三猫OnLine 三猫ヘッドライン[2004年02月]

mi-neko HeadLine//三猫ヘッドライン//
|□++2004年02月++□|
2004年02月20日
【生物】 いらない脂肪を胸に移してバストアップ、幹細胞で現実に。
【生物】 遺伝子ドーピングで筋肉増大、ラットで成功。
【電脳】 経産省、「善玉ハッカー」の指針を作成。
【ゲーム】 鉄機対戦専用 家庭用本格ロボットコクピット。
2004年02月16日
【電脳】 Windows2000 /NT のソースコード流出。。
【写真】 エプソン 巻き上げレバーのあるレンジファインダーデジカメを発表
【写真】 コニカミノルタ デジタル一眼「α-7 Digital」を発表。
【技術】 切手大に1GBを保存、NTT光メモリの試作に成功。
2004年02月12日
【ゲーム】 米AOL調査曰く「オンラインゲーム、はまるのは中年女性。」
【医療】 日本は世界で一番 放射線診断の被爆で発ガンする国。
【同人】 臨海副都心を走る松本零士デザインの水上バス、いざコミケへっ?
【電脳】 燃え上がる秋葉原 ヤマギワソフト。
【鍵盤】 インターリンク、世界最小のポインティングデバイス「MicroNav」を発表。
2004年02月06日
【物理】 ウンウンペンチウムの作成に成功。(ついでにウンウントリウムも)
【写真】 富士フイルム FinePix S3 Pro 発表。
【社会】 PowerMac G5をAT互換機に改造したら、Macファンの講義が殺到。
【社会】 Appleからマクドナルドへ。原田社長 マック→マック転職。
【ゲーム】 VoIPで何千時間も連続チャット? from CNET。
【技術】 XML 1.1 勧告。
【生物】 スペイン風邪も鳥インフルエンザだった!
【技術】 バンダイ、視差を利用しないケータイ向け立体技術を開発。
2004年02月04日
【電脳】 MyDoomワーム、大流行。
【技術】 直径60nmの地球儀。

2004年02月20日

【生物】いらない脂肪を胸に移してバストアップ、幹細胞で現実に。

女性の永遠のテーマ「バストアップ」に 新技術です。 東京大学の吉村浩太郎らは、脂肪細胞と幹細胞を混ぜて使うことで 従来の脂肪移植の問題を克服し、バストアップ整形に自分の脂肪を使うことを可能にしたそうです。

従来バストアップ整形のため、腰まわりなど 他の部位の脂肪を 乳房に移植するのはNGでした。 なぜなら移植した脂肪の一部が壊死して「しこり」を作ってしまい これは乳がん診断に支障をきたすためです。 そのためシリコンや生理食塩水を充填した パックを埋め込む整形が一般的でした。

今回発表された方法は 女性の腹部あるいは腿から吸引した脂肪細胞を密度分画して、 脂肪中の幹細胞を濃縮、この液を乳房に300〜400ml注入することで 壊死が於きにくく自然なバストアップが図れるというものです。

免疫系も刺激せず、仕上がりもまったくの自然ですので 従来の人工物埋め込みによる豊胸よりもずっと良い方法です。 (要するに究極の「寄せて上げる」ですから(^^) )

ちなみに脂肪内幹細胞の利用としては、他にお顔のしわとり に利用する研究が進んでいるほか、 心筋や骨折の修復、筋肉の再生など、無限の可能性を秘めています。 現在はほとんどの脂肪吸引手術で捨ててしまっているというのだから、なんとももったいないお化けが出てきちゃいそうな話です。

【生物】遺伝子ドーピングで筋肉増大、ラットで成功。

ボインボインの次はムキムキです。(ああ、なんて下品な言い回しかしら・・)

米ペンシルベニア大のリー・スウィーニーさんら研究チームは、ラットをつかった実験で 特殊な遺伝子を遺伝子治療の要領で導入することで 筋肉増大が出来たと発表しました。

今回用いられたのはインスリン様成長因子-I(IGF-I)で、 これの合成ゲノムをアデノウイルスに組み込んだベクターを ラットに注射したところ、筋肉が太さ、筋力ともに15〜30%アップしたそうです。

IGF-Iは、筋トレや成長ホルモンの作用によって筋線維から分泌される因子で、 筋線維自身に働きかけタンパク質合成を促すと考えられています。 今回のようにベクターで筋繊維に感染させた場合、その筋繊維は 永続的にIGF-Iを作り続けコレが血中を回り続けることで、止め処もない全身ムキムキ地獄に陥ってしまう! ・・・と、思ってしまいがちですが(と、猫は思いました(^^;) )、 IGF-Iには筋中にとどまっていて、ほとんど循環血中に出てこないそうなんです

つまり、一度注射することで、そこの部位の筋肉のみ増大させることができますし、 血中に出ないということは、血液検査をしても「IGF-I濃度が高いからコイツドーピングしたな」と 発見することが出来ない、とても 理想的なドーピング手段になってしまうんだそうで・・・。

本来は筋萎縮患者などの為の研究で、 かなり期待が持てる実験結果です。 また、老化による筋萎縮にも効果的で、 ラットでの実験結果を単純に当てはめると、「70歳の老人に20歳の筋力を!」なんてことが出来るそうです。

うーん、来るべき高齢化社会には マッチョなおじいちゃん・おばあちゃん(しかもボインボイン) が欠かせないのかもしれません。 (なんのこっちゃ)

【電脳】経産省、「善玉ハッカー」の指針を作成。

世間には大穴を空けっぱなしにしておいても 平然としている団体・企業が山ほどあり、 それを忠告しても「不正アクセスだ!」と言われてしまいニッチもさっちも行きません。 ――なぁんて状況に嘆くハッカーの声がお上に届いたかはしらないけれど、 「善意」の方を逮捕してしまわないよう、経済産業省が「善玉ハッカー」なるものを定義しました。

これはACCSのWebサイトから警告のために個人情報を抜き取って発表してしまった officeさんが不正アクセス防止法違反で逮捕されちゃった事に対するリアクションで、 つまりは「おたくの窓、鍵かけ忘れてますよ」といったら 逮捕されるかもしれない となると、その窓はいつまでたっても 開きっぱなしになってしまうわけで、それは困るから線引きをしようというもの。

お上にしては対応も早くてちょっと関心なのですが、 猫アンテナにピピッときたのは そういう真面目なことよりも 「善玉ハッカー」という言葉の可笑しさ。

ちょっと電脳系に興味がある方なら知っての通り、 「ハッカー」は悪いことをしない人で 世間一般で言う「ハッカー」は「クラッカー」と取り違えているんだっ! と 「本当の」ハッカーさんは空しくも一生懸命叫んできたわけですが、 ついに「ハッカー」も「細菌」や「コレステロール」の仲間入り しちゃいましたか・・・。

経済産業省認定の「甲種 善玉ハッカー」の資格持ってますよ〜♪ ・・・なぁんて言える未来はやってくるのでしょうか? (・・・いまいち(TT) )

【ゲーム】鉄機対戦専用 家庭用本格ロボットコクピット。

まずはこれを見てください。

巨大すぎるコントローラが魅力の鉄機ですが、 オンライン対戦版の鉄機対戦の発売に向け、 ついにコクピットまで出来てしまいました。

見よ!この雄姿!! この迫力!! そしてこの感動っ!
記事を引用すると

サイドパネルパーツには、エアダンパーとロックが仕込まれており、引きおろすときの抵抗感や、いったん引き込んでロックを解除すると「シュー」という音とともにパネルがゆっくり跳ね上がるアクションが、戦闘機のキャノピーやロボットアニメのコックピットアクションの雰囲気をリアルに再現してくれる。

あああっ、なんて素晴らしいっ!

思えばDreamcast版 バーチャロン オラトリオ・タングラム の時、 猫はパソコンデスクにツインスティックをくくりつけ、擬似ツイン筐体を こしらえて、ネット対戦に勤しんでいましたが、(変わりにパソコンを使うときは ひざ上キーボードという状況でした・・・)ビンボくささは拭えませんでした。 自宅にコクピットを。それは猫の積年の夢だったのです。

そんな猫ですから この「量産型TYPE00」はたまらなく魅力的です。 20万円というお値段もギリギリ出せそうで困ってしまいます。 ただ、問題は置き場所なのよね。

既にキーボードにベッドをあけ渡してしまい、床で寝ている猫ですが、 ここに更にこんなのが来てしまったら いよいよ持ってコクピットの中で寝るしかなくなってしまいます。 でも、「それもいいかも・・・♪」と思えてしまう自分が愚かしくもちょっと可愛くおもえたり。 だって、幼稚園で「ガンダムごっこ」しながら育った世代なんですもの♪

「鉄騎大戦」専用レプリカコックピット「TYPE00」の正式発表は2月26日。 さぁ、Xbox買わなくっちゃっ! (・・道のりは遠い)

2004年02月16日

【電脳】Windows2000 /NT のソースコード流出。

Windows2000 と NT4.0のソースコードが流出しました。

このソースは203MBの圧縮ファイルの形でIRCなどで出回っていて、 解凍すると660MBのリソースとなるらしいです。 Slashdot JAPANの記事でも紹介されていた 妖精現実フェアリアルさんところの ソースが示すタスクマネージャの隠しコマンドを猫も試してみたのですが、 確かにその通りに動く・・。これは面白いです、じゃなかった、大変です。

このことにより「Microsoftがこんなにきれいなソースを書くなんて」とか、 「知的財産権がどうたら」とか「流出させた企業は倒産するのでは」など、 さまざまな波紋を呼んでいますが、一番大きな問題はやはり ただでさえギリギリいっぱいのWindowsのセキュリティが崩壊してしまうのではないか ということでしょう。

漏れでたソースの範囲によって一概には言えないのですが、 これら実装が明らかになることで、致命的なセキュリティホールが発覚し、 それらを突いたウイルスによって「Windows最後の日」が訪れるかもしれません。

MicrosoftはWindowsのセキュリティの内部仕様や実装を秘密にすることで保っていて、 先日のASN.1ライブラリに致命的な欠陥についても、 現象発覚からパッチリリースまで6ヶ月あまりかかっていて、 その間のセキュリティは「情報の秘匿」によってのみ保たれていたわけです。

薄氷のセキュリティの上の成り立っているWindowsですが、 一度ついた嘘を守るために2重3重の嘘を塗り固めねばならないかのように、 オープンでないシステムは永遠にオープンに出来ないのかもしれません。 王様の耳は・・・。

【写真】エプソン 巻き上げレバーのあるレンジファインダーデジカメを発表

誰もがあったらいいなと思いつつ、絶対にでないよね、と思うようなカメラが いきなり発表されましたっ!しかもメーカはエプソン。ハッキリ言って不意打ちです。

エプソンはPMAでベッサRベースと思しき ライカMマウント搭載 レンジファインダー式 手動巻上げレバー搭載 レンズ交換デジタルカメラ を発表しましたっ!
このニュースを見て猫は一瞬 連日の疲れで仕事しながら寝てしまったのかと、 自分のほっぺを抓ってしまいました。

凄く嬉しくなってしまう 自分の気持ちはとり合えず置いておいて、 巻き上げレバーはフィルムがなくても シャッターチャージ用に残ってるとして、 冷静に考えると巻き戻しノブは一体何に使うんでしょう???
まったくベッサRと一緒というわけではなく、バリアングルの液晶を搭載していたり、 軍艦部にアナログ指針式残量メータ・バッテリメータを備えるなど(ニコンの35Ti系を彷彿させるわね) なかなか本気度の伝わってくる試作品です。

すばらしくも魅力的なこのデジカメ、 レンジファインダによるマニュアル測距機能と、 液晶ビューファインダによる「見たまま」のフレーミングは もしかしたらとても相性が良いのかもと思わせます。 (液晶モニタついた時点で一眼レフの優位性は微妙ですものね)

なんだかとてもとても楽しみな本機、久しぶりに猫の「欲しい!スイッチ」が ONになってしまいました。 続報は3月とのこと。たっのしみだにゃ〜♪

【写真】コニカミノルタ デジタル一眼「α-7 Digital」を発表。

5大一眼レフメーカ 最後の1社ミノルタが、いよいよデジタル一眼レフに本格参入です。

PMAで公開された「α-7 Digital」は銀塩一眼レフα-7と同ランクの製品で、 ミノルタ切り込み隊長の証「7」を冠する中堅機種。

ブランド名も新たに「コニカミノルタ」になり(これはちょっと長すぎるのでは(^^;)) APS-Cサイズの600万画素CCDを搭載ということで、ニコンD100やキヤノンEOS-10Dクラスですね。 一見「ミノルタである」ということ以外新し味がないようですが、 そこは過剰なまでの新技術投入を旨とするミノルタ、 初参入にしてボディ内手ぶれ補正機構を実装してしまいました(!)

CCDを動かしてしまえっ!というミノルタニズムに驚愕なのですが、 どのレンズをつけても手ブレ補正が出来てしまうというミノルタ脅威のメカニズムは、 レンズに手ブレ補正を仕込むニコンやキヤノンの鼻を明かす大快挙といえます。 この「ボディ内」というところに、 ボディ内モータでAF一眼レフ市場を生み出したものの、 キヤノンのレンズ内モータというトンビに油揚げをかっさらわれたミノルタの リベンジ魂を感じます。ガンバですよっ! コニカミノルタ!!

このミノルタというプレイヤの参入で、デジタル一眼レフ市場はもっともっと面白くなりそうです。

【技術】切手大に1GBを保存、NTT光メモリの試作に成功。

NTTは、切手サイズながら 容量1GBが実現可能という 薄膜ホログラムメモリ「インフォ・マイカ」(Information-Multilayered Imprinted CArd) の開発に成功しました。

積層ホログラムメモリとは、ホログラム――2次元面に3次元情報を刻み込んだもの を利用したメモリで、要するにホログラムを刻んだ透明な板を層状に張り合わせ、 断面からレーザを照射することで、上側に像が絵を結ぶ仕組み。 レーザを当てる層を移動させれば、どの層に刻まれた絵も見れるので小サイズ大容量化が可能な仕組みです。

今回作られたのは25×25×2mm、で100層の1GB版。 メモリの製造技術はDVDやCDでこなれている原版転写プロセス製造が可能ですし、 リーダ自身も特別な技術は使っていないの様子なので、 量産するとメディア100〜200円、リーダが数千円と なかなか魅力的なシステムです。

1980年代ですと光ディスクは未来の媒体♪ って感じでしたが、 もうここまで普及するといくら大容量になろうとも、21世紀気分は味わえません。 その点Info-MICAは、とてもSFチックなので早く手にとって見たいわぁと ワクワクしてきませんか?

ビバッ! 21世紀です♪

2004年02月12日

【ゲーム】米AOL調査曰く「オンラインゲーム、はまるのは中年女性。」

米AOLが調査したところ、オンラインゲームにはまるのは、男性や子供をぶっちぎって 中年女性なんだそうです。

記事的には「驚きの・・・」というニュアンスですが 猫的には「へーっ、アメリカでもそうなんですか」といった感じ。 PSOには主婦ゲーマが多かったです。そして主婦ゲーマはヘビーゲーマなんです。

結局もって、時間を作りやすく(正確には家に閉じ込められた時間が長く(TT) )、 コミュニケーションを取るのが大好き!という女の方にはうってつけ、というわけなんです。 いやぁ、オンラインゲームってほんっとに、いいもんですね♪

というわけで、みの某と主婦の心の支持率を競い合って欲しいものです。

【医療】日本は世界で一番 放射線診断の被爆で発ガンする国。

本末転倒というか、石橋を叩きすぎて壊れたというか・・。

英オックスフォード大は医療機関での放射線診断による被曝による発ガンを比較研究した結果、 日本はダントツで医療機関被爆発ガンする、との結果を発表しました。

本研究によると、日本の検査被爆発ガンは年間全発ガン者の3.2%に上ると推測、 今回調査した15ヶ国の平均が1.2%、2位のクロアチアでも1.8%とぶっちぎりの首位独走状態です。

これはひとえに日本のX線検査する回数が他国平均の1.8倍という高さによるもので、 早期発見のためのX線検査がアダとなった風に取れます。

とはいえ、じゃあ検査しなければ良いかと言うと、 検査することで助かった命と、検査しないで助からなかった命、 検査したことが原因で落とした命の天秤の掛け合いになってしまうので 単純に図れないのがホントのところ。 基本的に人は自分の大切な人の命は地球より重いものですから、 この検査結果をもってどうしたら良いかなんて 判るはずもありません。

でも、どうせ研究するならこのダントツの被爆率の代償で得られるものの大きさも 調査してほしいな、と思います。 天秤にかけるには両方の重さをしらなくっちゃね。

【同人】臨海副都心を走る松本零士デザインの水上バス、いざコミケへっ?

東京都観光汽船(平たく言えば水上バスです。)は、 3月下旬から松本零士デザインの水上バス「ヒミコ」を運行させるそうです。 この「ヒミコ」ネーミングもとても「っぽい」のですが、デザインもなかなか凝っていて、このまま水中に潜っていきそうな勢い。 内装はもちろん歯車状の穴がいっぱい開いているのですよね?
運行区間はニュースリリースによると「浅草-お台場」間とのこと。

水上バスというと、猫にとってはコミケの足! 有明に会場が移ってからこっち、ず〜〜っと水上バスを利用してきた水上バスマニア。 年に5、6回は船旅を楽しむ生活を5年ばかり続けているわけですが、 この「お台場」がお台場臨海公園 行なのか、 パレットタウン 経由 東京ビックサイト 行なのかは非常に興味深いところ。 出来れば、いえ、意地でもコミケに向けて発進させてくださいっ!

目下、猫の野望は3日目のコミケ帰りに「ひみこ」に乗って遠ざかるビックサイトを眺めながら 「コミケか・・・・。今は何もかも懐かしい・・・・。」と口走り、 日の出桟橋までの30分間の快適なクルージングを楽しむことです。 くふふふふっ♪

今からたのしみです。

【電脳】燃え上がる秋葉原 ヤマギワソフト。

「も、え、あ、が、れ もえあがれ 燃え上がれ ヤマギワ」
などと思わずTV版のガンダムOPテーマが脳裏を過ぎった不謹慎な三猫ですが、 ヤマギワソフトが凄い火事です。 あの密集地帯秋葉原で1階から出火して死者0なのですから ヤマギワは防災対策がしっかりとられているのでしょうが、 アキバで火事とは怖いですね。

鍵盤趣味者の猫的には実はヤマギワソフト自身はどうでもよくって、 裏のクレバリー2号店がとても気になるのですが、どうなっているのでしょう。 どうでも良いことですが、元記事には動画まである始末。なんともアキバです。

と、まぁいろいろ雑感が頭を過ぎる猫ですが、はやく
「よ、み、が、え、る よみがえる 甦る ヤマギワ」
と歌える日が来て欲しいものです。 ・・・・どっかが替え歌リリースしそうね。

まだ萌え〜にふる〜える〜っ 心が〜ある〜なら〜♪

【鍵盤】インターリンク、世界最小のポインティングデバイス「MicroNav」を発表。

インターリンクはポインティングデバイス「MicroNav」を発表しました。 部品サイズは10 × 10 × 1.5mmと小さく、ケータイ等への実装を狙っているとか。

MicroNavはフィルム状の感圧阻止「FSR(感圧抵抗体素子)」を使ったデバイスで、 アナログ・ポインティング・デバイスです。 見た目も技術的にもトラックポイントに近いものらしいのですが、 インターリンクのほうがIBMよりも先にこの技術を発表していたのに・・。 との理由で今まで活用されていなかったらしいです。・・・って何十年放置してるのよ(^^;

というわけで裏っかわの部品がチッチャクなったのが凄いってことらしいのですが、 ユーザからみれば単なる見慣れたポインティングデバイス(しかも斜陽(TT) )。 実装者には夢が広がる選択でも、はたしてどれだけ世の中に普及するのかしら。

とはいえ、「実装厚が大きくなる」「世の中の人の大半が慣れていない」という理由で 迫害されつづけたトラックポイントが、再び日の目を見るきっかけになればと思います。 がんばれっ! トラックポイント!! です。

2004年02月06日

【物理】ウンウンペンチウムの作成に成功。(ついでにウンウントリウムも)

魅惑の元素、ウンウンペンチウムを作ることに成功したそうです。

米国立ローレンス・リバモア研究所とロシアのドブナ原子核共同研究所(JINR)の共同チームは、 カルシウムとアメリシウムの同位体「48Ca」と「243Am」を粒子加速器で衝突させ、「ウンウンペンチウム」をつくりだしました。

「ウンウンペンチウム」「ウンウントリウム」は単に「115」、「113」という意味なのですが、 ウンウンペンチウムはSF / オカルトファンには 反重力リアクタを作れる元素とかいう ネタになっているらしいです。(論拠は知らないのだけれど、相対論に矛盾しないで光速を超えるとか、 真空からエネルギが取り出せるとか UFOに使われているとか、そういう感じらしいです) 超重元素のなかでも魅惑の元素になっているらしく、2chにスレが立っているほどの人気ぶり(?)です。

今回の実験では。ウンウンペンチウムは90m秒存在した後α崩壊でウンウントリウムになり、 1.2秒程存在したのち崩壊したそうで、 他の超重元素に比べれば崩壊までの時間がとても長いのが特徴です。

なにかと面白そうなウンウンペンチウムですが、 はっきりいって何がどうなってこんな注目のされかたをしているのかさっぱりわからないので、 いまいち乗れないのが寂しいところです。

【写真】富士フイルム FinePix S3 Pro 発表。

富士フイルムのニコン筐体を使った一眼デジカメシリーズ FinePix S 系に 新型機が登場です。

今回米国で発表となったFinePix S3 Proですが、 ベースボディは現行機S2 Proとおなじ ニコン F80ですが、 富士フイルム側ボディは完全な新規造り起こしになっているそうで、 写真をみると確かにお尻の辺りがスマートになってなかなかカッコいい感じになりました。 (^^

CCDはAPSサイズのスーパーCCDハニカムIV SR 。 このCCDは面積が大きく感度が高い「S画素」と、 面積が小さくダイナミックレンジを広くするための「R画素」が併設され 従来型CCDの4倍のダイナミックレンジを持つというもの。 画素数はS画素617万 R画素617万でハニカムCCDの補間処理で記録画素数1,230万画素となるそうです。

F100ベースにならなかったのにはちょっと疑問を感じますが、 お値段の問題であるならば、S3Proがいったいどのぐらいの価格帯でせめてくるのか とても気になるところです。 もしかしたら、某Kiss VS D70 10万円代大決戦 に割り込んでくるかもしれないと思うと ちょっとワクワクしてきますね。

>>DigitalCamera.jp(2/5の記事)
【社会】PowerMac G5をAT互換機に改造したら、Macファンの講義が殺到。

Macファンは凄いというけど、ここまでだとは・・・。

overclockers.comで、 「クリスマスに新品の Power Mac G5を貰ったけど、Windows機のほうが欲しかったので、 中身を全部DELLに入れ替えちゃいました」という記事を掲載したところ、 世界中から過激なMacファンの抗議のメールが殺到。 1300通以上のメールが集中して受信トレイはパンク、 その内容も「何の落ち度もないデュアル・プロセッサーのG5を、粗末なウィンドウズPCに改造したことで、あんたは地獄行きの切符を手にしたのだ」 「おまえのPCが爆発して、おまえの顔に生涯、悲惨な傷跡が残るよう祈っている。」 「睾丸を縛られて吊るされ、火あぶりにされればいい」など 過激を通り越して身に危険を感じるレベル。うあぁ・・怖いですよ。

あまりの凄さに、後日談として「実は 友人からG5の筐体だけ貰ったのでAT互換機のパーツを詰め込んだだけ、 新品云々はジョーク」と発表されたのですが、 ホントにジョークだったのか自衛策なのかは神のみぞ知るというところ。

猫的にはもしMacファンだったとして、自分のG5を勝手にAT互換機に改造されちゃうならいざ知らず、 他人がやる分ならどうでも・・という気もするのですが、 セガファンである私は、もし「Dreamcastのパッドって使いにくいからPS2のパッドを変換機でつなげてるよ」といわれたら きっと小一時間ほど問い詰めてしまうのでしょうから、 あまり大きなことは言えないですね。

Dreamcastパッドはいいですよ、一見使いにくそうに見えても とても細かい配慮が充実している点がすばらしいです。 いつか詳細解説したいのですけど・・・・。

【社会】Appleからマクドナルドへ。原田社長 マック→マック転職。

マック続きです。

アップルコンピュータ(日本法人)代表取締役社長の原田永幸氏が、日本マクドナルドホールディングス(日本マクドナルドHD)の代表取締役CEOになるそうです。

タイトル以上の意味は何処にも無いニュースなのですが、 「マックからマックへ」という語呂の為に人事を決めたのかしら、とか、 関西人だったら「マックからマクドへじゃおもろないわ」(←猫的仮想関西弁) なのかしら、と30秒ばかり私の思考を奪った功績だけは認めてあげることにしておきます。

広告効果を狙っているなら、 トランスルーセントなバンズをつかった 「iマック」とか、 ビッグマックの上を行く 3段重ねの「パワーマック G3」とか、是非是非発売して欲しいです。

(・・・我ながら寒いわ・・。)

【ゲーム】VoIPで何千時間も連続チャット? from CNET。

CNET JAPANオンラインゲームはVoIP普及のキラーアプリになれるか?という コラムが掲載されています。

これは単にオンラインRPGのボイスチャットのことで、ニュースでもなんでもないのですが、 あまりに凄い文言があったのでついつい紹介してしまいます。

オンライン戦士が何千時間も連続でチャットし続けられるようになった。

お、オンライン戦士!? 何千時間も連続!?・・っ

オンライン戦士とは物々しい・・いあいあ、 何千時間もぶっ続けでチャットというの過酷さは まさに「戦士」の称号にふさわしいかも。そもそもそんなこと人間に可能なのかしら。etc...
――と、いろんな思いが猫の脳裏を横切りますが、 冷静に考えてみると その時間数は既にボイスチャット云々は関係ないのでは?と 思います。 重要なのは廃人かどうかだと(^^;

ちなみに猫のDreamcast版PSOの総プレイ時間は3000時間くらいだったっけ、と 補足しておきましょう。(笑)・・・・・廃人?

【技術】XML 1.1 勧告。

XML 1.1が W3Cにより勧告されました。

通常ならば「おおーっ」とか「ようやく・・」とか いろいろと盛り上がりたいところなのですが、 猫的にはどうにも盛り上がらないです。 それはどうも みなさん同じようで、理論上(?)は結構大きな事件なのに、 Slashdot JAPANでもさっぱりスレッドが伸びない様子。

XMLは汎用性を追い求め「機械によめる」をウリにいろいろ周辺技術が発達していますが、 そのかわり人間が書きやすい・読みやすい といった性質がHTMLから大きく後退しています。

人と機械の融和が売りのXMLですが、 XHTMLの微妙なマークアップのしづらさや、iniファイルなどはXML化されかえって読みにくくなったことなど、 人にとってもの使い勝手も中途半端ですし、コンピュータ側からみても DOMアクセスで開発が楽とか、いろいろメリットがあるものの、 一つのエンティティをXMLでシリアライズする書式がいろいろあるため、 結局「すごい楽」というほど楽にはなってないと感じるの事実。

結局、高い自由度ゆえに機械と人とがスキーマの引っ張り合いをしてしまうのも現実で、 例えば要素名も、人間ならインスタンス的に定義( <三猫> など)した方が見やすいけれど、 コンピュータ側からみるとクラス的に定義( <管理者 name="三猫">)した方が処理を作りやすい 等々、 中庸な立場がかえって使いにくさを演出してしまうのがXMLよね、と猫は思うのです。

―なんだかXMLって器用貧乏なのよね。

とはいえ、ビジネス方面ではいよいよXMLでWebサービスで分散アプリケーションで と、 夢色の未来が広がっていっている感じなので、 もうちょっとこのニュース、盛り上がってもいいとは思うのですけど・・・。

【生物】スペイン風邪も鳥インフルエンザだった!

スペイン風邪。1918年5月末に発生し全世界に瞬く間に広がったインフルエンザです。 推定死者数は2000万人から6000万人で 人類の1.5%〜5%を死に至らしめた疾患です。

アラスカ永久凍土に埋められていたスペイン風邪患者の遺体などから これらの病原ウイルスが A型 H1N1タイプだと解明されていました。

ちなみにインフルエンザにはA B Cの血清型で大分類され、そのうちA型は 2種類のスパイク抗原「ヘマグルチニン(hemagglutinin)」と「ノイラミニダーゼ (neuraminidase)」の種類でサブタイプに分類されます。 H1/N1みたいな感じですね。

このうち種を超えて感染を行うのはA型で、アヒル、鶏、鯨、豚などいろんな種に感染・発症が見られます。 特に鳥は「インフルエンザのプロトタイプ」豚は「ウイルスミキサー」といわれ、 鳥・豚・ヒトの三拍子がそろうと、新型ウイルスの発生に最適な条件が揃うと言われています。

さて、ようやく本題ですが、今回英国医学研究協議会のグループは、 スペイン風邪のヘマグルチニンに着目し その塩基配列から塩基配列などから、ヘマグルチニンのうち立体構造を割り出し 他の鳥やヒトのウイルスと比較したところ、 スペイン風邪は 「鳥ウイルスに特有な構造がほんの少し変わっただけ」の構造をもっていることが判りました。

このことは、スペイン風邪が大流行したことと併せ考えると、 鳥インフルエンザでほんの少しのヘマグルチニンの構造変異がおきるだけでヒトへの感染性を持つことが出来ることを示唆します。

現在流行中の鳥インフルエンザ A型 H5/N1タイプも 同じようなシナリオで スペイン風邪の再現になってしまうのでは・・というちょっと怖いニュースでした。

【技術】バンダイ、視差を利用しないケータイ向け立体技術を開発。

立体映像というと今までは視差を利用したもの――右目と左目に違う映像を見せる仕組みで 実現されていたのですが、 そんな常識が覆されました。

バンダイネットワークスは、片目でも立体映像を見ることができ、特別な液晶なども必要ない ケータイ向け立体技術「Wink3D」を発表しました。逆転ホームランですね!

通常人間は、視差を利用して立体感を得ていますが、「片目をつぶったら急に平面と立体の区別が付かなくなっちゃった」 なんてことがないことから判るように、視差以外にも、頭を動かしたときの対象物の動きや 遠くのものは小さく見えるなどの情報、フォーカス情報、鮮明さなどから、 物と物の相対関係を推測し、脳内で立体に仕立て上げることも行っています。

つまり、視差以外に訴えて立体にみせるのがWink3Dという技術で、 立体に見せたい物体を左右に動かし、揺れ幅を調節することで、立体を感じさせるという仕組み。 ちなみに両目を開けていると視差情報から「この立体感はまやかしだ!」と見破ってしまうため、 片目でみたほうがより立体感を得られやすいとのこと。
(と、いうわけでサンプル画像です。)

技術的にはFlashで実現されていて、待ち受け画面などに利用されるそうですが、 この「立体的なゆれ方」をつくるのは技術とセンスがいるので 思うほどやさしくないとのこと。 ポリゴンで箱庭をつくって揺らしてあげればそれだけで出来そうな気もするのですが、 Flashの知識があればだれでもチャレンジできる技術ですので、 チャレンジするのも面白いかも。

2004年02月04日

【電脳】MyDoomワーム、大流行。

いまさらですし、みんな知ってると思うのですが、MyDoomワームが 大流行中です。

三猫さんちも史上類を見ないくらいボコボコMyDoomワーム入りのメールがやってくるのだから 流行っているのねと思うのです。(でもSpamの方が多いのだから困ったものです。)

今回の決め手はやはりソーシャル・エンジニアリングの上手さでしょうか。 メールサーバからのエラーを装うというスタイルは、日本語の壁に守られてきて 「I Love You」といわれても「ああ、ウイルスね」と対岸の火事で居られた私たちを 被害の渦中に引きずり込むには十分のもの。

猫としてはこのウイルスの対策として、是非送信エラー等、 メールサーバなどの自動送信メッセージを日本語化して欲しいと思うのです。 日本でサービスしといて「コンピュータだから」と翻訳しないで エラーを送りつけるのは、日ごろから「ちょっとね」と思っていた猫は これを切っ掛けに是非是非日本語化を!と思ってしまうのです。 (ただ、英語が苦手なだけなのですが(^^;) )

【技術】直径60nmの地球儀。

60nmの球体に地球の地形を掘り込む・・・なんて凄いことをやってしまいました。

これは NTT が開発した 電子ビームリソグラフィによる3次元ナノ加工技術(EBナノリソグラフィ)の デモンストレーションとして行われたもので、 髪の毛よりも20nmも細い、直径60nm、縮尺1/2000億 の地球儀を作ってしまうというもの。 猫も写真を見たのですが、技術アピールにありがちな「地球儀に見えなくもない」ではなくって 「誰がどう見たって地球儀」なんです。山があるっ!海があるっ!川があるっ!・・・うあぁ、これは凄いです。

これまで精緻な3次元微小構造を作るのには「マイクロ電気機械システム(MEMS)」という技術が用いられてきたそうですが、 パターン作成に可視光線やX線を使うため回折現象等の物理的限界のため最小構造寸法は1μ程度だったそうですが、 本技術では電子ビームを使うため、同技術の100倍の解像度を得ることができるというもの。 ふみふみ、先日話題になったフォトニック・フラクタルなんかの製造技術としても面白いかも、と 素人考えで思ってしまいます。

技術アピールとしても面白いこの地球儀、 猫は現代文明が滅びる暁にはこの地球儀を大量生産して地球上にばらまいた上で 他の文明の証拠を徹底的に破壊して、 次の世代の人類(?)が、ナノテクノロジーをもった時に初めて「あっ!」と言わせたい ――なぁんて思うのです。これぞ、テクノロジの醍醐味だと思いません?(笑)

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