三猫OnLine 猫レビュー:朝霧の巫女
朝霧の巫女、始まる。

2002年7月3日

ハロ〜エブリニャン、皆様。
三猫です、ご機嫌いかがでしょうか?

今日のネタは「朝霧の巫女」、アニメ化です
原作は、宇河弘樹さん作「朝霧の巫女」は少年画報社 ヤングキング アワーズに連載中の漫画です。

主人公とヒロインの可愛いラブラブも猫の好みのど真ん中を 直撃ですが、サブタイトル「平成稲荷物怪録」が示すように 付け焼き刃的でない、しっかりとしたオカルト描写ももった、 とっても猫の好みなお話です。

表向きは学校に巫女委員会ができるなど至ってのぽぽんな 萌え系コメディタッチで進行しています。
とは言う物の油断は出来ません。

というのも、宇河さんは萌えからスプラッタまでと芸風が広い作家さんです。

もともとこの「朝霧の巫女」は、 以前に書かれた読み切り作品、単行本「妖の寄る家」収録の 昭和霊異記 三部作と世界観を共通とする続編で、 昭和霊異記の最後を飾る「山を魅る子」は 目玉をくりぬかれ、人体はまっぷたつになり、挙げ句の果てに物怪が人を喰らうわPG-12指定相当の残虐な描写を持ち合わせている ハードなオカルト物です。

あくまで今のところはコメディとセツナサ炸裂の安心進行ですが、 猫はストーリが急展開し、スプラッタなハードオカルトが見られると重うと 背筋がぞわぞわしちゃうくらい楽しみです。

さて、猫としては、 この「朝霧の巫女」の中で注目したいのが、 アギトです。
といっても仮面ライダーではありません

「朝霧の巫女」の中にちょっとばっかり 神剣「顎(あぎと)」が登場します。
あやしい登場人物の弁によると
「刀匠のジーニアス メイドバイ洞雪(どうせつ)のこの刀
 魑魅魍魎 良縁奇縁カットするいいます!」 だそうで、(^^;

「出雲大社国造(こくそう)から賜った神剣が!」 このあと呆気なく折れてしまうあたり、
偽アギト!?と思わずつっこんでしまうのは PSOファンとしては当然の所(笑)
・・・と、まあ話はだいぶずれましたが、 なにやら期待できそうかな、と思う次第です。
(強引・・・^^;)

と、言うわけで、
「朝霧の巫女」はTV東京系、7月3日(水) 深夜26時50分〜27時05分放送開始です。(全26回)

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[猫レビュー:朝霧の巫女] 第一話、巫女三姉妹参上。

2002年7月6日

とうとう始まりました、朝霧の巫女。
コミック版の魅力は、コメディ・のぽぽんタッチの裏側に潜む 禍々しい空気とハードオカルトだと思いますが、 アニメ版ではハテサテどうなっている事やら。

オープニング・エンディング

ふみゅ〜・・。
林原ですか・・・。作品世界に合わないと思うんですけどね。
個人的にはOVA第一期の天地無用のようなOPというのが合うと思います。
・・・なんだか嫌な予感。

キャスティング

個人的には、かなり合っていないと思います。
全てのキャラにいろいろ言いたいことはありますが、 近年のアニメ化ものは、キャスティングに政治的意図が絡むことが多いので あまりつっこむべきなのではないのかも知れません。
そういうカセの中でいかに面白い物をつくるか、といった制作者の工夫次第で どうにでもなりますからね。

とはいえ、主人公の忠尋くんの声はもっと細いほうがいいなぁ〜。いいなぁ〜。
少年萌え、な感じで責めてほしかったです。
といっても主人公は何でもかんでも保志宗一郎っていう風潮はどうかと思いますが。

本編

一言でいって、狙いもクオリティもギャルゲーです

ストーリに凄味がなく、ぺらっぺらの感触を味わえます。
つまり、演出力不足ですね。

シリアスになるところで重みがなく、笑うところで笑えない。
駄作の条件がそろっています。
せっかくのハードオカルトな展開が出来るというのに、 この超常シーンで説得力の無さはなに?
改善を望みます。

総じて、萌え系で売ろうという意図がにじみ出ている感じがします。
巫女さん、三姉妹、と売れる条件がそろっていることは認めますが、 「朝霧の巫女」のウリは萌えにあらず、と猫は思っているので残念です。

レビューを始めておいてなんですが、萎えムードがバリバリです。

とはいえ、まだ第一話。
かの「トップをねらえ!」でも一話の評価は低かったです。
これからの展開に期待しましょう。

と、言うわけで、
それでも「制作 巫女委員会」は狙い過ぎですよ・・・。

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