なぜこんなことでこんなにも幸せになれるのか、それはきっと人類という種族のもつ 遠い記憶に関係あるのかもしれない・・・。

なぁんて、ちょっと連載開始っぽい出だしで始まる今回の猫言、 テーマはずばり、ふにゅふにゅです。

ふにゅふにゅっていいですよね〜。なんか手でふみふみするだけで、 はにゃ〜んとした気分になってきます。
それを揉みしだくと、あまりに無抵抗に私の力をすべて受け入れる、すばらしい。
たかだか感触がいいだけなのに、それさえあれば何もいらないとまで思わせてしまう そんな素敵なふにゅふにゅ・・・。

って、何のことをいっているかわからない？そりゃそうです。(^^;
さっきから言っている「ふにゅふにゅ」とは実は「マイクロビーズクッション」のことなんです。

マイクロビーズクッション

超微粒子のビーズをクッション内につめることで 弾性のない中身をつくるわけですから、体を乗っければ外布が伸びきるまで ふにゅふみゅっっと沈み込むわけです。

思わず握っているだけで幸せになってしまうこのクッション、 なぜかパソコンショップで見かけることが大変多いです。

これまでもゲルをつめたパームリフトなんかが置いてあったりしましたので、 全然違和感ないのですが、よく考えるとかなり脈絡のない組み合わせです。
まぁ、気持ちいいというだけのクッションがパソコンショップ流通に乗るくらい ゲルマウスパッドだとか、ふみゅふみゅなのぽぽんだとかが売れたのですね。

コンピュータ関係者はお疲れだから癒し系がうれるんだ、というのに 実際わたしもなんの違和感も感じませんが、よぉく考えるととんでもない話かなと 思います。

だって、人の仕事を楽にするためにコンピュータをつかっていろんな物を自動化しているのに、 そのコンピュータを使う人が「疲れている」の代名詞になっちゃうなんて、 ちょっと本末転倒な気がするのです。

まぁ確かにプログラマさんとかは他人を楽にするために10倍以上のつらいことを あらかじめしておいてあげる仕事ですから、疲れまくるのもよくわかります。

でも、パソコンショップの客ってユーザーさんが多いんだと思うのですけどね〜。
楽になった分他の仕事をさせられるし、なんていっても効率がよくなりすぎて 息抜きが出来ない状況になっているのかもしれません。

まぁ、実際ちまたのPCでお仕事してる人を見る限り、 マイクロソフトの奴隷PCの周辺機器と化しているといっていいのではないでしょうか？

キーボードより早い入力デバイスということで USBで脳直結とかやりそうですしね（ｗ

と、言うわけで、
へ理屈をつけて現代社会にいちゃもんつけてみましたが、 本当のところただ単にビジネスユーザーが多いから癒し系が売れるだけかもしれませんね。