてきます。 きっとこの漫画のファンはたいてい「お気にキャラ」持っているんじゃないかしら?
(ちなみに猫は関口さんのファンですにゃ。)

これら2点が合わさって4コマ漫画でありながら魅力的な「場」を作り出せる、 コレが ラディカル・ホスピタルに魅かれる理由かなって思います。

この魅力を生かせるのも、「1辺ごとに楽しませる」「話全体でしっかりテーマを持つ」 といった4コマの基本をしっかり抑えていること、 そしてこういった品質を毎回キッチリ維持しているからなのでしょう。

ひらのあゆ漫画には 漫画のプロの力をひしひしと感じさせます。 本当はそこが「仕事のプロ」が読む雑誌で人気を保つ秘訣なのかもしれませんね。

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04月07日(月)

この猫日誌も早いもので公開し始めて1月半経ちました。当初は時間の関係でまったく更新できなくなった猫言の代わりに、 もともと未公開で書いていたネタ帳兼日記を公開し始めたものでした。

そのため、最初のほうはぶつ切り文章の固有名詞でまくりだけど本来日記なんでその辺はご勘弁を・・、 なんて甘えたスタンスでしたが、やはり見られるという意識があるのは違いますね。 だんだんと文章としての体裁を整えるようになってきて、今では 猫日誌の文章と猫言の文章では何が違うのかさっぱりわからなくなっちゃいました。(^^;

ただ猫言として書くときは、「落ちをつける」、「ある程度のボリュームを持つ」、「常にテーマは一つ」という 制約があるので、それがない分こちらのほうが楽です。で、楽になれると人間なかなか元に戻れないのよね(^^;。 つまり当分このまんまでしょう。・・・あははは・・・・・・・はぁ。

HTMLとスタイルシート

三猫OnLineは、一応文書構造にHTML、見栄えにCSSと分離構造をとっているサイトです。 もっとも、デザイン先にありきだったので 文書構造的には崩壊しています。(^^;) ちまちまと手を入れているのですが、どうも大手術をしないと無理そうです。

そんなへっぽこCSS使いの猫でも、CSSの恩恵は凄く感じます。 なんてったって、CSSのおかげでテキストエディタでの管理が可能になっているのですから。

HTMLって?

本来のHTMLは論文などの章立てドキュメントを論理マークアップ言語です。 論理マークアップとは「ココは見出しだよ」とか「ココは段落だよ」とかいう文章の構造を マークしていくことを言います。

例えば、

1章 三猫オンラインとは
        本章では三猫オンラインの概要について述べるものとする。

  1.1 三猫オンラインの歴史
    1.1.1 黎明期
        三猫オンラインは当初、キャラクタ「三猫」を主軸に置くサイトではなかった。

        しかし、PSOにハマりまくっていた作者は、PSO上でのキャラクタをメインナビゲータに
        急遽据えることにした。

        これが三猫オンラインの始まりである。

    1.1.2 邂逅期
        以下略・・・

のような文章があったとき、HTMLでは

<H1>1章 三猫オンラインとは</H1>
        <P>
        本章では三猫オンラインの概要について述べるものとする。
        </P>

  <H2>1.1 三猫オンラインの歴史</H2>
    <H3>1.1.1 黎明期<H3>
        <P>
        三猫オンラインは当初、キャラクタ「三猫」を主軸に置くサイトではなかった。
        </P>
        <P>
        しかし、PSOにハマりまくっていた作者は、PSO上でのキャラクタをメインナビゲータに
        急遽据えることにした。
        </P>
        <P>
        これが三猫オンラインの始まりである。
        </P>

    <H3>1.1.2 邂逅期</H3>
        <P>
        以下略・・・
        </P>

のようにマークアップします。こうすると、コンピュータにもドコが見出しで、 どこからどこまでが段落なのかわかるようになります。そうすると見出しだけ抜き出して目次にしたり、 箇条書きだけ抜き出してみたり、電子文書としての利便性が格段にアップします。

見栄えでなく論理構造を記録すれば、文章データをどんなワープロソフトで利用することも十分可能に出来ます。 ディスプレイに最適なレイアウト、ケータイに最適なレイアウト、印刷するのに最適なレイアウトを 自由に設定できる、白無垢の文書データがHTMLの最初の姿でした。

だから、HTMLはもともと見栄えを指定する方法を持っていません。 つまり閲覧者が見たい姿に見栄えを設定すればいいのです。(設定出来るというのがメリットなのですから)
ただそれじゃあ、HTML文書をブラっと眺めるときちょっと面倒くさいですね。

そういう「手軽にブラっととりあえず見たい」という需要を受けて、 ブラウザが登場しました。ブラウザはあらかじめ「こんなもんかな」という 表示スタイルを持っていて、とりあえずそのスタイルでHTML文書を表示します。 世界規模の文書データベースに成ったWWWを、肩を張らずにブラッと見て歩けるブラウザは、 あっという間に普及してHTML閲覧ソフトの標準となりました。

ブラウザの時代

ブラウザの登場はWWWを研究者の手から一般人の手の届くものにしました。 こうしてWWWはインターネットを利用するメインコンテンツにまで成長しました。

一般に認知され次第に需要の高まったブラウザですので、 需要のあるところゲイツ商売人現る!の法則の通り、ご存知Microsoft社とNetscape Comunication社が登場します。 このとき両社のブラウザ InternetExplorer と Netscape Navigator は 同じブラウザを 祖先として開発されました。

親が同じなので両ブラウザは、内部で持っている「とりあえず」の表示スタイルが ほぼ共通のものでした。

HTMLは別に「見出し」を中央にでっかく表示しようが、左寄せで太字で表示しようが 「見出し」とわかればそれでいいというスタンスなのですが、 兄弟は似るものです。特に親父と違う事をする必要は無かったので、この二つのブラウザは 同じHTMLの「とりあえずの表示」が大変よく似ていたのでした。

でも、それはあんまりHTMLには関係無い話でした。 二つのブラウザでたまたま表示が似ていようがHTMLにとってはそれはどうでもいいことだったのです。

ブラウザ戦争とHTMLの崩壊、そしてCSS

しかし、WWWが一般的になるにつれ、ネスケとIEがブラウザシェアのほとんどを獲得していた、 この2つが「たまたまの共通スタイル」を持っていたこと悪用して、 HTMLで無理やりDTP的なことを行うことが当たり前になってきました。

でも所詮HTML、どうあがいても見栄えを指定することはできません。 この状況下でMSやNetscape社はハタと気付きました。

No.1シェアをとったブラウザの描画スタイルが、事実上の標準スタイルになるじゃ〜ん!

そして、ブラウザ戦争は勃発し、事実上のシェア寡占状態を利用して2社はもうやりたい放題。 HTMLというマークアップ言語を荒らしに荒らしまくったわけです。

当然HTMLを愛する人たちは「これじゃいけない、HTMLを元のまっとうな文書構造記述言語に戻したい。」と思いました。 でも、市場はDTPライクなWebページを欲しています。そういう機能も必要なんだ・・。 もうHTMLは論文や書籍の電子化だけを行えれば良い言語では無くなってしまったのです。

だったらということで、HTML文書に対し見栄えを指定できる別の仕組み「スタイルシート」が誕生しました。 このスタイルシートのうち、もっとも普及しているのがCSS(カスケーディング・スタイル・シート)になります。

好きスキ、CSS♪

と、こんな感じでCSSは誕生したのです。 それにしてもCSSの誕生までさらっと説明するつもりが、なんとも長文になってしまいました。(^^; せっかくですので、いつか「HTMLの歴史」みたいなコーナ作って再利用しようかしら(笑)

CSSの登場でようやくWWWで見栄えを指定できる仕組みが用意されたのですが、 ブラウザ戦争は天下分け目の関が原。もはや両陣営には自軍の利益しか眼中になく、 CSSもまた、スペックシートに「実装しました」と謳うためだけに、バグだらけの中途半端実装のまま 世にデビューしたのです。

CSSを指定するとページが見れない・・・・。 そんなバグブラウザが二大ブラウザであったため、CSSはなかなか日の目を見られませんでした。 業界標準ってのはホント怖いですね。NN4.xの暗黒時代が痛かったです。

そんな暗い状況も OPERA、IE6.x、NN7.0という CSSをまともにサポートしているブラウザが普及したおかげで ようやく抜け出せそうです。
まだまだNN4.xのバグ対策を考えならサイトを作らなくてはならない面も多いですが、 それでもほとんどのブラウザでちゃんとCSSで指定したとおりの見栄えになるというのは大きな前進です。

冒頭でも触れましたが猫が一番感じているCSSの恩恵は、メンテナンスが容易になることです。 猫はCSSがなかったらきっとTextエディタでサイトを作ったりはしなかったでしょう。

一度スタイルを定義してしまえば文書構造だけのマークアップをするだけいいのですから、 日々更新していく上でとても便利です。 また、いちいち見栄えを考えながら文章を作らなくても済むのは、「文章を考える」ことに 注力出来ると言う意味でもGoodです。

そんなわけで猫はHTML(論理マークアップ) + CSS での文章作成をおすすめします。 ワープロよりも手軽に文章がかけ、Textファイルよりも断然見やすいこのカップリングを知らないなんて とってもとっても損だと思うのですけど、どうでしょう?

最後に CSSの使い方がとてもすばらしいサイトをご紹介します。 実はこんな長文をかいたのも凄いサイトを見つけたからなんです(^^
スタイル切替えに未対応のブラウザでもJavaScriptでスタイルを変えられるように作られているので いろいろ試してCSSの威力を実感して見てください。 ほんと百聞は一見にしかずですよ♪

それにしても同じ技術を使いながらこの決定的な差。へみぃ、猫ってほんとセンスが足りないのよねぇ(TT)。ふみゃぁ・・。

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04月03日(木)

昨日会議がありまして、猫の設計についてレビューを行いました。

結構大きめな規模のシステムなのに設計(ドキュメント作成コミ)に1日半しか割けない無謀なスケジュールだったのですが、 会議の結果ほぼ文句の付け所がないという評価を得ることが出来ました。

「もう仕事したくない」とぼやきつつも良い評価を貰えるとやっぱり嬉しいですね。
まあこうやって舞い上がってると必ず足下すくわれるというのは判っているのですが・・・(^^;

iEdit さまさま

今回のスピード設計 & ドキュメント作成を可能にしたのはiEditというツールです。
ガガガ風にいうとこれが勝利の鍵だ!!という感じでしょうか?(笑)

iEditとはヘルプによると、

アウトラインプロセッサとダイアグラムエディタを合体させると便利なアイデアプロセッサになるのではないか?? そう思って作ってみました。

 iEditでは、ラベルとテキストからなる「ノード」をアイデアを構成する1つの単位とします。ツリーによる階層構造とネットワークビュー上のダイアグラムの組み合わせでアイデアを練り上げていきます。

 ノードとノードの関連をリンクと呼びます。リンクはネットワークビューのダイアグラムでは線と矢印で表現されます。また、リンク先はノードに限らず、ディスク上のファイルやWebのURLなども指定できます。

 文書の構成を考える、フロー図を書く、日々の仕事を整理するなど用途はさまざまです。

と言う風なツールで、 ようするに「メモ」と「メモ」の関係を「図」や「階層」で表せるツールなのです。
ツールの紹介はVector窓の杜に詳しいですので そちらをご覧ください。(と、説明を逃げてみる(^^;) )

このツールいろんな使い方が出来るのですが、 猫はこんな風に使っています。

  1. まず、全体の概要を「図」(ノードとリンク)で組み立てる
  2. 各ノードに説明が必要なら「メモ」を書く
  3. ノードをもっと詳細に説明しなくていけない場合は「下の階層(ツリー)」を作って掘り下げる

最初に荒削りをしておいて、そこから詳細をどんどん掘り下げられるそんな使い方ですね。
これは猫が知る限り、最もメモ書きに近い感じでアイデアをまとめられる優れたツールです。 グッドですわ♪

以上のようにiEditは 作図機能を持ったダイアグラムエディタ、テキストをツリーで管理するツリーエディタが 合体したツールです。 機能の複合は確かに便利なのですが、世の中には複合しすぎて自爆したツールも多いです。

ではiEditは?というと、例外です。
なぜかというと、それぞれの個別の機能はよく言えばシンプル、悪く言えば貧弱だからです。

iEditの使用目的は「アイデアをまとめること」で作図やドキュメント作成ではありません。

ですが、人間出来ることはどうしてもやってみたくなるもので、 アイデアをまとめるために図を書いてたはずが、いつの間にか図を書くために図を書いていたりして 細かい見栄えに拘りはじめ、影をつけてみてあり、矢印の形を変えてみたり・・・・。

ふと気付くといつの間にやら、設計中の思考は途切れて完全に霧散してしまい、後に残ったのはきれいな図と浪費された時間だけ、なんて経験ありませんか? (猫は心あたりありまくりです(笑) )

余計な機能を一切合財省略することで、アイデアまとめ以外できなくしたのが iEditの勝因じゃないかしら?
猫は「出来ない」ということがこんなにありがたいものだと始めて知りました(笑)。

そんなこんなですっかり猫のメインツールになってしまったiEdit、 みなさんにも是非おすすめします。

出だしだけ超大作で結局いつも未完の作品を書いちゃうような同人作家をはじめ、 全体を上手くまとめられなかったり、3日坊主症候群を持っている方などに特にオススメですわ♪

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04月01日(火)

今日は4月1日です。さぞネットが面白いのだろうと思いつつ、ゆっくり見る時間がないのがつらいところ。

エイプリルフール

日本のニュースメディアはエイプリルフールがお嫌いなようでなかなかハメをはずしてくれませんが、 ことネットとなると話は別です。 大きいところから小さいところまでこぞって4月バカネタであふれ返ってます。
読み手側がクレームを出さない(=楽しめる)と言う点でネット文化は紙メディアに比べて成熟していると言えなくもないですが、 単に普段からネットの情報を信じる奴はバカという意識が浸透しているだけかもしれません。

というわけでエイプリルフール、「4月1日に騙されても怒っちゃダメだよ、ば〜か。」というものなのですが, どうも日本のWebサイトを見ていると4月1日はみんな進んでバカな事をするという意味ではないのかにゃあ と思えてきます。だっておバカなんだもん。

私も自分のサイトでバカをやってみたかったのですが、なにぶん時間と気力がなくて何にもできませんでした。 う〜ん、くやしい。他のサイトさんのパロディとか、ヘッドラインに お馬鹿な嘘ニュースを乗せてみたりとか いろいろ考えていたのですが・・・。来年こそは!

結局今年も受けて側になってしまったエイプリルフールですが、そうとなった以上楽しまなくっちゃ損ソンっ。 てなわけで、やはり最初にチェックするのは恒例のPCうおっちさんでしょうか?

年々そのニュースのバカさ加減に磨きの掛かるPCうおっちですが、記事をざっとみたところ今年は当たり前のバカっぽさでちょっとガッカリ。 う〜ん、刺激になれちゃうのが人間のアバタもエクボだよね、とちょっと思ったり。
猫的には日本アイ・ピー・エム、ウルトラ・ナビカバー発売

ThinkPad T30から装備されたウルトラ・ナビは、(中略)タッチパッドを組み込み、他機種からの乗り換えユーザーなどにも配慮したポインティングデバイス。しかし、従来からのThinkPadユーザーからは、「いまさらタッチパッドは使いたくない」、「ついタッチパッドを使ってしまい、これに慣れてしまうのではないかと不安」、「この裏切り者」といった苦情が寄せられており、今回のカバーは、そうした要望に応えるもの。

の辺りライターの本音かな?ってところが気に入りました。いやはやまったくこの裏切りものぉです。

とまあ、好みのニュースはあったものの「今年のPCうおっちは当たり前なバカさ加減だったなぁ」とすっかり油断してた猫ですが、 現実はそんなに甘くない(?)、やはりというか思わぬ伏兵が存在しました。(「やはり」で「思わぬ」って何?という突っ込みは不許可です。)

ネタ晴らしはよくないので詳しく書きませんが、史実に妙に一致しているところなんかツボです。 特に「分離可能」は、ニヤリ(^ー^)としてしまいました。う〜ん、やるにゃあ。

と、いろいろ堪能させていただいたPCうおっちなのですが、モジラネタは良かったものの、今一歩。 これでは甲子園は狙えませんにゃ。(?)

そんなこんなで PCうおっち をぶっちぎり、猫の心を激しく掴んだ 本年度の べすと・おぶ・4月バカは これです!

【Release NEWS】 IEタイトルバー右上の地球型アニメーションロゴに致命的なオゾンホール


・・・すてき(はぁと)。

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03月25日(火)

今日、今年のゴールデンウィークは休まないでくれというお達しがありました。 なんか永遠に休めなそうです。

黒桃

黒っていうのは基本的に高級感のある色なのですがプラスチックの成型色に使うと どうしてこんなに安っぽいのでしょうかね?なんてことをThinkPad 560Xを買って思うのです。

カメラの時も思っていたのですが、プラスチックの黒を高級感溢れる仕上がりにするのは 大変難しいことのようです。 ですが、確実に高級感を持たせる方法として、ラバー塗装があります。

最近はエレコムのマウスで一気にブレイクした感のあるラバー塗装ですが、 10年くらい前のニコンカメラにも使われていましたし、IBMのThinkPadなどでは ピーチスキンという呼び名で慕われてきた、歴史ある(?)塗装方法です。

見た目の高級感があり、触りごこちがとても心地よく、滑り止めにも成ると良いことづくめのような ラバー塗装ですが、実は大きな欠点もあります。
それは塗膜が弱いことと、禿げた塗装が大変見苦しいことです。

そのためカメラの外装塗装としても、既に使われなくなっていますし、 ThinkPadも最近のものはパームリストにゴム塗装がされなくなってしまいました。

ですがカメラの場合、滑り止めという実用の側面が大きかったことから 現在ではゴムシートを貼り付けるようになりました。
こちらはさらなる高級感があり、大変良い代替作なのですが、 一方のThinkPadはというと、単純に無塗装のプラスチックになってしまいました。

これがまたすっごい安っぽいんです。X30なんて天板がチタン混合材、シャーシが マグネシウム合金と、材質としてはしゃんとしているものの、 パームリストの安っぽいプラスチックで一気に台無しです。

長々と語りつつ、結局何が言いたかったというと、 欲しいんだけど欲しくないっていうのは嫌だな、っと。 いくら実用と声高に叫んでも、持つ喜びは欲しいものよね。 s30程のこだわりが今のIBMにはないのが悲しい。

・・・と言う雑文をたかがゴム塗装で書いてしまう猫はただのラバーフェチなだけかもしれない。

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03月24日(月)

やっぱり一週間ぶりになっちゃう猫日誌。 体調がちょっと優れないのと、時間がないのの相乗効果で今までサイト更新に掛けていた時間を 休養にとっています。実はPSOもあんまり行ってません。 なので、ネットでの活性度がぐぐっと低下中なのですが、そこはそれ、質でカバーをします。

・・・・・・・・・無理ですか。

とりあえず崩壊した日本語でお送りしようかと思います。

今週の散財

猫は買い物依存症なのですが、今週はちょっとのつもりで3万円という、 おそらく一番もったいないお金の使い方をしてしまいました。(^^;

まず、散在その1 ThinkPad 560Xです。 ThinkPad560(E,X) は薄型のボディ、MMX Pentium133 〜 233MHz 位の使えなくもないCPUパワー といったスペックで 実用とジャンクのちょうど中間くらいに位置するマシンです。 そのためお値段も6000円〜30000円とリーズナブル。
PIII 300MHzとかが乗る560Zでは30000円を越えてしまうことを考えると、 いま一番お買い得感のあるゾーンですね。

中でも560Xは MMX Pentium 200〜233MHz と言うなんとも微妙なCPUと、 下位機種にはないUSBの搭載など、実用ぎりぎりに踏みとどまっている感がある ほんとの瀬戸際マシンです。
猫的にはメールやウェブ、テキスト編集くらいなら実用十分なスペック かな?と思うので、 値段次第ではとても欲しい機体なのですが、 20000円を切るのは状態の悪いものばかり、状態が良いものだと たいてい2万5000円くらいしてしまうのですが、 それはちょっと高すぎじゃないと思っています。逆に2万円だったら「うわ〜っ、買いだにゃあ!」とも思うので なんとも人の金銭感覚は微妙なモノのようです。

ここまで書けがお気づきかと思いますが、 神の導きか悪魔の誘い、ちょうど状態のが良い560Xをジャスト2万円(しかも税込み)で見つけてしまったため、 もう買わざる得なかったのです。

で買ってみたものの、考えてみれば今の忙しさではいろいろ遊ぶ時間もないんですね。・・あは、無駄遣いだわ。 だったら、ということで無線LANをセットアップしてネット専用機としてあたしの母上様にレンタルしてみました。

ワープロは使えるけどパソコンは使えないという猫の母上様は、 重度の文字ジャンキーでもあるので、ネットとの親和性は高いことが予想されます。 そう、環境さえ整えればきっとネットにハマるハズ、、、。
我が家の面子のネット依存度が向上すれば、もしかしたら今は全額猫が負担している通信費も 割りカンになるかもしれない・・などと、ちょっと腹黒な算段をしてしまう猫でした。くしししw

ちょっとウレシな560Xの後は、かなりカナシなお買い物。 買い物その2は40GBのハードディスクです。・・40Gという容量がなんとも中途半端よね。 これは父君のパソコンの増設用に買ってきたのですが、増設しようと空けてみてびっくり、 某SOTECのパソコンさんはミニタワーのくせして電源にまったくゆとりが無く、 結局増設できなかったのです。・・・(TT)

確認しなかったアンタが悪いと泣く泣く猫が買い取ったのですが、 ・・・・使い道が思い浮かびません。どうしよ、、これ。
こういう変に余っちゃった部品は、なんとか有効利用しようとして いろいろパーツを買ってしまってさらに傷口を広げるという悪循環に入ってしまう、とっても危険なブツなのです。 ・・・が、ほんとどうしましょ、コレ。とりあえずRAIDか、外付けケースか・・。ふみぃ。呼び水だわ・・。

涙のその2 に続いてラスト、その3です。 その3はマウスです。既に大量のインプットデバイスを持っている猫が何をいまさら買うのやら・・と 言う方もいるとおもうのですが、猫のおひげにピピピッと来てしまったのだからしょうがありません。

ちょっと昔にアキバではやったマイクロソフトのなすびマウスの縮小版(Micro2000とか書いてあった奴)の型を流用したと おもわれるミニマウスです。 ですが、表面はラバー塗装(ThinkPadのピーチスキンとか、エレコムのマウスとかのアレ)、 ホイールは青く光るLEDホイール、そして光学式のボディをもった実にカッチョイイマウスだったのです。

黒のウェットな質感のなか、青くひかるホイールというのは見ていてあきません。あんまりキレイなので猫は 部屋を真っ暗にしてパソコン使ってました。・・・・ヒッキーみたいですね。

と言うわけで、久々の日記は実にくだらないネタで書き綴ってしまいました。 でもまぁ、日記ですので。許してくださいませませ。

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03月15日(土)

一週間のご無沙汰となりました。 今週は勤務時間こそ変わらないモノの、凄い仕事量をこなさなければならなかったため、 猫はハイパーモードで仕事してました。
ハイパーモードとは、生物学的には逃走か、闘争かモード、 要するに生死をかけて交感神経スーパーアクティブだったわけです。
・・・と、相変わらず頭が変な猫なのです。

祝 ナップルテール ドリコレ発売

ドリームキャストの名作、ナップルテールがいよいよドリコレで発売になりました。 猫はこのゲームとっても、とってもとぉっても大好きで、 しかも猫の好きなゲームのうちでは抜群の万人向けであって、 人に進めたくて進めたくて仕方がないのです。
ですが、7000枚程度しか売れていなく、そのうえ口コミで良さが広がったおかげで、 入手の困難さはサターンのファンタシースターコレクション並という有様。 へみへみぃ。

そんな最中、ドリコレリクエストアンケートで堂々の2位をゲット、 その上でのドリコレ復刻とあって、猫はもう一枚買ってしまいました

我ながらバカっぽいとは思うのですが、今持っているナップルテールは中古で買ったものなので、 猫の払った代価は開発された方々の懐にはあんまり入っていないのよね。
これだけ楽しませて頂いたのだから、いつかどこかで開発者さんに還元してあげたいって そういう気持ちもあっての「二枚目」なんです。

ん〜っ、これって同人屋の発想よね(^^;

はてさて、きっとこれを読んでいる方もナップルテールを知らない人が多いと思います。 「是非買ってやってみてくださいね♪」だけではちょっと悲しいので、 ナップルテールの魅力についてとうとうと語ってみようかと思います。
・・・・あんたが喋りたいだけやんけ?ってつっこみは禁止です。(w

ナップルテールは間違えて死後の国「ナップルワールド」につれてこられた主人公ポーチが 現実世界に戻るために奮戦する様子を描いたRPGです。
可愛らしくポップなキャラクターと、菅野よう子さん作曲の季節と時をテーマにしたBGM、 そして一見そうは見せない深い世界観、重厚なストーリと仕上げの良さが相まった 良作です。

ストーリボリュームは1クールのアニメくらいで、本当に良作のアニメを見ているような気分にさせてくれます。
そう思うと、ゲームって安いわよね。(アニメのDVDは高すぎです(TT))

ストーリについては言うこと無しのナップルテールですが、 ではゲーム性はどうかというとコレもなかなかな出来栄えなんです。 ナップルテールのゲームシーンはクォータビューのジャンプアクションで展開します。 3Dで描画したマリオみたいなモノですね。アクション自体の難易度は高いモノのライフが多いのでクリアは容易です。

ここまでだと実にオーソドックスな感じですが、 そこはそれ、ナップルテールですので普通には行きません。 このナップルテールのアクション面は実はマップになっているんです。 ジャンプアクションの途中に平気で家とか立っていて、そこでNPCが居るというなんとも変な 世界観、ん〜っ猫はとっても好きですわ。
そのおかげで、ゲームシーンとRPGシーンがシームレスになり、 ナップルワールドという「世界」に居るんだという気分をもり立ててくれます。
にゃ〜、これはGOODです♪

一方自分視点で移動する「町」でもアクション面と全く同じ動作ができ、 おかげで屋根の上に上がったり塀の上を歩いたり出来るなど、これもとっても嬉しいところ。
そういう「あそび」をしていると、そこでイベントが起きたりするのがまた憎いですね。
箱庭好きの猫としては、オーソドックスなジャンプアクションに箱庭性がここまで盛り込めるというは新鮮でした。 ここら辺でもうナップルテールにめろめろです(笑)

その他コレクター魂を揺さぶるガチャガチャとか、 かわいい支援モンスター、「町の人」に終わらないキャラクタ付けをされたNPC とか突けるツボは全て突いている感じです。 そして何よりそれらのお楽しみ要素が高い次元でバランスが取れている、コレこそがナップルテールの醍醐味なんです。

これだけのゲーム、ちょっとないです。唯一惜しむらくはゲーム自体に出会う機会の少ないところ。ですのでせっかくのこのチャンス、猫はこのナップルテールを1にも2にもお勧めします。

以上、勝手に宣伝でした♪

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03月05日(水)

いつもどおりコンビニに夕方の買出しにいった。 ふらふら〜っとデザートコーナによるとシアワセ バナナクレープ というのがあった。気付いたら買っていた。(笑)

果たしてあたしは、これを食べると しゃ〜わせになれるのでしょうか?

被害?・・じゃない妄想

と言うわけでちょっと休憩ということで、シアワセ バナナクレープを食べながらブラウジングしているのですが、 Qwerters Clinicさんで エレコムのが紹介されていたのですが、書いてあるとおり 猫のサイトでも紹介したA4TECH KB-6HiのOEM供給なのです。ふみふみ。

どれどれ、と見てみると、こんな宣伝文句が踊っています。

人間工学に基づく八の字形状のキートップで疲れにくく入力しやすい。
凸型センターキーや特殊バンプ形状採用でタッチタイピング習得に最適。

・・・はて。そういや私も照会文のなかでこんなようなこと書いたような気がします。 ん〜っでも、文言が一緒とかそういうわけでもないし、誰でも使えば思いつくことですし。

猫はもし猫のサイトを参考にしてくれたならうれしいな〜って思っているのですが、 これを「猫のサイトからパクったですね!!」などと言うと立派な電波系の出来上がりです。
と、思ってはいるのですが、それでも「うちのサイト、見た?」と聞きたい衝動に駆られます(笑)

えっと・・。
誰もがまさかと思いながら、同時にもしやと否定できない。
と、某おまわりアニメ風に閉じておくことにしましょう。へみへみ。

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03月04日(火)

現在.NET化 で急がしい猫でありますが、去年の10月くらいまで このような状況になるとはぜんぜん想像していませんでした。(つまり比較的ひまでした)
そしてCOBOLライクにコーディングされたVBScriptという、これまたやる気のうせるお仕事に従事中だったので、 次の新人のためのC言語講義を1も2も無く引き受けたのでした。

そんなこんなで、まず新人向けのCの入門書を吟味するところから始まったのですが、 世の中にC言語の本はたくさんあれど良い本がなかなか見つからない。(Web講座には良いのがあるのですが・・。) しかたない、そういうことなら自分で書くべさ、っと言ったところで 現在のお仕事に投入されたわけです。

結構楽しみだったのににゃ〜っ・・ガックシ。

最強のC言語本

そんなこんなで気になっていたCの入門書なんですが、 このほど、Webプログラミング講座において、猫が大変気に入っているサイトWisdomSoftの管理人さんが書いた Cの入門書「読本C」が出るとあって、これはチェックせねばと早速購入いたしました。

WisdomSoftさんのプログラミング講座は、技術的に正確で詳しいという面とそれでいて大変読みやすく解りやすいという面を併せ持つ最強系の講義です。 これは著者である赤坂レオンさんの深い知識と国語力、分析力によるものです。う〜ん、爪の垢、通販してくれないかしら。(笑)

そういったわけでかなりの期待をもってこの本を読みました。
読んだのですが・・・。

結論から言うと、猫はこの本を入門者にお勧めしません。それは猫が入門者にK&Rを勧めたくないのと同じ理由からです。
その意味ではK&R なんかよりも遥かにタチが悪いかもしれません。

別にこの本が初心者にとっつきにくく、混乱させてしまうというわけではありません。 むしろこれだけ高度な内容をこんなにわかりやすく記述した入門書を猫は他に知りません。正直、猫はこの本は一生手元に置いておきたいです。
ですが、そこが難点なんです。

よく言われることなのですが、K&R は入門書にするにはあまりに取っ付き難いという問題とは別に、 ニュータイプC言語のありようを素直に示しすぎていると言う問題があります。

C言語は普通に使われる記述以外にも、実に様々なコーディングを行える文法を持っています。
これは、C言語の文法にコンパイラの実装で手抜きを行うために作られている部分がある為です。 具体的にはポインタ演算を許してしまったところや、if文の後にブロックではなくステートメントを取らせるところ、 果ては「ブロック」を「ステートメント」の一種に落とし込んでいるところになります。

そして、それらは決して「人間が理解しやすい」文法ではありません。
C言語も高級言語ですので、これら解りにくい記述に対してはシンタックスシュガーが用意されています。 例えば配列の添え字とかですね。

本当にいろんなつかいかたが出来るのがC言語なのですが、現在使われる記述方はそのうちのほんの一部に過ぎません。 使われなくなった記述方は良くないコードとして淘汰されてきたわけです。

ですが、この「読本C」は使われようと使われまいと存在することは知るべきだというスタンスのため、 結果的に「良くない使い方」も知ることが出来てしまいます。
この点に加えて、この本はその内容に対して驚異的に解りやすいという厄介な点があります。 結果、初心者はK&Rのように拒絶感を覚えることなくC言語の全てを手中に収めることができるのです。

これは大変危険なことだと思います。 少なくとも猫はそんな初心者と仕事をするのは真っ平ごめんです。
知っているけど、使っちゃいけないことがあります。それを知るのは中級者以上になってからでいいと思うのです。

K&R の問題点については戦わないプログラマの 読者からのメール「C言語について」が とってもいい感じです。特に大規模プロジェクトでこういったコードを書いて欲しくないってのはまったくもって同感です。
このメールの差出人の方のサイト 配列とポインタの完全征覇 も超おすすめなので、興味のあるかたはぜひどうぞ♪

と、書いては見たものの

と書いては見たものの、こういった評価になったのは新人教育用として見てたからだにゃあ、とハタと気付きました。 つまり、これで勉強する人の「周りの人間」の視点だったからです。
この本を読んで、やっちゃいけないコーディングをしたとしても、困るのは回りの人で、 本人にとってみれば、失敗から定石を学べ、しかもCの詳しい知識も手に入るという最高の勉強機会なのかもしれません。(笑)

・・・と、いう冗談はおいといて、(^^;
まじめな話、独学用として最高の入門書かもしれません。 独学では自分の失敗は自分だけしか困りませんし、それを解決していくことで、確実に本物の力をつけていけます。
これは「読本C」が序文でうたっている、

本書は老若男女問わず「C言語を学習し、自由にプログラミングができるようになりたいという熱意」を持つ人のために書かれています。

そのものですね。序文なんか理想でしかないこのご時世、目的に忠実にかかれている・・。 う〜ん、やっぱり凄いや、赤坂玲音さん。

ちなみに猫はCプログラマならK&Rは読んでおく(勉強しておく)のは必須だと思いますが、 仕事でプログラミングするならK&Rのようには書かないで欲しいと思っています。
K&Rは Cに出来ること学ぶための本であって、決してCでやっていいことの本ではありません。
(ただ、あの本を読むとポインタ演算を使わなくてはいけないという脅迫感に駆られるのよね(^^; )

明日そのプロジェクトに入ってくるのはC言語のエキスパートとは限らないのです。同じ処理内容を実現できるのであれば、より読解が容易な記述を選んで書くべきです。
という当たり前の判断力がないうちは、知らないことが幸せよね・・。

というわけで「読本C」、猫はコーディングスタイルの確立した中級者以上の新たなバイブルとして強くお勧めします。
(ただ、配列の添え字よりもポインタ演算を薦めているあたり等、猫の考え方とは相容れない部分もあるのよね〜。(^^; )

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03月01日(土)

はやいもんでもう3月です。猫のお仕事もいよいよ本番に・・うう、まだ本番。去年の11月からやってるのに(TT)

猫がお仕事でつくっているのは最近はやりのWebアプリという奴でして、しかも最近はやりの.NETです。 言語はC#ってのもはやりですね。

こういうのは流行の最先端と言うか人柱と言うかは微妙なところです。でも、やってる側からしてみれば 人柱以外の何者でもない気がします。(^^;)
ふみ〜っ(TT)

.NETってどうよ?

はい、えっと、あのですね。
MSが提供するOOPな開発環境としてはかなり綺麗にできてます。さすがボーランドから人を引っこ抜いてきただけのことはあります。(w)

ですが、同時にビジュアル開発環境ってどうよっ?というところがあります。
業務アプリでありがちな多段段組な表とか、苦手ですしね。
ビジュアルデザイナ全般言いえるんですが、完成度が低すぎです。まあ、出たばっかりということもあるんでしょうが、 ちょっとつらいかなってのが実感です。

完成度の低さはさておいて、もう一つ気になる点があります。
それは言葉(というか文章の)違いです。ちょっとしたところばっかりなんですが、日本人と外国人の発想の違いをひしひしと感じてしまいます。 こっちの人が作ればそうはしないよねってのが多いです。
(これはWORDとかの普通のアプリでもいえますよね)

あと、細かいことなんですが、 猫は画面開発をする人が使う「コントロール」(要はボタンだとか、テキストボックスだとかそういうのです)を中心とした システムフレームワークの設計(と製作も(TT))を担当しているのですが、 バリデーション周りのカスタマイズが難しいという点が気になります。

バリデーション周りは茨の園(TT)

バリデーションというのは、ユーザさんがブラウザでテキストボックスとかに入力した数値を 正しいものかどうかチェックする機能です。
Webではデータのチェックはクライアント側(ブラウザ側)とサーバ側の両方でチェックするのですが、 クライアント側のチェックはJavaScriptを使って別個に記述しなくてはなりません。

これを「良くあるパターン」でまとめ上げて、カプセル化したのが「バリデーションコントロール」です。開発者は バリデーションコントロールをツールボックスからWebページデザイナに貼り付けてプロパティをちょちょいといじれば チェック機能が盛り込まれるという優れもの!ってのがMSのうたい文句です。

「良くあるパターン」自体がアメリカ人思考に偏っているので、日本での「よくあるパターン」と一致しないのはご愛嬌ですが、 それとは別にバリデーション周りのカスタマイズに弱さを感じます。

具体的にいうと、

ということになります。

まず一個目はこんなパターン。
あるデータに特化したテキストボックスがある場合、きまったパターンのバリデーションを掛けることが多いわけです。 そのテキストボックスを画面に貼り付けるたびに決まったバリデーションコントロールも貼り付け、決まったプロパティ値を設定するってのは ちょっと面倒なので、自然とテキストボックスとバリデーションコントロールをくっ付けちゃおう!ということになります。

このとき画面製作者から見れば、テキストボックスが主でバリデーションがおまけなので、 テキストボックスの子供コントロールとしてバリデーションコントロールを持たせたいところなのですが、 これが素直に上手くいきません。

これをやっちゃうと、バリデーションが掛からないどころかポストバックしたときに必ず例外エラーが発生してしまういます。 原因はページ内でのコントロールの名前解決機構(NamingCongainer)にあり、親に対して子がバリデーションを掛ける場合、 このNamingContainerを使ってはNGなのです。(開発者は独自に名前解決ルーチンは作らなくてはいけません)

2個目は、例えばオリジナルのボタンコントロールを作る場合などでハマるパターン。

ASP.NETのボタンコントロールはHTML的には <INPUT TYPE=SUBMIT> としてレンダリングされるのですが、 使用者側からしてみると <BUTTON> としてレンダリングして欲しい場合もあります。

ようするに、外字をGIFファイルで持たせて表示させたい場合、表示文字がアトリビュートな <INPUT> では、 <IMG> 要素が使えず、役者不足になっちゃう場合です。
こういった場合、オリジナルのコントロールを作るしかないのですが、 こうしてつくったボタンをクリックしたときにバリデーションを掛けるって機能を実装できません。

猫もMSDN ライブラリをあさってみたのですが、どこにもドキュメントがないので(後にMSに問い合わせたら、 アンドキュメントですと言われました(TT) )出来合いのボタンコントロールの動きを解析して実装するしかないみたいです。 これは動作保証ないからやりたくないにゃあ・・(TT)

結局はASP.NET ページフレームワークとWebコントロールが癒着しているからカスタマイズが難しいのよね。 癒着してること自体はしょうがないと思うのですが・・・。

癒着度の高いものを継承してカスタマイズするのは、そもそも不可能である場合と、 可能であっても継承元の中身を詳しく知らなくてはならなくなっちゃうので大変です。

バリデーションのトリガー機能については処理のカプセル化に失敗しているような気がします。 もうちょっと何とかして欲しかったですね。
アンドキュメントですし、ここら辺はVer.3くらいで激変するかも知れません。

「われわれは、3年Ver.3を待ったのだ。」
との基調演説を聞ける日も近いのかしら。ね、ゲイツ総裁。

-追記-
ちなみに1個目の問題の解決策はもうひとつあって、バリデーションコントロールと、テキストボックスを 両方とも基本コントロール(WebControl)の子供に持たせる方法です。
この場合、INamingContainerを使っても上手くいきます。

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02月24日(火)

猫の職場も、忙しいのが長期化してきて、次々に人がダウンし始めました(^^;)
で、平日にバタバタダウンされるとさすがにスケジュールに影響が出始めています。

猫は、それでも土日出るのかなって思っていましたが、

「それじゃあ意味ないよね、週1日は休もう。」

と言われました。 なので、日曜は休めることになりましたっ♪わ〜い。(^O^)/

「長期戦になるから。」

・・・えっ?

アヌビスと80年代

日曜はお休みというわけで、買いっぱなしだった アヌビス Zone Of The Enders をやりました。
猫はZ.O.E好きなので結構楽しみ。

・・でプレイを終えた感想なのですが、うん、正統派リアルロボットです。
猫は80年代大好きっ娘なので、こういうのはツボにはまるな〜。

ガンダムが開拓した正統派リアルロボット系って縮小再生産がを続けていった結果、 商売的に美味しくなってしまいました。同じ畑で同じ作物を作りつづけると土地が痩せちゃうのと一緒ですね。
で、なんか目新しいことがないといけないってんで、 アニメのリアルロボットはどうも「一捻り」を入れるのが義務になっていて、 微妙に「ガンダムリアル」じゃ無いんですよね。
本数自体も減っていますし、80年代を飾った 夢と希望に絶望のフレーバーをかけた戦争物ロボットアニメというのは、既に古典の部類なのかもしれません。

アニメで見れない以上、こういうのってフィールドをゲームに移すしかないのかなぁ。
4クールTVロボットアニメはもうやってこないのかしら。

アヌビスのキュートなおしり

Z.O.Eには正統派ロボットものとしての顔とは別にメカフェチにやらしいやさしいという顔もあります。

股間部の誰もつっこみたくても突っ込めないアレなデザインとか、そういう基本的なところから、 TVアニメ Z.O.E Drores,i登場の 自我を持った女の子オービタルフレーム 「ドロレス」嬢など、メカフェチを悶絶さえる苦労をいとまない、そういうテイストこそZ.O.Eといえましょう。(笑)

そんなZ.O.Eですから、もちろん今回のアヌビスでも全国1億5000万のメカフェチさんの期待を裏切りませんでした。
タイトルになっているアヌビスさんのキュートな尻尾とか、 AIをデリートされ、なすがままにされるアージェイトさんとか(フリーアングルで楽しめます♪) いろいろ基本は抑えているのですが、なんといっても凄いのは 前作主人公レオくんと、ジェフティのナビコンピュータエイダさんのラブラブ熱血純愛記です。
かわいい幼なじみを捨てて、コンピュータとの恋愛に突っ走るその姿は感動を覚えます。

前作で手取り足取りいろいろ教えてくれたエイダさんにぞっこんの純なレオくんと、知識はいろいろ知っているけど世間知らずなエイダさんの中学生な恋愛はもう萌えまくりです。
エイダさんはコンピュータなので究極のプラトニックラブなのも、また萌えますね〜♪Tomakを越えた純愛です。

・・夏コミでレオくんとエイダさんのH同人誌でないかにゃあ。

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02月22日(土)

今年に入ってから2連休(土日のこと)を取った記憶がない、と話したら、 正月休があったじゃん、と切換えされた。
確かにそのとおりなんだけど、確かにそのとおりなんだけど〜(^^;

一日でも休めれば、結構体力は回復するもんです。(全快とは行きませんが・・。ディメイトくらい?(笑)) ですが、二日休めないと、精神のリフレッシュは出来ません。ですので、日常生活でちょっとづつリフレッシュするように 心がけています。
一番大切なのは「がんばった」という満足感を得ることじゃなく、仕事を成功させることなんです。 その為には「遊び」も仕事のためにあることを忘れていけないと思うのです。

と、言うわけで、朝の4時までPSOやってて会社を遅刻したのは仕事のためだったんです!
・・・・駄目?(^^;

文月涼、吼える

文月涼さんといえば、PC USERのデジカメコーナーを担当する名物ライターさんです。 彼の凄いところは、自分が納得できないなら、世の中のこの類のデジカメは全て駄目、と言い放ってしまうところ。
雑誌の目玉企画になるような、「○○クラスのデジカメ全××種 徹底比較」なぁんて記事で、 全部お勧めしないと言い放つ姿は神々しくもあります。
そのスタンスゆえ、敵もファンも大変多い方です。
とりあえず、月のない夜は出歩かないほうがよさそうなライターさんです。わぉ〜ん。

彼の最近の悩みは 1/2.7インチ300万画素CCDの あまりにあまりな低画質。 連載コーナーでは常に「駄目だ〜っ駄目だ〜っ」言っていますが、そこは大人。 多少物腰はやわらかく言っておりました。

が、
ついに堪忍袋の尾が切れたのか、3/8日号では散々ないいっぷり。気持ちいいくらいかっ飛ばしてます。(笑)

まず、カシオEX-Z3のレビューでは

市場に存在する根拠のない画素数圧力にビビリ、画素数アップしたカシオの根性負け

と一刀両断。
続く リコーCaplio G3のレビューでも在庫があるなら古い方を買ってやる などともう言いたい放題です。

レビュー欄だけでは飽きたらず、 デジタルカメラランキングでも冒頭から
要するに1/1.8型500万画素と1/2.7型300万画素クラス全般に言えることなのだが、・・・」 と、ランキングのコメントを書く気がないのを高らかに宣言。思いの丈をぶつけることを決意します。

モデル撮影に関し

私が撮られた女の子だったら、まず殴る。グーで殴る。

と軽いジャブを食らわせた後、テンションはどんどんヒートアップ。 終いには

私は常に「数値」とともに「心理」といってきたはずだ!数値で計れるものだけを撮ろうとするな!

と、メーカーに対しお説教。
あんた一体何様よ という突っ込みをよそに、まさに言葉を選ばぬあばれっぷりです。

個人サイトの駄文や、コラムならいざ知らず、レビュー記事でここまで書いてしまう文月さん、 やっぱり素敵です。

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02月21日(金)

最近ニュースの更新が出来ていない三猫です。主な原因は朝寝坊と無気力です。 朝の電車で家→会社間のラップタイムを縮めることに挑戦中。結構難しいです。(^^;
一歩間違えば遅刻という死のゲーム。おそろしや・・・。

でも思うのだけど、なんで労働者は1分でも遅れると30分遅刻なのに、 残業時間は逆に30分単位に満たないとサービス残業なんです?
残業は労働者に対する仕事の遅刻なんだから1分でも超過したら30分追加じゃなくっちゃ 不公平です。
・・・と思うのだけど、そんな世の中は多分一生やってこないんでしょうね。

忘れ去られたハンガリアン

さて、話は変わってハンガリアン。

えっと、さっぱり訳わかんないですね。 ハンガリアン記法のお話です。

プログラムの変数の命名法なんですが、なぜか.NET FrameWorkではハンガリアン記法捨てちゃってるんですよね。

ハンガリアン記法変数の型とスコープを暗号化したものを頭にくっつける記法です。
変数名に情報を組み込めるってメリットがある反面、直感的にはなにがなんだかさっぱりわからないという弱点を持っています。

そして一番大きなデメリットが

直感的にわからないせいで解ったつもりで使っている人が多いんです。 つまり名前に埋め込まれた情報を信じていいのか?って悩みながら使う恐ろしい命名法でもあります(笑)。

ちなみに猫はというとMFCを使うときだけ利用しています。(MFCはハンガリアン記法に従っています。)
一つのソースに複数の命名規約が入ると、絶対バグを生みますからね・・。
Cでファームなんかを書くときは変数名は全小文字で単語節は"_"つなぎでした。 (省略用語は使ってました。完全な英語名ではありません)これは私のいたチームの命名規約ですね。

ただ、ハンガリアン記法は変数に型のない言語やスコープ管理が甘い言語(要するにVBScript)とかで 使用されていると大変助かります。特にコボラーがCOBOLチックに書いたASPなんかは、はっきり言って 実行してみないとどれに何が入っているのやら・・(TT) 地獄です。

様は名前が「属性(データ型+スコープ) + 名前」になっちゃってるわけですから正確っていえば、大変正確なんですが、 ホントは変数の型のなんて、意味ある名前を付けていればおのずと判明するものなんで、ハンガリアン記法は少々やりすぎなんです。

でも変数のスコープ(有効範囲)は名前に絡ませるのはちょっと難しいので、こういった場合にプリフィックスをつけるようにすると よいのかしらん、と猫は思います。(あくまで私見です。)

と、いうのが猫の主張ですが、変数の真実の名前を見抜いて命名できるプログラマの少ないこと・・、こういった現状では たとえ暗号めいたものでも規約としてよいのかもしれません。

アスキーVSソフトバンク

今週の週間アスキーの特集記事、なかなか過激です。
4週に渡って「ソフトバンクの光と闇」みたいな報道特集を組んでいるのですが、 あからさまにソフトバンクの批判を展開してたりして、読んでるこっちのほうが「はぅはぅ、大丈夫かしら?」と 思ってしまうくらい過激です。

第一週で触れているのは法人向けBBフォンの酷いありさま。5月にサービス開始をアナウンスしながら、 その時点ではTAも出来ていなかったという、ちょっと凄い話ですが・・こういうケース、人事じゃないにゃあ(^^;
どうしてこの業界というのは、嘘つきながら仕事しなくてはならないのか、としみじみ思ってしまいました、という猫の私見は ど〜でもいい話ですね。記事はここからソフトバンクのアドバルーン戦略はどうなのって方向に進んでいきます。で、以下次週。

ま〜、この業界にいる人間だったら、ソフトバンクがえげつないなんてことは常識なんですよね。TRONとか(ボソ)。 孫正義さんは「自分の正義」のためならなんでもやるエゲツない一面も持っていますし。

ただ、こんな記事をアスキーが出せるあたり、ソフトバンクって相当やばいのかなって気がします。
前々からエゲツなかったんですが、最近は更になりふりかまってない感じがします。例えば、

などなど。

う〜ん、ソフトバンク危うし!?
でも、記事の言葉の端々に孫社長にだけは気を使っている部分が散見されますので、 大丈夫なのかしら。うにゃうにゃ。

と、ただの記事なのにどうにもこうにも政治的な深読みをしてしまう猫でした。

追伸
猫はソフトバンクは嫌いです(ソフトパンク パブリッシングは除く)。ドリマガ や PC USER は好きなんですけどね(笑)。

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02月19日(水)

なんだか昔より日本語が書けなくなってきたと思う瞬間があります。
というのも、今ドキュメントの取り纏めをやっていて層思うのです。

猫みたいな職業だと、技術資料をまとめることが多いのですが、 どうも最近ヒッキーエンジニアっぽくなってきたせいか、文章が内に篭っている気がします。
技術的な間違っていない表現を模索するうち、その技術の概要をつかめてない人には 解読不能な文章が出来上がってしまうのです。
MSDNライブラリみたいな文章といえばわかるでしょうか?(^^; ・・へみぃ、最低。

カトキマウスのその後

というわけで、膨大なドキュメントを作成中の猫ですが、どうにもこうにも疲れがたまってきました。 猫はインターフェイスマニアなので、キーボードとマウスは速攻で私物を持ち込んだのですが、 普段はそれほど文句も無かったロジテックのOEM用光学マウスが最近は使うのが嫌で嫌で。

猫が思うに、手の曲線に合わせたマウスって、手と面で接するから、握りごこちがよくって その結果ついつい力が(というより体重が)かかってしまうのではないでしょうか?
そうすると肩や手首に負担がかかって、腱鞘炎や肩こりになってしまうのでしょう。(乱暴な推論ですが)

で、最近はカトキマウスを使っています。 これは変なボタン形状のおかげで、手とマウスがどうやっても点(がんばっても線)でしか 触れないので、マウスに体重を掛けることが不可能です。
角張っているという以上にこのマウス、円柱状に盛り上がったボタンのせいで どう頑張ってみても手のひらをマウスに触れされられないんです。 また、マウスのお尻が膨れているわけでもないので、親指の付け根と小指の付け根で マウスをホールドすることもかないません。
このマウスは指先で動かす使い方以外、ちょっとできない絶妙な形状なのです。

こういった形状ですので握りごこちは非常に悪いです。(^^;
けど、力を抜いて作業することを強要するので、結果的に疲れにくいんです。
これが偶然の結果か、意図した結果かはわかりませんが、意図してるとすればカトキハジメ 恐るべし!ですね。

よく言われることに、人間の手は幾何学を愛するというものがあります。
手は、手とフィットする曲線よりも、フィットしないものを使うのに長けているという意味なのです。 もちろん大きな力が掛かるものはなるべく面で接するほうが一点に力が掛からないので、 楽に感じます。
でも、逆に手のひらに最適化されたものは、手のひらが「痛い!」って悲鳴をあげなくなってしまうので、 手首や、肩、など地続きの部分に負担を掛けてしまいます。

そして道具というのは大きな力を掛けざるを得ない部分と、力を抜いて使っても良い部分というのがあって、 前者に手のひらにフィットするデザインを適用するのは良いのですが、 後者にまでそれをやってしまうのは本当に「エルゴノミック」なのかというと、そうではないと思うのです。

まぁ、でもこれは、使い方がいけないって事かもしれません。肩の力を抜くのは使用者の責任では?と言うのももっともなことです。 「かっぱえびせんは美味しいのでやめられないし、止まらない。だからまずくすべきだ」と 言っていると大差ないっていえばそうかもしれません。

まぁ、それでも猫は常用マウスがカトキマウスに切り替わってしまったわけで、 握りにくいという一面のなかにも、やさしさが垣間見えるような気がしています。うい奴です。

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02月15日(土)

今日は休日出勤するも大幅に遅刻する。 家を出たのが既に1時半というのはちょっとアレです。
もちろん体がダルダルで起きられなかったのもあるけど、自分の脳の回り方がひどくゆっくりになってて、 あれよあれよという間に時間がどんどん過ぎていく。マグネットコーティングが必要と思う瞬間です。

これだけ遅れながらも今日は絶対にアキバ寄りをはずすことは出来ません。だって、

をゲットしなくっちゃならないんですもの!
あんまり時間もないので、ヤマギワソフト館で、KGとZOEを購入、設定資料集はアニメイトと 堅実路線を突き進む。 Erugo Driverは情報にあったOverTopだけをチェック。いきなり山済みだったので即購入っ。
嵐のようなお買い物タイムを追えてさぁ、会社へ!

今日も今日とてドキュメント作成。いろんな人がこのドキュメントを見ながら 開発作業をするっていうので重要度は解るんだけど、いかんせん時間がない。かなりちょっと無謀なスケジュールだと思う。 てか、ドキュメントをなめてませんか?

もう猫は土日両出の覚悟は完了してたのですが、どうやら先方さんが出たくないらしい。へみぃ。 出ないのはかってだけど、私はココの鍵預かれる権限ないよぉ。ってなわけで、突然日曜が休みに。 いや、それでいいんならいいんだけどね。(最近責任感も薄れてきたにゃぁ・・)

責任感といえば、最近スケジューリング意識も薄れてきてます。
前は朝の9:00〜10:00は一日のスケジュールと昨日の作業進捗の記録取りに費やすように 決めてました。一日のスケジュールはちゃんと時間単位で割り振ることで 自分の進捗をコントロールできる。これが出来て初めてSEを名乗れると猫は思っているのですが、 先方がまったくスケジュールを立てられない体質(立てても絵に描いた餅ばっか)なのと、 自分がもうぜんぜん仕事やりたくないのとで、いつのまにかやめてました。
ごめんなさい、お師匠さん。

これじゃ良くないよね、と心機一転、お仕事がんばらなくっちゃ。 ・・・と空元気を出してみる。やっぱり最後に勝つのは火事場のクソ力 気合よね。屁のツッパリはいらんですよ。

インプットデバイスでストレス解消

これだけドキュメントを大量につくっているといろいろインプットデバイスについて思うところが出てきました。 ・・・ただアンタがマニアなだけじゃないかって?いえいえ、まったくその通りなんですけど。

まずは NMB RT6652TWJP。これは猫がメンブレン・ラバードームキーボードのなかで最高のクリック感を持つ キーボードだと思っている名キーボードです。
このキーボードの上品なクリック感は、打鍵作業を楽しいものに変えてくれます。何より文字を打ってて気持ち良いというのは 本当に文章を弾ませます。

が、クリック感が明確なキーボードを打つのって、実はふにゃふにゃキーボードを打つときよりも指や肩に負担を掛けます。 打っている感触は最高なので快楽に導かれて(笑)打鍵スピードも上がるのですが、 一日10時間以上もキーボードを打っていると、この負担の差がもろに肩にきます。 正直、ふにゃふにゃで使いにくいって感じるキーボードの方が肩こり・手首の痛みにはつながりにくいようです。
これは基本的に2者択一なんですけど、例外的に両立している(ように思える)のが東プレのRealForce106なのよね。 ん〜っ、これを機にリアルフォース買っちゃおうかしら。

その2。その2はマウスさんです。今猫は職場用にロジテックの光学マウス(OEM用の安いやつ)を使っています。 猫はロジテックでは形状的にFirstMouse+の方が好きなのですが、こちらの方ももちごたえはそれほど悪くないです。 ですが、これも肩こり量産計画に貢献しています。
猫の実感だと、握りごこちや持ちごこちの良いインプットデバイスっていうのは、超長時間使用すると、 体の負担になることが多いみたい。
ですので、今日はカトキマウスを使ってみました。

カトキマウス、これ、ほんとに握りにくいんですね。あなたの手の形に合わせて私の形を変えて見ました、ってな軟弱さは微塵も見られません。 その微塵もユーザーの手に媚びる様子のない形状は漢を感じます。

このマウス、操作していてもちっとも気持ちよくない。いえ、正確に言えば握っていても楽しくないんです。にぎにぎしたくならないというのは マウスとしての第一印象は最悪ですね。
で、握りにくいからどうしても手をはなしたり、握り方をかえてみたりと手を決まった形でマウスに置きっぱなしということが減ってきます。 これが、(怪我の功名というか)無意識のうちにマウスを握っている時間を減らしているのかもしれません。

あと、この角張った形状が疲れた手のひらに刺激をくれるのです。つぼ押しみたいなところがあります。 普段は痛いだけですが、疲れてくるとこれが心地いいんですよね〜っ。
たとえるならば、胃腸の調子がどうしようもないときに激辛ラーメンを食べると胃の調子が良くなるのと似ていますね。 ・・よけいわかんないって(^^;

ここまでを読むとクリック感のあるキーボードとか、握りやすいマウスが本当は良くないように感じてしまうかもしれませんが、 それは違います。 1日10時間もキーボードうったり、マウス使ったりしてるほうがおかしいんです。
本来インプットデバイスはフィーリングを最重要視すべきです。だって操作しているのが楽しくなければ、 それを通して行う作業自体がつまんなくなっちゃうからです。
そして、これら作業は適度なところでやめるべきことなのです。

でも、お仕事となるとそうはいきません。入力作業がつまらなくても、快感でなくてもとにかく物量をこなさなければなりません。 そういう目的のインプットデバイスは、おのずとフィーリングよりも対疲労性を重要視せざるを得ません。
ふみみ、両立できれば最高なのだけど、それはそれでアクの強いインプットデバイスになりそうな・・。

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02月12日(水)

今日も今日とてお疲れ様モード。 なんだか頭痛とだるさを覚えてきてるし、ちょっと前から胃腸がガタガタだから、 私のお体さんもセカンドステージに突入したということでしょうか。

ちなみにファーストステージだと満腹中枢がおかしくなって たべてもたべてもお腹がすいちゃう。これは太っちゃうからいやです。 セカンドステージだと、胃腸がうまく消化吸収してくれないので やせてきます。ふみ、こりはダイエットの機会です♪

ただ、体はどうでもいいのですが、心はちょっとどうでもよくない。 最近かなり粘着質になってきてるし、愚痴も多い。人に対するやさしさも気配りもたりない。 人間として限りなく失格に近づいていってます。(元から失格?うむむ、そうかも(^^;))

どうも人に甘えたくてしょうがない。寄っかがりたくてしょうがない感じ。 猫のように誰かの傍で丸くなってたい。やさしく撫でて貰いたい。
たい、たい、ばっかり思ってるから、どうしても「自分が〜っ、自分が〜っ」になっちゃう、これは 周りの人から見れば鬱陶しいだけ、嫌なだけ。

友達関係壊さないように、さすがにコレは何とかしなくっちゃね。

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02月09日(日)

ざざんざんざざ〜ん、ざざんざんざざ〜ん、残業〜♪
今日も元気に、残業です。と、プラス思考を実現すべく如何にも楽しそうな歌にしてみたものの 余計沈む始末。へみぃ・・・。

まぁ、お仕事のお話だけ書いてもしょうがないので、最近ちょっと猫が気になっていることでも。

MMORPG mabinogi

最近猫が注目しているゲームがありまして、韓国のMMORPGmabinogi。 トゥーンシェーディングで描かれたアニメチックな世界で楽しめるMMORPGです。
箱庭好きの猫としては、MMOは興味が深いのですが、一時期超セガびいきだったせいで、FFには好印象をもってないんです。
いや、サターンでFF出さなかったから、ただそれだけなんですけど。

最近アニメとはパッタリ疎遠になってしまった猫ですが、 やっぱりアニメちっくなのは私の心の琴線に触れるものがありまして、画像みただけでゾッコンなのです。エヘヘ。

それだけじゃなくって、猫が前々からあるといいなとおもっていたアイデアがフンダンに盛り込まれているところ。
なにより、市場の広さからかゲーム仕様が「守り」に入っていないところがとても気に入っています。
その点、今の日本のゲーム業界はダメよね。悲し。

mabinogiが面白そうなのはわかった。じゃPSOは飽きたのかって?えっと・・・。
正直PSOは、アクション性が高いというメリットがあるものの、初心者救済のためにLVでごり押しできるため、 プレイヤ評価がいまいち面白みがない。スキルという概念がないのもこれに拍車をかけていて、 プレイヤの個性が出しにくい(出せなくはないけれど)んですよね。
ま〜っ、2000時間もプレイしといて「底が浅い」なんていっても説得力のカケラもありませんが(^^;

でも、韓国。ワールドカップまでは好印象だったのですけど、アレ以降ちょっと引いちゃいます。 文化的にとっても近いものがあるのに、交流を認めないってのは悲しいかな。

ThinkPadなキーボード

昨日の日記に補足。 じつは出社前に30分間限定秋葉原ツアーに行きました。今回の目玉はQwerters Clinicでニュースになってた ぷらっとホームのトラックポイント付ミニキーボード。猫は最近どっぷりThinkPaderになってしまったので とっても気になっていました。
実際手にとってみよ〜っというわけで、ぷらっとホームにLet'sらゴ〜っ。

でさわさわしてみるものの、キータッチがよくにゃい。ふみ〜。悪い意味でノートそのもののキータッチ。 これでは困ります。というわけで購入を見送ってしまいました。
あとはIBM USB KeyBoard with UrutraNav に期待です。(これが売れればテンキーレスくらいは出してくれるかな?)

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02月08日(土)

どうも誤解していたようです。
というのも、私は今設計調査などをしていたのですが、 公開向け資料も作らなくてはならなかったみたいです。 その旨は会議で説明したそうですが、私はその会議に呼ばれていない、出席していない。
しかも、他の人たちは調査とドキュメントに分業しているのに、私だけ一人でやらなくてはならないなんて!!

これでは読んでる人にはなんのことやらさっぱりですね。つまりサブマリン特許ならぬサブマリンお仕事也。 うひ〜、明日徹夜かも。。

というわけで家帰って、PSO来て、せっかく友達にも会えたのに、直ぐ寝ちゃいました。 しかも昨日対処したsu-さん家のトラブルは、上手くいってなかったらしい。 状況聞いて、少し考えても対処法がうかばない。脳が疲れてるってのもあるけど、理由の大方はわたしのスキル不足。
ごめんね、su-さん。

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02月07日(金)

お仕事。
今日はなんだか頼りにされることが多い一日。

実際問題として、面倒見と効率のラインを見極めてヘルプを出してあげる癖がついているせいで、 相手方としては困ったときには助けてくれるという印象を与えているみたい。 私としては、いよいよヤバくなる前にヘルプを出しているだけなんだけど。

つまり、暖かそうにみえて実は冷たい。 しかも暖かい人間に見えるようにしてそれを利用しているから腹黒いよね。自分が嫌になるけど、プロだからしょうがない。
プロなら、どんなに無謀なプロジェクトでも、どんなに状況が八方ふさがりでも上手く行かせること。
状況に文句言ったり、自分はこれだけがんばったということで、出来ないことへの言い訳にはならない。手段は選んではいけないのだ。

このエンジニアとしての覚悟も、お師匠さんから身をもって教わったこと。 でも、私にはまだ体現できていない。未熟なり。

・・・

暗い話はここでおしまい。 で、最近精神的にいきず待っているので、PSOに行く。 友達にあえるだけで私はもっとがんばれるのだ。

で、行ってみたら、su-さんがADSLのトラブルで質問してきた。今日はホントに頼りにされるのが多いな〜と思う。
ん、でも仕事と違って気分は悪くない。友達の力になれるってのは嬉しいモンです。
ただ、この場合、私の力不足が最大の悩みよね。へみぃ。

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02月01日(土)

お仕事。でも今週のは自分のミスだよね。 先方として欲しいドキュメントとこちらの考えているもののギャップがあったこと。 それが第一の敗因。

もうひとつはこういった曖昧な指示の場合は、 雛型を作れた時点で見せに行くべきだったこと。

最後は、「箇条書きで良い」と言われていたのだけど、私は一覧表形式にした。 では一覧を作成したのはなぜ?ということに説得力をもっていないといけないってこと。
「で良い」は「が良い」の裏返しであること、失念していました。

自らの未熟をかみ締める瞬間です。お師匠に良く怒られたことなのにね。ちょっとへななんです。

と、いうことでいつもより1時間も早く帰れたので(といっても22時だけど) 帰りにツタヤによってみました。
スターウォーズEpIIのビデオと、トロロっちが言ってたガンダムAを買ってきました。
ガンダムA、安彦さんすごいね、ってのと、トニー竹崎とあさりよしとおのガンダム漫画に なんだかいいものを感じる瞬間。
でもプロが商業誌でガンダムの同人つくっているのだから、同人作家は浮かばれないとおもったり するんよね。

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01月29日(水)

今週は、お仕事中だるみ状態。みんな疲れきっちゃって、 作成しているデモ版のお披露目もまだだから、次の本番版の作成に移れない。 ホントはやることいっぱいあるんですけどね。

今日はシルルから掲示板に書き込みがあった。 PSOで会えなくなってずいぶん経つから、もうこの掲示板でしか消息を知ることが出来ないけれど、 だからわすれられていなかったんだな、ってのがとてもうれしい。

もちろん、カイル兄さんやトロロさんの書き込みもあって、返事を付けなくっちゃって思うのだけど、 時間がないからなかなか出来ない。ごみん。

そんなシルルのカキコみて、「はじめてのラグナロクオンライン」の発売日だってことを思い出す。 買う気まんまんだったのに、当日になると忘れちゃうのはいつものことね。 コンビニ販売なので猫でも買えるってことで、早速帰りにGetしました。

ThinkPad s30に入れてお布団でぬくぬくでできたら幸せだねっ、って思ってたのですが、 が、う〜ん。最低PIII500MHzの3Dグラフィックカードですか。がっくし。CPU的にはOKでも、グラボがね〜(TT)。

もちろんスペックを満たしているパソコンも持っているけど、パソコンラックに鎮座してるし、 なによりうるさいので、気合入れてゲームやる気にならないとつらいですね。

そんな折りに舞い込んだThinkPad R40の発売ニュースに、残業成金でちょっとブルジョアな猫さんは思わず 買いたくなってしまいました。ダメ猫だわ・・・。

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1月25日(土)

昨日は初の11:20分帰り。なんとか帰れたけど危険すぎ。

1時くらいに家についたのだけど、家の前でふと空を見上げると 星がきれいだった。寒いせいかもしれないけど、瞬いてたし、オリオン座大星雲も見えた。 この目がよくないのをうらめしくおもったけど、ほ〜っって見入るとなんだか つかれた気分が吹っ飛んでしまう。ず〜っと見ていたかったけど、風邪がひどくなるのでヤメ。

今日も会社。動物病院にいっていた我が家の犬子さん(名称未定)が家にかえってたけど、とっても元気。 元気はいいけど、噛まないで(TT)

行きに秋葉に寄った。持ち時間は15分。息抜きは仕事の効率もあげるからすべきなのだけど、 日本人ってそういうので効率をあげるって努力、評価しないよね。 で、ストレスからかキーボード5枚、マウス2個を買う。なんに使うのやら(^^; とくにNMBのRT6600シリーズを2枚(NEC106/Conpaq109)というのはやりすぎ。 他にもHitachiブランドのAcerメカニカルキーボードとか、だぶってるのを・・。まぁサイトのネタにしたら 誰かに上げよう。

マウスはマイクロソフトのなすびマウスと、ロジロジのファーストマウス+。 ファーストマウスの方は状態がひどかったのだけど、USB接続ということで購入。 本物か、偽者か、それが問題。

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