トラックボール個別面談

Kensington Orbit Optical (Orbit Optical :Model 64327)

Kensington Orbit Optical
メーカー Kensington
ボタン数 2ボタン
ホイール 無し
エンコーダー 光学式
ボール支持 アルミナセラミック球による3点支持(推測)
ボール径 40mm
コネクタ PS/2・USB

ようやく出た光学式エントリーモデル

今まで黙っていたのですが、実は猫は Kensington の大ファンです。

・・・って、Kensingtonだらけの個別面談なのであまり意外性がない秘密でしたが(^^;)、 Kensingtonは猫の心のご贔屓企業で、それ故ライバルLogitechの光学三昧には ファン心理としてちょっとくやしいモノがありました。

ベアリングローラのExpert Mouseは贔屓目でなく光学式以上のバリューがあるのですが、 他の機械式エンコーダの機種は形や機構が素晴らしくても結局ソコがボトルネックになるわけです。

何よりくやしいのは、ライバル「Marble Mouse」が光学式なのに 我らがOrbitはゴムシャフトエンコーダという大きなハンデがあるということ。 エントリーモデルゆえ最も人に勧める機会の多いトラックボールなのですが、 「40mm径ボールなら実用的には機械式エンコーダでも問題ないですよ」 とか「ほーら、ボールが光って綺麗でしょう(←Orbit Elite)」などと言っては見るものの、 21世紀のPCユーザは 今更ボール式マウスをわざわざお金を出して買う気がしないように、 機械式エンコーダには抵抗がある様子。 並べられれば Marble Mouseの方を選んでしまうのが人情でしょう。

そんな Kensingtonファンとしては少しやるせない現状を救うべく、 突如 彗星の如く現れたのが 本機Orbit Opticalです。

とは言っても、Orbit Optical自体は結構前から出ていて 何の事情か国内販売がされていなかっただけなのですが・・・。待ちましたよ〜。

新しいエッセンス

ようやくスペックシート的に Marble Mouseと肩を並べた本機です。

「機械式→後進→三流の模倣品」というイメージから(←猫の勝手な憶測です ^^;) AKIBA PC Hotline!で 「LogitecのMarble Mouseに似たトラックボール。」 なんて一言ので切って捨てられたことのあるOrbitですが、 「光学式」という武器(しかもボールにつぶつぶ印刷が無い!)と 2000年代のデザインラインを身に纏った本機は まごう事なき最先端のトラックボール、 もう「Marble Mouseもどき」と言わせませんっ!

さて、本機の武器の一つ「垢抜けたデザイン」ですが、 ライン自体は実はOrbit Eliteと全く同じです。 ですが、 ボールの意匠に合わせてパームレスト部のゴム塗装やボール、ケース底面をブラックに変更したために、 Eliteと比べても非常に引き締まった印象を受けます。 総じてとても「カッコいい」デザインです。

旧Orbitと比べると見栄えは全く別物になってしまいましたが、 手を添えたフィーリングは確かにOrbitと同じモノを感じます。 Orbit 譲りの「握る」ではなく手を「置く」デザインは快適で、 縦横に緩いアーチを描いた形状と ピーチスキンを施したパームレフト、 ボールに対し Expert Mouseと同じ位置関係に配置されたボタンなど とても使いやすいデザインです。 なるほど、さすが「置く」デザインの老舗 Kensington だわっ。

もう一つの武器が本機で初登場となる 光学式エンコーダです。

Kensingtonが 「ダイアモンドアイ」と呼ぶこのテクノロジは、 光学式マウスで広く使われている 汎用の光学式センサを使用していて、 そのため Logitech や Microsoft のモノと異なりパターンの印刷が必要無いのが魅力です。 それでも全く無地というわけには行かないため、 なにがしかの模様が出来る素地を使わなければならないのですが、 本機のボールはあめ玉のような「パイプからトコロテン式に絞り出したのを切って丸めた時に出来る模様(←そのまんま・・・)」 になっていて、回転させるとラインがくるくる回る様子が可愛らしく感じます。

センサの性能はと言うと、 ボールをかなり勢いよくはじいたときに若干の取りこぼしが発生するものの、 ほぼ良好です。 「取りこぼしを起こそう」と意図的にシャーッと転がさないとほとんど発生しない感じで、 実用上の問題は全く無く、非常に安定しています。

ただ、同じテクノロジを採用している Expert Mouse 7の場合は 取りこぼしが全く発生しません。この違いはボールの径か、模様か、はたまたサンプリングレートが違うのかしら。うーむぅ。

シンプルさの魅力

本機の魅力はいろいろあるのですが、やはり一番はシンプルであることでしょうか。 トラックボールにラインナップらしいラインナップを持つのは Kensingtonを除けばLogitechぐらいなもので、 それゆえ「シンプルなトラックボール」の選択肢はとても狭いです。

ゴテゴテしていないと言うのはそれだけで使いやすいモノです。 マウスの世界では高級機は5ボタン1ホイールの非シンメトリカルがもはや標準ですが、 そんな中でも3ボタン1ホイールマウスの需要が高いのは 「安さ」もあるのでしょうが、「ベーシック」の懐の深さが好まれてるからでもあると思います。

同様にトラックボールでもゴテゴテしない、ベーシックでシンプルなものも求められるのですが、 前述のようにラインナップ自体が細いトラックボールでは貴重な存在となっています。

Orbitはその一翼を担うものでしたが、光学式ではないこと、 また Eliteでは Mac OS X以外の環境では 左右ボタンの同時押しが出来ないといった マイナスファクターがありました。 本機はそれらを全てクリアしていて、 純粋にポリシーのみでMarble Mouseと比較できます。 (その観点では「ようやく」選択肢が出来たと言うべきでしょうか)

シンプルといえば、 本機はホイールもないのが特徴です。

マウスの世界ではホイールのない2ボタンマウスは既に過去の遺物。 常用するのには抵抗を感じますが トラックボールの場合事情は別で、 ホイールのなさがトラックボールの選択の決定的な差にはなりません。

これは、もともと「トラックボール」というデバイスはスクロールバーとの親和性が高く、 マウスのようにバーのドラッグに苦痛を覚えないことと、 Kensingtonのマウスドライバ「Mouse Works」やフリーフェア「Track Scroll」などを使い、 左右ボタンの当時押しで ボールでのスクロールモードに移行出来るようにすれば、 ホイール以上の快適なスクロールが行えることからです。

スクロールバーのドラッグが苦痛でないなんてマウスユーザにはにわかに信じられないかもしれませんが、 実際使いきれないくらいトラックボールを持っている猫でも 常用しているのはホイールの無いExpert Mouse 5だったりするんです。 ――と言えば、少しは説得力がでるかしら。(^^;

Kensingtonの血脈

Eliteレビューの繰り返しになりますが、 本機の握り心地は「Expert Mouseの上二つのボタンを取り除き 手前側にパームレフトを伸ばした」 ような印象を受けます。 本機のポリシーは明らかに Expert Mouseのそれと同じ流れで、 「手の付け根を置くことで 手のひら全体をフリーにして、指全体でボールを動かす」デザインです。

エンコーダの光学化により 艶めかしくも悦楽的になったボールの回転と相まって、 指の腹全体でボールを撫でるように転がす時は比類無き気持ちよさ、 ここまで来ると もうデカダンといって良いでしょう。もちろん操作性も抜群です。 ただ、指を二本以上添えるのならさほど問題に感じないのですが、 このボールの軽さは人差し指での一本指操法の場合かえって操作しにくいと感じます。

どちらの操球法にしても、「あとは慣性が欲しい」と思わせる繰球感です。 (「慣性さえあれば完璧」と思わせるモノがあるのよね。) だからでしょうか、同じ40mmボール・光学式のMarble Mouseではあまり思わなかった 「もっと大きなボールが欲しい」という欲望を 強く強く感じるのは面白いです。 (うーん、デザインの違いのせい・・?)

エントリーのジレンマ

そんなわけで、非常にオススメのトラックボールです。

確かに機能こそ少ないモノの、トラックボールの命と言える 操球感は抜群ですし、ボタンやボディの質感も高く そこにあるのは「安物」ではなく「シンプル」、エントリーと言わず全ての方にオススメです。

ただ、あくまで「エントリーモデル」として言うならば、ホイールが付いていないのは問題です。

これは本機に限らずMarble Mouseでもそうなのですが、 実用性とは別の問題として、 「ホイールがない」というただそれだけで入門者への門を狭めてしまうからです。

所有者の立場として評価するならば、 猫は本機にホイールが付いてないことはさしてマイナスではないと思います。 しかしエントリーモデルでは、「買いやすさ」も重要なスペックです。

冒頭の「光学式じゃないものをわざわざお金を出して買う気が起きない」と同じように、 マウスの感覚では「ホイールの付いてないマウスにお金を出す気はしない」 と思ってしまいます。 ホイール付与はマウスにとって偉大な発明で、使用感に雲泥の差があります。 前述の通りトラックボールではまた事情が違うのですが、 いくら言われて見たって、それは使ってみて初めて納得出来ることです。

Marble Mouse や 初代Orbitが登場した頃ならまだしも、 今はPC付属のマウスだってホイール無しはほとんど見かけないですし、 PCショップのマウス売り場でだって最早2ボタンマウスは絶滅危惧種になっています。 そんな状況ではトラックボールを初めて買う方が躊躇してしまうのは当然です。

スクロールリングとは言わない、もしTurboBallのような位置にでも ホイールが付いていれば、 かつての MS IntelliMouse や Logi の First Mouse + のように 無差別にオススメできる「定番」と呼ばれる機種に 成っていたのじゃないかしら――そんな風にも思うのです。

と言うわけで、「大絶賛」とか「これからの定番」ですとか、 「マウスユーザはとりあえずコレを買ってみましょう」なぁんて言えないのがちょっと残念なのですが、 猫は Orbit Opticalに大満足なのです。

各部の詳細

表 まずは上面。 黒と銀が美しいです。

シンメトリカルなライン取りはやはりデザイン面でも美しく感じます。 曲線主体ではありますが、グンニャリしているのではなく 整ったライン取りなのでシャキッとした印象を受けます。

黒の部分はラバー塗装になっていて、 ピーチスキンの肌触りが素敵です。
後ろ 手前から。
ボディ全体が描く緩やかなアーチは そっと手を添えたとき足で言うところの「土踏まず」にフィットするラインです。

このフィット感は素敵なのですが、 反面まったく触れないExpert Mouse系と比べると 手に汗をかきやすいのも事実。 一長一短です。
左側面 横から。
こうしてみるとボールの露出面はほぼ半分に見えますが、 ボール周辺はクレータ状になっているためもうちょっと露出しています。

ボールの下に開いている隙間は Orbit Eliteから引き継いだもので、光学式になっても よくぞ残りました、という感じです。
前 ここまでは曲面主体ながら 「エッジの効いた」印象を受けるのですが、 このフロントからのビューだけは別です。

なんとなく生き物を想像させるのがユーモラスです。
裏 そして下面。

Orbit Eliteでは ブルーだったのですが、 ここはパームレストと同じくブラックになっています。 そのせいか高級感のある仕上がりになっています。(色一つでこうも印象が変わるのね)

ただ、Eliteと全く同じ型というわけではなく、 Optical では左翼部にあったスイッチ設置用とおぼしきくぼみが無くなりました。
実は半透明なんです ただのブラックにみえる下面ですが、 実はトランスルーセントです。

かなり濃いスモークブラックなのでLEDの光強度が明るくなったとき以外は 気が付きにくいですが、ちゃんと透けて見えるんです。
ラベル ラベルです。

ようやく日本独自型番ではない 世界共通(?)のナンバーになりました。
というわけで本機の型番は「64327」です。
ボタン 広くて押しやすいボタンです。 マイクロスイッチを使っているためクリック感も悪くありません。しかし欲をいうなら不満点もあります。

Eliteの個別面談でも言ったのですが、 旧OrbitやExpert Mouse 5のような 指がかりとなる突起が無い分、 指触りの快楽性や押しやすさが下がっています。

もっとも「ダメッ!」というほどのものではない「重箱の隅」なのですが、 やっぱりちょっと残念です。
ボール 光学式となったボールはあめ玉のような模様が着いています。 ここは同じKensingtonでもExpert Mouse 7とは大きく違うところ。 この模様は回転させると楽しいですよ♪

一見、模様の密度にムラがあるように見えるのですが、 もちろんカーソル挙動は全く無問題です。
ボールを外す 本機のボールは乗っかっているだけので持ち上げるだけで外れます。

支持点が傾いているのは 機械式エンコーダだったElite時代の名残で、 ロータリエンコーダを避ける為でした。
光学センサの位置 本機の光学センサ孔です。
光学センサ用にデザインされた筐体ではなく あくまでEliteの流用なので、些かスペース的に苦しげです。
本来光学センサはなるべくボールが転がる仮想の床面と ボールの接点を見る位置に近くあるべきなのですが、本機の場合 かろうじて3つの支持球の内側に接するといったところ。

結論から言えばまったく問題は無いのですが、 これだけをみるとカーソル挙動への悪影響があるかしら、と疑ってしまいます。
OrbitEliteとの比較 -Optical側 OrbitEliteとの比較 -Elite側
上:Orbit Optical、下:Orbit Elite
エンコーダやカップ回りを Orbit Eliteと比べてみます。(2者の一番の相違点です。)

ゴム巻きシャフトのロータリエンコーダの有無はもちろんのですが、 Eliteにあるイルミネーション用LEDののぞき穴を塞ぐため、 Opticalのカップパーツがそこだけ凸状にせり出すはめになっています。

また、イルミネーションLED上にちょっと飛び出した庇のような部分は、 ホントに庇(使用者がまぶしく感じないように)だと思うのですが、 Opticalでも真下に光学センサが配されているので実際庇として有用に感じます。
Eliteと外観比較 せっかくなのでOribt Eliteと比べてみます。

形状は全く同じなのですが、ボールと合わせて本体の色味も変わったため Opticalはとても引き締まった印象を受けます。
ロゴ比較 変更点その2。Kensingtonのロゴが 新ロゴに変わっています。左がOptical、真ん中がEliteです。

ちなみに一番右に混じってるのは Orbitです。 Expert Mouse 5とかTurboBallとかの この時代のKensingtonトラックボールはメーカーロゴの下に製品ロゴが入るデザインでした。
隠しネジ と、いうわけで早速分解です。

本機は前方は爪で引っかけて固定しているため、 左右に飛び出たボタン部ウイングの下の方の二つと、 このゴム脚下に隠されたおしりの部分の一つの計3本のネジを外せば分解出来ます。
筐体上側 ネジを外せば筐体はパカッと綺麗に割れます。

筐体上面に電装はなく、ボタンフェイスと黒いラバー塗装されたパームレストの部分が止められています。
中身 パカッと割った下側ですが、 光学センサ基板が若干「頑張ってるわぁ」という印象を与えるモノの 他は至ってすっきり。というか、何もありません。
センサの角度 センサの当てられている角度はこんな感じで、 若干浅いかなぁという印象を受けますが、 前述の通り、この程度のオフセットなら問題はないようです。
センサ側から カップを全面から。見ての通りカップだけなら 非常にギリギリまで削られてかなり浅いです。

でも、筐体を合わせるとそれなりの深さになるため Marble Mouseの様にビックリするくらいボールが飛び出てるっ!、という風には成りません。
カップユニット カップユニットです。

Eliteにはカップなどというモノは無かったため、 筐体前方にはカップを止めるネジやら爪やらを配置するクリアランスもないため 左右にビス止め用の腕が大きく伸びる形状になっています。
カップユニット 裏 カップユニットを裏から

センサ基板を見ると、ホントぎりぎり一杯まで センサ位置を下に持ってこようとしているのが解ります。
センサ基板 センサ基板はごくごく一般的な構成です。

センサチップは、光学式マウスで広く使われている アジレント・テクノロジー社の ADNS-2051 (PDF)です。
センサ基板の取り付けられ方 センサ基板を斜めから。
こんな感じのプリズムでLEDの光をボールに当ててるわけです。

ちなみに Kensingtonは 自社の光学エンコーダテクノロジを 「ダイアモンド アイ」と呼んでいるのですが、 前世魔神の正体が見れちゃったりしないか気になります。(笑)
メイン基板だけ カップユニットををハズした筐体下側です。ホントに何もありません。

電解コンデンサとケーブルコネクタ、それにマイクロスイッチしか実装されていない基板は、 タダの黄色い板に成り下がっています。
もちろんスイッチへの配線を兼ねていると言うこともありますが、それをさっ引いても これだけの面積が必要とは思えません。(Eliteの遺産ということよね、きっと)
マイクロスイッチ 本機のマイクロスイッチです。

中級機でよく見る I-Cロゴのスイッチは、 Switronic製のマイクロスイッチ らしいです。
(情報元:Jaianさん、K.Tanaka//さん)
メイン基板基盤 基盤背面です。こちらもホントにすっきりしています。
コントローラチップ コントローラ・チップです。

大きさ比較 大きさの比較です。

比較的小振りな部類の本機ですが、 やっぱりマウスと比べるとおっきいです。 本機はだいたい手のひらくらいの大きさなのですけどね。
ボールの大きさ ボールとDreamcastのVisualMemoryとの比較です。

40mm径という、至って一般的なボールサイズです。 一般的なのでサンワサプライ StreamLogitech Marble Mouseのボールと交換して遊ぶことも可能です(笑)
グラビア と言うわけで、現在の技術で見事にリメイクされた Orbitです。
本機のシンプルコンパクトな仕様と、それに対する完成度には とても満足がいくもので、特に繰球感の気持ちよさは 「エントリー機がこんなに気持ちよくってどうするのよっ」ってくらい 素晴らしいです。

ユーザとしての猫は大・大・大満足なのですが、 トラボ普及活動家の猫にとってちょっと不満足な点は、 ホイールがないこと。2004年の新機種(国内)にホイールが付いていないのは、 一見さんが買うときにはかなりの抵抗を感じるハズです。

<総合評価>

繰球の気持ちよさ さすが光学式、ノイズの全くない軽い繰球感はとても気持ちが良いです。
回り出しの滑らかさ 指のひらで撫で回す時は気になりませんが、一本指で転がすときには光学&点支持特有のカクッ、カクッとした感じがします。
回転中の滑らかさ 回転中も非常に滑らか。しかも惰性でぐんぐん回ります。滑らかすぎて困るくらい(^^;
ドラッグのしやすさ 良好です。
対腱鞘炎 無理のないボールサイズとデザインが功を奏してこちらも良好。
コストパフォーマンス エントリー機だけに安いです。スペックではなく質や感触をパフォーマンスと捉える向きには良好ですが、 ボタン数などスペックをパフォーマンスとするなら それなりかしら。
三猫のおすすめ度 ★★★★
個人的には大満足、非常にオススメな本機ですが 減点材料は二つ、「もうちょっとだけボールが大きければなぁ」と「ホイールがあればなぁ」です。 もしホイールが着いていれば、無差別にオススメしまくれる訳なのですが、残念。