最近 猫のトラックボールルームなるものを初めてます。 この猫言を書いている時点ではまだ テストオープンなのですが、 2ちゃんねるとかから(笑)の訪問者さんとか、 閲覧者さんが多くって テストといいつつ気の抜けないのよね〜、 といった感じです。
猫系レビューサイトの第2弾がこのトラックボールルームなのですが、 評価というのは所詮相対評価、 一つのものをレビューするにはなるべくたくさんのものを味わってからのほうが 良いので、今はいろんなトラックボールを試食するのを 目的にガンガンレビューを書いていって、 感じ方に変化が出たら修正していこうと思っていたのですが、 一度書き上げたレビューを部分的に修正するのは想像以上に難しく、 下手に手を入れてしまうと、全体としてつじつまが合わなくなってしまうので、 結局書き直しになってしまうのです。ううむ・・、むずかしいものね。
――と、なんだか話がいきなり脱線気味ですが、自身の視界を広げる為にも、親指トラックボールに触れておかなきゃ、 と常々思っていたわけです。
いきなり手前味噌な話ですが、猫は親指に脆弱性を抱えています。(ああ、どこぞのOSのようだわ)
過去に右手にちょっとした怪我をしたことがあったのですが、 怪我自身は治ったもののリハビリをサボってしまい、右手の握力や耐久性が 大きく下がってしまったのです。
とはいえ握力が下がったことは必ずしもマイナスではなく、 マンガを書く猫は、ゴムかけしてもシッカリと跡の残る線を見るたび、 「筆圧が低くならないかなぁ」と思っていたので、予期せぬところで低い筆圧を手に入れて嬉しかったりと、 結構得したにゃあ、なんて考えているのですが、 やっぱり時々は困ることもあるのです。例えば、
などなど。
親指の力が弱かったり直ぐ痛くなっちゃうからなのですが、 ボーリングは滅多にしないですし、 もともとガーターばっかりの猫ですのであんまり困らない。 スチール缶はちょっと困るけれど、コイン一枚あれば開いてしまうし、 猫はゲルボールペン大好きっこなので、 怪我する前からシャープペンで字なんて書きませんでした。 ・・・うーん全然こまってないです(笑)
と、話が長くなってしまいましたが、 猫の個人的理由により、 レビューでも書かなければそれこそご縁がなかったのが 親指型トラックボールなのです。
そんなこんなで、半ば義務のような感じで購入検討を始めた猫ですが、 現在市場で普通に買える親指トラックボールは以下の三種4台のみ。 ・・・・うみゅう、市場の狭さを痛感いたしまする・・・。
いろんなサイトさんで情報を集めると、親指型はボール径が大きすぎたり ボールの高さが高かったりすると 親指の付け根にストレスがたまるらしい。 うーん、そうなんですか。なるほど・・。
などといろいろ検討した結果・・・ではなくって、 単にデザインで直感サバンナで決定したのが LogitechのST-65UPiに決定しました。
というわけで、Logitech(Logicool)のST-65UPi、有線TrackMan を購入しました。
Logitech ST-65UPi |
本機を選んだ理由は主にそのデザイン。
曲面と直線のメリハリあるデザインが猫の所有欲を刺激するのよね〜。 この直線のあるデザインのおかげで、見たときや握ったときに「シャキッ」と背筋をまっすぐ 伸ばしたような感じを受けるのがお気に入りです。 小指側にワンポイントのゴムグリップも付いていて、 その細かい気配りに「憎いねコイツ〜っ」てな感じで、 かわいらしくも気の利く子ねと愛しくなってきます。 ん〜っかわいい!
プラスチックながら握った感じのしっかり感など こういう質感溢れる造形はLogitechのお家芸ですね。
そんなこんなで使ってみると、んん、これは・・・ 本当に指だけで操作できちゃうんだねぇ・・。
人差し指型のトラックボールの場合、 ボールを転がすときに何のかんので てのひらの関節を使うので 「トラックボールは指しか動かない」と言うものの 実際にはてのひらを筐体に付けっぱなし言うわけではないのですが、 親指型トラックボールの場合は、 本当に掌を べた〜っとトラックボールにくっ付けたまま 指だけで操作できちゃうんですね。
親指の自由度と、その他の指の自由度を比較すれば気付いて然るべきことだったのですが、 なかなかどうして、使ってみるまで気が付きませんでした。(^^;
親指はご存知の通り他の指に比べて高い自由度があります。 これは指の骨の一部が てのひらに組み込まれない親指ならではの特性です。 反面人差し指や中指はタップなどの単純な上下動以上の動作をしようとすると、 どうしても掌がつられて動いてしまいます。
てのひら が動くということは、そこも自由に動かないせる状態じゃないと、 操作が苦になってしまうので、人差し指型トラックボールには手首から上が自由に動く環境が必要です
一方親指型トラックボールは、前述のとおり てのひら はほとんど動きません。 もちろん、親指の付け根側は多少動いてしまうのですが、 アロン・アルファで掌とトラックボールを接着しても大丈夫 なくらいには動かないわけで、つまり指さえ動く環境があれば操作に十分な条件が整うわけです。
もちろん 指しか動かないことから「親指トラックボールは疲れにくい」と言うつもりはありません。 だって動かないことが疲れにくいとは限りませんし、(ずっと同じ格好をしてるというのも疲れるものです。) 掌という大きな部位を動かしたほうが手にかかるストレスが分散するという見方もありますし。
でもこの性質は、疲れにくさとは別次元のメリットを親指トラックボールにもたらします。 それは ちゃんとしない姿勢で操作するのが楽なことです。
ごろ寝やあぐら、体育座りでノートパソコンをつかうとき(つまり姿勢が悪いとき)、 手首が「く」の字に曲がったりと最適な手首ポディションがとれないことがとても多いです。 人差し指トラックボールで無理な姿勢を取ると、手首の自由度が確保されない状態で 無理に操作するため、手の腱や手首に負担がかかってしまいます。うーん手がつりそう・・。
それともう一つ、膝の上や 縦に置いたティッシュの箱、枕の上などの不安定な設置場所では、 人差し指型トラックボールを使うと操球時にぐらぐらっと揺れてしまいとても使いにくく感じます。 これは据え置き型デバイスの宿命なので仕方がないところです。
以上の理由で、猫の場合人差し指型トラックボールの活躍場所は机の上限定で、 それゆえは そういう「よろしくな姿勢」の時はハンディ型トラックーボールの出番だったわけです。 ところがハンディ型はアクマで「局地線用」。据え置き型に比べ 操作感では一歩も二歩も譲ります。
さて、ここで親指型トラックボールの登場ですが、 変な姿勢でも 指のみ動かせば操作できちゃうので、 多少の無理な姿勢でも、手首に負担がかかりにくくけっこう楽に動かせちゃうんです。
また、不安定なところに設置しても操作時に掌が動かないため、 操球中もしっかりと設置面に押さえつけることができ操作が安定してくれます。 極端な話ですが 棚や机の側面とかに押し当てた状態でも案外 いけてしまったりします。
親指型トラックボールは押し付ける場所さえキープできれば、 多少の悪条件でも快適な操作が出来てしまう、 そんな素晴らしい設置姿勢耐性があったのです。
これは、凄いメリットだわっ!
猫的には 枕元にノートPCを置いてうつぶせ状態でズベーッと見るとき、 親指型トラックボールのもっとも幸せな使い方なんだわ〜、と実感します。
こんな風に床生活 + ノートパソコンでだらしなく過ごすのが大好きな猫は、 そこに親指型トラックボールがあると、とっても幸せになれることを発見しました。 うーん、これは意外だったわ。
そんなこんなで、すっかり親指トラックボールを気に入ってしまった猫です。 ああ、やっぱり道具というのは、使ってみなきゃ解らないものね。
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