今日、今年のゴールデンウィークは休まないでくれというお達しがありました。 なんか永遠に休めなそうです。
黒っていうのは基本的に高級感のある色なのですがプラスチックの成型色に使うと どうしてこんなに安っぽいのでしょうかね?なんてことをThinkPad 560Xを買って思うのです。
カメラの時も思っていたのですが、プラスチックの黒を高級感溢れる仕上がりにするのは 大変難しいことのようです。 ですが、確実に高級感を持たせる方法として、ラバー塗装があります。
最近はエレコムのマウスで一気にブレイクした感のあるラバー塗装ですが、 10年くらい前のニコンカメラにも使われていましたし、IBMのThinkPadなどでは ピーチスキンという呼び名で慕われてきた、歴史ある(?)塗装方法です。
見た目の高級感があり、触りごこちがとても心地よく、滑り止めにも成ると良いことづくめのような
ラバー塗装ですが、実は大きな欠点もあります。
それは塗膜が弱いことと、禿げた塗装が大変見苦しいことです。
そのためカメラの外装塗装としても、既に使われなくなっていますし、 ThinkPadも最近のものはパームリストにゴム塗装がされなくなってしまいました。
ですがカメラの場合、滑り止めという実用の側面が大きかったことから
現在ではゴムシートを貼り付けるようになりました。
こちらはさらなる高級感があり、大変良い代替作なのですが、
一方のThinkPadはというと、単純に無塗装のプラスチックになってしまいました。
これがまたすっごい安っぽいんです。X30なんて天板がチタン混合材、シャーシが マグネシウム合金と、材質としてはしゃんとしているものの、 パームリストの安っぽいプラスチックで一気に台無しです。
長々と語りつつ、結局何が言いたかったというと、 欲しいんだけど欲しくないっていうのは嫌だな、っと。 いくら実用と声高に叫んでも、持つ喜びは欲しいものよね。 s30程のこだわりが今のIBMにはないのが悲しい。
・・・と言う雑文をたかがゴム塗装で書いてしまう猫はただのラバーフェチなだけかもしれない。
やっぱり一週間ぶりになっちゃう猫日誌。 体調がちょっと優れないのと、時間がないのの相乗効果で今までサイト更新に掛けていた時間を 休養にとっています。実はPSOもあんまり行ってません。 なので、ネットでの活性度がぐぐっと低下中なのですが、そこはそれ、質でカバーをします。
・・・・・・・・・無理ですか。
とりあえず崩壊した日本語でお送りしようかと思います。
猫は買い物依存症なのですが、今週はちょっとのつもりで3万円という、 おそらく一番もったいないお金の使い方をしてしまいました。(^^;
まず、散在その1 ThinkPad 560Xです。
ThinkPad560(E,X) は薄型のボディ、MMX Pentium133 〜 233MHz 位の使えなくもないCPUパワー
といったスペックで 実用とジャンクのちょうど中間くらいに位置するマシンです。
そのためお値段も6000円〜30000円とリーズナブル。
PIII 300MHzとかが乗る560Zでは30000円を越えてしまうことを考えると、
いま一番お買い得感のあるゾーンですね。
中でも560Xは MMX Pentium 200〜233MHz と言うなんとも微妙なCPUと、
下位機種にはないUSBの搭載など、実用ぎりぎりに踏みとどまっている感がある
ほんとの瀬戸際マシンです。
猫的にはメールやウェブ、テキスト編集くらいなら実用十分なスペック かな?と思うので、
値段次第ではとても欲しい機体なのですが、
20000円を切るのは状態の悪いものばかり、状態が良いものだと たいてい2万5000円くらいしてしまうのですが、
それはちょっと高すぎじゃないと思っています。逆に2万円だったら「うわ〜っ、買いだにゃあ!」とも思うので
なんとも人の金銭感覚は微妙なモノのようです。
ここまで書けがお気づきかと思いますが、 神の導きか悪魔の誘い、ちょうど状態のが良い560Xをジャスト2万円(しかも税込み)で見つけてしまったため、 もう買わざる得なかったのです。
で買ってみたものの、考えてみれば今の忙しさではいろいろ遊ぶ時間もないんですね。・・あは、無駄遣いだわ。 だったら、ということで無線LANをセットアップしてネット専用機としてあたしの母上様にレンタルしてみました。
ワープロは使えるけどパソコンは使えないという猫の母上様は、
重度の文字ジャンキーでもあるので、ネットとの親和性は高いことが予想されます。
そう、環境さえ整えればきっとネットにハマるハズ、、、。
我が家の面子のネット依存度が向上すれば、もしかしたら今は全額猫が負担している通信費も
割りカンになるかもしれない・・などと、ちょっと腹黒な算段をしてしまう猫でした。くしししw
ちょっとウレシな560Xの後は、かなりカナシなお買い物。 買い物その2は40GBのハードディスクです。・・40Gという容量がなんとも中途半端よね。 これは父君のパソコンの増設用に買ってきたのですが、増設しようと空けてみてびっくり、 某SOTECのパソコンさんはミニタワーのくせして電源にまったくゆとりが無く、 結局増設できなかったのです。・・・(TT)
確認しなかったアンタが悪いと泣く泣く猫が買い取ったのですが、
・・・・使い道が思い浮かびません。どうしよ、、これ。
こういう変に余っちゃった部品は、なんとか有効利用しようとして
いろいろパーツを買ってしまってさらに傷口を広げるという悪循環に入ってしまう、とっても危険なブツなのです。
・・・が、ほんとどうしましょ、コレ。とりあえずRAIDか、外付けケースか・・。ふみぃ。呼び水だわ・・。
涙のその2 に続いてラスト、その3です。 その3はマウスです。既に大量のインプットデバイスを持っている猫が何をいまさら買うのやら・・と 言う方もいるとおもうのですが、猫のおひげにピピピッと来てしまったのだからしょうがありません。
ちょっと昔にアキバではやったマイクロソフトのなすびマウスの縮小版(Micro2000とか書いてあった奴)の型を流用したと おもわれるミニマウスです。 ですが、表面はラバー塗装(ThinkPadのピーチスキンとか、エレコムのマウスとかのアレ)、 ホイールは青く光るLEDホイール、そして光学式のボディをもった実にカッチョイイマウスだったのです。
黒のウェットな質感のなか、青くひかるホイールというのは見ていてあきません。あんまりキレイなので猫は 部屋を真っ暗にしてパソコン使ってました。・・・・ヒッキーみたいですね。
と言うわけで、久々の日記は実にくだらないネタで書き綴ってしまいました。 でもまぁ、日記ですので。許してくださいませませ。
一週間のご無沙汰となりました。
今週は勤務時間こそ変わらないモノの、凄い仕事量をこなさなければならなかったため、
猫はハイパーモードで仕事してました。
ハイパーモードとは、生物学的には逃走か、闘争かモード、
要するに生死をかけて交感神経スーパーアクティブだったわけです。
・・・と、相変わらず頭が変な猫なのです。
ドリームキャストの名作、ナップルテールがいよいよドリコレで発売になりました。
猫はこのゲームとっても、とってもとぉっても大好きで、
しかも猫の好きなゲームのうちでは抜群の万人向けであって、
人に進めたくて進めたくて仕方がないのです。
ですが、7000枚程度しか売れていなく、そのうえ口コミで良さが広がったおかげで、
入手の困難さはサターンのファンタシースターコレクション並という有様。
へみへみぃ。
そんな最中、ドリコレリクエストアンケートで堂々の2位をゲット、 その上でのドリコレ復刻とあって、猫はもう一枚買ってしまいました。
我ながらバカっぽいとは思うのですが、今持っているナップルテールは中古で買ったものなので、
猫の払った代価は開発された方々の懐にはあんまり入っていないのよね。
これだけ楽しませて頂いたのだから、いつかどこかで開発者さんに還元してあげたいって
そういう気持ちもあっての「二枚目」なんです。
ん〜っ、これって同人屋の発想よね(^^;
はてさて、きっとこれを読んでいる方もナップルテールを知らない人が多いと思います。
「是非買ってやってみてくださいね♪」だけではちょっと悲しいので、
ナップルテールの魅力についてとうとうと語ってみようかと思います。
・・・・あんたが喋りたいだけやんけ?ってつっこみは禁止です。(w
ナップルテールは間違えて死後の国「ナップルワールド」につれてこられた主人公ポーチが
現実世界に戻るために奮戦する様子を描いたRPGです。
可愛らしくポップなキャラクターと、菅野よう子さん作曲の季節と時をテーマにしたBGM、
そして一見そうは見せない深い世界観、重厚なストーリと仕上げの良さが相まった
良作です。
ストーリボリュームは1クールのアニメくらいで、本当に良作のアニメを見ているような気分にさせてくれます。
そう思うと、ゲームって安いわよね。(アニメのDVDは高すぎです(TT))
ストーリについては言うこと無しのナップルテールですが、
ではゲーム性はどうかというとコレもなかなかな出来栄えなんです。
ナップルテールのゲームシーンはクォータビューのジャンプアクションで展開します。
3Dで描画したマリオみたいなモノですね。アクション自体の難易度は高いモノのライフが多いのでクリアは容易です。
ここまでだと実にオーソドックスな感じですが、
そこはそれ、ナップルテールですので普通には行きません。
このナップルテールのアクション面は実はマップになっているんです。
ジャンプアクションの途中に平気で家とか立っていて、そこでNPCが居るというなんとも変な
世界観、ん〜っ猫はとっても好きですわ。
そのおかげで、ゲームシーンとRPGシーンがシームレスになり、
ナップルワールドという「世界」に居るんだという気分をもり立ててくれます。
にゃ〜、これはGOODです♪
一方自分視点で移動する「町」でもアクション面と全く同じ動作ができ、
おかげで屋根の上に上がったり塀の上を歩いたり出来るなど、これもとっても嬉しいところ。
そういう「あそび」をしていると、そこでイベントが起きたりするのがまた憎いですね。
箱庭好きの猫としては、オーソドックスなジャンプアクションに箱庭性がここまで盛り込めるというは新鮮でした。
ここら辺でもうナップルテールにめろめろです(笑)
その他コレクター魂を揺さぶるガチャガチャとか、 かわいい支援モンスター、「町の人」に終わらないキャラクタ付けをされたNPC とか突けるツボは全て突いている感じです。 そして何よりそれらのお楽しみ要素が高い次元でバランスが取れている、コレこそがナップルテールの醍醐味なんです。
これだけのゲーム、ちょっとないです。唯一惜しむらくはゲーム自体に出会う機会の少ないところ。ですのでせっかくのこのチャンス、猫はこのナップルテールを1にも2にもお勧めします。
以上、勝手に宣伝でした♪
いつもどおりコンビニに夕方の買出しにいった。 ふらふら〜っとデザートコーナによるとシアワセ バナナクレープ というのがあった。気付いたら買っていた。(笑)
果たしてあたしは、これを食べると しゃ〜わせになれるのでしょうか?
と言うわけでちょっと休憩ということで、シアワセ バナナクレープを食べながらブラウジングしているのですが、 Qwerters Clinicさんで エレコムのが紹介されていたのですが、書いてあるとおり 猫のサイトでも紹介したA4TECH KB-6HiのOEM供給なのです。ふみふみ。
どれどれ、と見てみると、こんな宣伝文句が踊っています。
人間工学に基づく八の字形状のキートップで疲れにくく入力しやすい。
凸型センターキーや特殊バンプ形状採用でタッチタイピング習得に最適。
・・・はて。そういや私も照会文のなかでこんなようなこと書いたような気がします。 ん〜っでも、文言が一緒とかそういうわけでもないし、誰でも使えば思いつくことですし。
猫はもし猫のサイトを参考にしてくれたならうれしいな〜って思っているのですが、
これを「猫のサイトからパクったですね!!」などと言うと立派な電波系の出来上がりです。
と、思ってはいるのですが、それでも「うちのサイト、見た?」と聞きたい衝動に駆られます(笑)
えっと・・。
誰もがまさかと思いながら、同時にもしやと否定できない。
と、某おまわりアニメ風に閉じておくことにしましょう。へみへみ。
現在.NET化 で急がしい猫でありますが、去年の10月くらいまで
このような状況になるとはぜんぜん想像していませんでした。(つまり比較的ひまでした)
そしてCOBOLライクにコーディングされたVBScriptという、これまたやる気のうせるお仕事に従事中だったので、
次の新人のためのC言語講義を1も2も無く引き受けたのでした。
そんなこんなで、まず新人向けのCの入門書を吟味するところから始まったのですが、 世の中にC言語の本はたくさんあれど良い本がなかなか見つからない。(Web講座には良いのがあるのですが・・。) しかたない、そういうことなら自分で書くべさ、っと言ったところで 現在のお仕事に投入されたわけです。
結構楽しみだったのににゃ〜っ・・ガックシ。
そんなこんなで気になっていたCの入門書なんですが、 このほど、Webプログラミング講座において、猫が大変気に入っているサイトWisdomSoftの管理人さんが書いた Cの入門書「読本C」が出るとあって、これはチェックせねばと早速購入いたしました。
WisdomSoftさんのプログラミング講座は、技術的に正確で詳しいという面とそれでいて大変読みやすく解りやすいという面を併せ持つ最強系の講義です。 これは著者である赤坂レオンさんの深い知識と国語力、分析力によるものです。う〜ん、爪の垢、通販してくれないかしら。(笑)
そういったわけでかなりの期待をもってこの本を読みました。
読んだのですが・・・。
結論から言うと、猫はこの本を入門者にお勧めしません。それは猫が入門者にK&Rを勧めたくないのと同じ理由からです。
その意味ではK&R なんかよりも遥かにタチが悪いかもしれません。
別にこの本が初心者にとっつきにくく、混乱させてしまうというわけではありません。
むしろこれだけ高度な内容をこんなにわかりやすく記述した入門書を猫は他に知りません。正直、猫はこの本は一生手元に置いておきたいです。
ですが、そこが難点なんです。
よく言われることなのですが、K&R は入門書にするにはあまりに取っ付き難いという問題とは別に、
ニュータイプC言語のありようを素直に示しすぎていると言う問題があります。
C言語は普通に使われる記述以外にも、実に様々なコーディングを行える文法を持っています。
これは、C言語の文法にコンパイラの実装で手抜きを行うために作られている部分がある為です。
具体的にはポインタ演算を許してしまったところや、if文の後にブロックではなくステートメントを取らせるところ、
果ては「ブロック」を「ステートメント」の一種に落とし込んでいるところになります。
そして、それらは決して「人間が理解しやすい」文法ではありません。
C言語も高級言語ですので、これら解りにくい記述に対してはシンタックスシュガーが用意されています。
例えば配列の添え字とかですね。
本当にいろんなつかいかたが出来るのがC言語なのですが、現在使われる記述方はそのうちのほんの一部に過ぎません。
使われなくなった記述方は良くないコードとして淘汰されてきたわけです。
ですが、この「読本C」は使われようと使われまいと存在することは知るべきだというスタンスのため、
結果的に「良くない使い方」も知ることが出来てしまいます。
この点に加えて、この本はその内容に対して驚異的に解りやすいという厄介な点があります。
結果、初心者はK&Rのように拒絶感を覚えることなくC言語の全てを手中に収めることができるのです。
これは大変危険なことだと思います。
少なくとも猫はそんな初心者と仕事をするのは真っ平ごめんです。
知っているけど、使っちゃいけないことがあります。それを知るのは中級者以上になってからでいいと思うのです。
K&R の問題点については戦わないプログラマの
読者からのメール「C言語について」が
とってもいい感じです。特に大規模プロジェクトでこういったコードを書いて欲しくないってのはまったくもって同感です。
このメールの差出人の方のサイト 配列とポインタの完全征覇 も超おすすめなので、興味のあるかたはぜひどうぞ♪
と書いては見たものの、こういった評価になったのは新人教育用として見てたからだにゃあ、とハタと気付きました。
つまり、これで勉強する人の「周りの人間」の視点だったからです。
この本を読んで、やっちゃいけないコーディングをしたとしても、困るのは回りの人で、
本人にとってみれば、失敗から定石を学べ、しかもCの詳しい知識も手に入るという最高の勉強機会なのかもしれません。(笑)
・・・と、いう冗談はおいといて、(^^;
まじめな話、独学用として最高の入門書かもしれません。
独学では自分の失敗は自分だけしか困りませんし、それを解決していくことで、確実に本物の力をつけていけます。
これは「読本C」が序文でうたっている、
本書は老若男女問わず「C言語を学習し、自由にプログラミングができるようになりたいという熱意」を持つ人のために書かれています。
そのものですね。序文なんか理想でしかないこのご時世、目的に忠実にかかれている・・。 う〜ん、やっぱり凄いや、赤坂玲音さん。
ちなみに猫はCプログラマならK&Rは読んでおく(勉強しておく)のは必須だと思いますが、
仕事でプログラミングするならK&Rのようには書かないで欲しいと思っています。
K&Rは Cに出来ること学ぶための本であって、決してCでやっていいことの本ではありません。
(ただ、あの本を読むとポインタ演算を使わなくてはいけないという脅迫感に駆られるのよね(^^; )
明日そのプロジェクトに入ってくるのはC言語のエキスパートとは限らないのです。同じ処理内容を実現できるのであれば、より読解が容易な記述を選んで書くべきです。
という当たり前の判断力がないうちは、知らないことが幸せよね・・。
というわけで「読本C」、猫はコーディングスタイルの確立した中級者以上の新たなバイブルとして強くお勧めします。
(ただ、配列の添え字よりもポインタ演算を薦めているあたり等、猫の考え方とは相容れない部分もあるのよね〜。(^^; )
はやいもんでもう3月です。猫のお仕事もいよいよ本番に・・うう、まだ本番。去年の11月からやってるのに(TT)
猫がお仕事でつくっているのは最近はやりのWebアプリという奴でして、しかも最近はやりの.NETです。 言語はC#ってのもはやりですね。
こういうのは流行の最先端と言うか人柱と言うかは微妙なところです。でも、やってる側からしてみれば
人柱以外の何者でもない気がします。(^^;)
ふみ〜っ(TT)
はい、えっと、あのですね。
MSが提供するOOPな開発環境としてはかなり綺麗にできてます。さすがボーランドから人を引っこ抜いてきただけのことはあります。(w)
ですが、同時にビジュアル開発環境ってどうよっ?というところがあります。
業務アプリでありがちな多段段組な表とか、苦手ですしね。
ビジュアルデザイナ全般言いえるんですが、完成度が低すぎです。まあ、出たばっかりということもあるんでしょうが、
ちょっとつらいかなってのが実感です。
完成度の低さはさておいて、もう一つ気になる点があります。
それは言葉(というか文章の)違いです。ちょっとしたところばっかりなんですが、日本人と外国人の発想の違いをひしひしと感じてしまいます。
こっちの人が作ればそうはしないよねってのが多いです。
(これはWORDとかの普通のアプリでもいえますよね)
あと、細かいことなんですが、 猫は画面開発をする人が使う「コントロール」(要はボタンだとか、テキストボックスだとかそういうのです)を中心とした システムフレームワークの設計(と製作も(TT))を担当しているのですが、 バリデーション周りのカスタマイズが難しいという点が気になります。
バリデーションというのは、ユーザさんがブラウザでテキストボックスとかに入力した数値を
正しいものかどうかチェックする機能です。
Webではデータのチェックはクライアント側(ブラウザ側)とサーバ側の両方でチェックするのですが、
クライアント側のチェックはJavaScriptを使って別個に記述しなくてはなりません。
これを「良くあるパターン」でまとめ上げて、カプセル化したのが「バリデーションコントロール」です。開発者は バリデーションコントロールをツールボックスからWebページデザイナに貼り付けてプロパティをちょちょいといじれば チェック機能が盛り込まれるという優れもの!ってのがMSのうたい文句です。
「良くあるパターン」自体がアメリカ人思考に偏っているので、日本での「よくあるパターン」と一致しないのはご愛嬌ですが、 それとは別にバリデーション周りのカスタマイズに弱さを感じます。
具体的にいうと、
ということになります。
まず一個目はこんなパターン。
あるデータに特化したテキストボックスがある場合、きまったパターンのバリデーションを掛けることが多いわけです。
そのテキストボックスを画面に貼り付けるたびに決まったバリデーションコントロールも貼り付け、決まったプロパティ値を設定するってのは
ちょっと面倒なので、自然とテキストボックスとバリデーションコントロールをくっ付けちゃおう!ということになります。
このとき画面製作者から見れば、テキストボックスが主でバリデーションがおまけなので、
テキストボックスの子供コントロールとしてバリデーションコントロールを持たせたいところなのですが、
これが素直に上手くいきません。
これをやっちゃうと、バリデーションが掛からないどころかポストバックしたときに必ず例外エラーが発生してしまういます。 原因はページ内でのコントロールの名前解決機構(NamingCongainer)にあり、親に対して子がバリデーションを掛ける場合、 このNamingContainerを使ってはNGなのです。(開発者は独自に名前解決ルーチンは作らなくてはいけません)
2個目は、例えばオリジナルのボタンコントロールを作る場合などでハマるパターン。
ASP.NETのボタンコントロールはHTML的には <INPUT TYPE=SUBMIT> としてレンダリングされるのですが、 使用者側からしてみると <BUTTON> としてレンダリングして欲しい場合もあります。
ようするに、外字をGIFファイルで持たせて表示させたい場合、表示文字がアトリビュートな <INPUT> では、
<IMG> 要素が使えず、役者不足になっちゃう場合です。
こういった場合、オリジナルのコントロールを作るしかないのですが、
こうしてつくったボタンをクリックしたときにバリデーションを掛けるって機能を実装できません。
猫もMSDN ライブラリをあさってみたのですが、どこにもドキュメントがないので(後にMSに問い合わせたら、 アンドキュメントですと言われました(TT) )出来合いのボタンコントロールの動きを解析して実装するしかないみたいです。 これは動作保証ないからやりたくないにゃあ・・(TT)
結局はASP.NET ページフレームワークとWebコントロールが癒着しているからカスタマイズが難しいのよね。
癒着してること自体はしょうがないと思うのですが・・・。
癒着度の高いものを継承してカスタマイズするのは、そもそも不可能である場合と、 可能であっても継承元の中身を詳しく知らなくてはならなくなっちゃうので大変です。
バリデーションのトリガー機能については処理のカプセル化に失敗しているような気がします。
もうちょっと何とかして欲しかったですね。
アンドキュメントですし、ここら辺はVer.3くらいで激変するかも知れません。
「われわれは、3年Ver.3を待ったのだ。」
との基調演説を聞ける日も近いのかしら。ね、ゲイツ総裁。
-追記-
ちなみに1個目の問題の解決策はもうひとつあって、バリデーションコントロールと、テキストボックスを
両方とも基本コントロール(WebControl)の子供に持たせる方法です。
この場合、INamingContainerを使っても上手くいきます。
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