トラックボール個別面談

サンゴーアレモノショップ Lingo (AARON INDUSTRIAL Lingo)

Sango Are-Mono Shop Lingo
メーカー サンゴーアレモノショップ
(製造元:亜龍産業)
ボタン数 2ボタン
ホイール 無し
エンコーダー 光学式
ボール支持 スチール小球による3点支持
ボール径 9.5mm
コネクタ 無線(2.4Ghz)

とっても小さくてアレゲなトラボ

トラックボールファンの皆様、お久しぶりです。三猫です。 世の中マルチタッチが薔薇色で、マウスすら時代から徐々に取り残されていく、そんな空気を感じる昨今ですが、 そんな中ではトラックボールなんて、アレゲも良いところなのでしょうね。

なぁんてことを思ってしまうのも、ごくごく普通の親指トラックボールが サンコーレアモノショップなんて、アレゲグッズしか取り扱わないお店に 並んでしまって、「あぁ、トラックボールもいよいよ筋肉マウスとか腕時計型MP3プレイヤーと 同じくらいのアレゲになってしまったのね」と、しみじみショックをかみしめたからです。 ――どうしてこうなった..orz

そんな中、アレゲショップの名に恥じない、 なかなか吹っ切れたトラックボールの登場に、なぜだか嬉しくなってしまうのは・・・・本当になんでなんでしょう?むー。

まずは小さいこと

というわけで、今回紹介するのはこちら、 サンゴーアレモノショップ の新ガジェット Lingo です。

本機の魅力はなんといってもその小ささ。 27.5×60×90mm のボディサイズにもかかわらず、 無線インプットデバイスで、しかもドングルまで内蔵してしまってるのですから 驚きです。

まぁ、その小ささですから、ボールの操球感はイマイチ・・と思いきや、 どうしてなかなか快適です。もちろん普通のトラックボールと比べられるような 感触ではないのですが、新しい使い勝手といいますか、タッチパッドと トラックポイントのいいとこ取りをしたような操作感は、斬新で、使いやすいです。

クリックボタンはボディシェル自体がボタンになっている 最近はやりの構造です。左右クリックも一応あって、 こんな細かいのによくやるなぁ、と感心してしまいます。こちらはちょっと使いにくいかな。

というわけで、一応ボールではあるものの、はたしてこれをトラックボールと言って良いかは ちょっと自身がないのですが、ポインティングデバイスとしてなかなか快適で、 その抜群の携帯性と合わせれば、トータルとしてかなり魅力的なデバイスです。

音楽も聴けちゃう

・・・と、コレで終わらないのがアレゲのアレゲたるゆえんです。 なんとこの Lingo さん、MP3プレイヤーでもあるのです。これが本当のおまもりんごさん・・・げふんげふん。

と言うかMP3プレイヤーにマウス機能がついたもの、といったほうが正しいのでしょうか。よくわかりません。

この手の合体ガジェットは、 良く目にするのですが、一発ネタとしてではなくなかなか綺麗にまとまっているのが このLingoの凄いところです。USB寿司メモリとはひと味もふた味も違うのだよ・・という声が聞こえてきそうです。

実は無線USBストレージでもあったりする

というわけで、ネタふりをしてしまいましたが、 この Lingo はさらに 1GB または 4GB のUSBストレージになります。

まぁ、それ自体は珍しくはないのですが、 無線デバイスだということと合わせて考えると、無線USBメモリは ちょっと(無駄に)面白いかも。

はたしてその実体は?

とりあえず愉しそうではあるのですが、何の役に立つのを聞かれると ちょっと微妙な感じもします。でも、この手のモノは「役に立つ・立たない」よりも 「愉しいか・そうでないか」で計るモノだと思います。 その点で本機はとても魅力的だとわたしはおもうのですが、 ・・・どうでしょう?

最初はネタとして紹介していましたが、どうしてなかなか、実用的でしょう? アレモノショップにはちょっと勿体ないかも(・・というと他のアレモノの愛用者さんに怒られちゃうかしら^^;)

ポインティングデバイスとしても、新しい何かを感じさせる出来で、 お寿司のような握り勝手と実用的なポインティング機能の両立は、 結構凄い事じゃないかしら、と思うのです。

2010/04/02 追記

すみません。このページはエイプリルフールの嘘でした。ごめんなさい。

>> ネタ元とちょっとした裏話 はこちら (この気になるガジェットが本当は何なのか、とかとか)。

各部の詳細

セット
非常に多機能な本機ですが、その一式はこんな感じ。

あ、2台は付いてきませんよ。
表
まずは大きさ比較。

単三電池とだいたい同じくらいの長さだったり。これは結構驚きです。
手前から
前方から。

驚きなのは USB接続の無線受信部が本体に内蔵されること。なんというか、 「無茶しやがって・・」という思いで わたしの胸の中はいっぱいです。
底面
裏側から。

美麗な上面のしわ寄せが底面に・・みたいな、 ありがちなオチがなくてホットするというか。

オヤ、ソコニ ナゾノ アナガ アイテイルゾ。
グラビア
今回の写真は、すべて 亜龍産業 様からの 無断引用です。本当にゴメンナサイ。(言い訳は4月2日に...)

正直トラックボールとしてどうなの・・というところには ノーコメントと行きたい気分があるのですが、でもこのカッコイイデザインに 多彩な機能、ギュッと詰まった感のある佇まいは、 ガジェッターとしては非常に欲しくなるアイテムだと思います。

<総合評価>

繰球の気持ちよさ トラックボールとしてみてしまうとアレですが、新しいポインティングデバイスと考えると快適さが気持ちよいかな?
回り出しの滑らかさ 軽いのでこれは当然引っかかりもなく
回転中の滑らかさ この小ささながら、がたつきゼロはちょっとビックリ
ドラッグのしやすさ 流石に難ありかな。でも、慣れれば意外にいけます
対腱鞘炎 これは、流石にそういう次元じゃない気がします(^^;
コストパフォーマンス 機能豊富で、なんだかとってもお得な気分
三猫のおすすめ度 ★★★★★
あたらしモノ好きなら絶対に買い!です