猫の小部屋 - ねこのこべや -

猫日誌 -2003-


2003年5月

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05月30日(金)

昨日は久しぶりに定時(といっても、1時間残業してますが・・)で帰りました。 実に久しぶり、そう、半年振りになります。

別に仕事が暇になったわけでもなく、体調が悪かったわけでもなく、 実はバーチャロン マーズの発売日だったからなのです。 というわけで、コッソリ,ひっそり、帰っちゃったというのが真相です。

速報!バーチャロン マーズ。

長かった・・。DC版オラトリオ・タングラムのネット対戦が終わって、 1年と9ヶ月。本当に待ちに待ったバーチャロンは とても残念なことにネット対戦無し、ツインスティック無しでした。

かつてネッタン(DC版 オラトリオタングラムのネット対戦)で腕を競い合った仲間たちとの再戦がかなわなかった訳で それについてかなりガッカリなマーズですが、 それでもウレシハズカシのバーチャロンなので、7時間ほど連続で遊んでしまったのは内緒です。

ネットはとりあえず次回に期待ということで、今回は素直にドラマチックモードを楽しませていただきました。

一般にバーチャロンは「ガンダムリアル」の仲間だと思われている節がありますが、 初代から一貫してガンダムリアルからの離脱を訴えていたのもバーチャロンです。 その証拠が初代のイロモノキャラ「Fei-Yen」ですし、 当時のCDドラマは「私フェイ・イェン、14歳♪」など歌い出すバーチャロイド(注:パイロットではないんです)が 出てくるなど、その世界観は荒唐無稽です。

ですが、このバカっぽい世界観の背後にかなりディープなSF考証が隠されていて、 CDドラマでバカっぽいノリを楽しみつつ、SCHIMATICのようなハード設定本で 別の視点からそれを見る、というのがバーチャロンストーリの楽しみ方です。

今までのゲームではクールな感じを前面に出してましたが、 今回のマーズは独特のバカっぽいノリを初めてゲーム中でお披露目したので、 このノリに初めて触れる人も多かったと思います。なんか「バーチャロンストーリって三流よね」と 受け止められていないか、かなり不安です。

もっとも荒唐無稽な設定に世界観移入できるのは、リアルな演出があってこそなのですが、 いかんせんアーケードのセガゆえ、そこらへんのノウハウはまったくもってありません。

世界観以前に演出が幼稚で、まるっきり映像で見せるとことを考えていない造りになっています。 アヌビスのようなドラマ性を求めると痛い目に会うので、ストーリに期待せずにプレイしてみるのがベストでしょうか。
素直にマーズはコンシュマー向けバーチャロンの習作として受け止めたほうが良いのかもしれません。

つまるところ設定マニアがニヤリと出来るお話だけど、ストーリ物としてはまだまだだぁね、というところ。 個人的には楽しかったですけどね。

さて、 デュアルショックが出てからずっと言われていた、 アナログスティックをツインスティックにみたてた操作性ですが、ちょっとつらいわ、と言うのが正直なところ。
バーチャロンな雰囲気を味わうにはいいのですが、この操作性であの難易度は地獄です。

マーズはノーマルモード(一番優しいモードです)でも敵が結構つよく、 なかなか攻撃が当たりません。その割にはアーケード出自なので、マニアには「テムジン強すぎ」と 言われますが、敵が雑魚というほど弱くもありません。 それも相まって、よけい「ツインスティックがあれば〜、、」と思ってしまうのです。 悪く言えば入力方式が難易度を上げているってとこかしら?

それでも、アーケードでフォースをやり込んでいればテクニックで何とかなるのもこのゲーム。 ただ、バーチャロンは世代交代ごとに操作が一新されるので、オラタンプレイヤは つらいです。(猫はつらいかった・・・。)

慣れて慣れないことはないので、後は根気でしょうか? ただ、このマーズ、容量の関係なのか機体数がフォースに比べて大変少ないので、 キャラを揃える楽しみは半減していますし、Normal、Hard、Very Hard、Ultimateと PSO式に難易度が分かれているだけなので、よっぽどバーチャロンが好きでないと 飽きるのも早いかもしれません。
ここはネット対戦という要素が欲しかったところです。

と言うわけで、猫のマーズ のファーストインプレッションは フォースの移植じゃないと割り切って、HitmakerがまだPS2慣れしてないということを 考えれば上出来といったとこかしら。
腐ってもバーチャロン、操作に慣れれば楽しくなるゲームなのよね。

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05月24日(土)

なんか今週は疲れました。 総仕事量はそうでもないのですが、週の初めと週の終わりにピンチが有ったので メリハリがありすぎてとても疲れたのです。

このところの酷い状況をなんとかこなせるのは、お師匠さんに教わった 技と誇りと勇気のおかげなので、感謝しても感謝しきれないのですが、 そのお師匠さんのもとを逃げ出したのも私なのでちょっと後ろめたいなぁ。

ひまわり

猫は最初に身に付けたプログラミング言語はC言語ですし、今はC#を使っているようなプログラマなので、 プログラムというと「構造化プログラミング」以降の世代になります。

猫の理想のソースはお師匠さんのソースであり、 今でも会社を辞めるときこっそり持ち出したお師匠さんのソースをそっと取り出しては見て初心に返ったりしています。 ですので、猫にとって手続き型のプログラムとは「汚い」という印象しかありませんでした。

昔、猫言でも書いたのですが、猫が今常駐している会社はCOBOL上がりのVBScirptを使う会社で、 そのソースの保守性の悪さと読みづらさといったらもう神業に近く、 猫のちょっとは長いエンジニア生活の中でも群を抜いた酷さでした。

で、猫がこれはいかん、と自分に依頼されたソースに関してはキッチリ構造化して 作成したのですが、言われた言葉が「読みにくい」。
・・・もぅ、どっちがよ!!とそのときはとっても憤慨したものです。

彼がなんで読みにくいといったかは多分、 上から下に順番にプログラムが書いてなかったからでしょう。 確かに規模の小さなプログラムの場合、上から下に読めばいいというのは、確かに読みやすいのですが、 仕事で作るような大きなプログラムの場合、とても上から下へ読んでいられませんし、 同じ処理を何箇所にも記述されたり、細かな処理の集合体となってしまうことから 枝葉に惑わされて処理の大事な大枠を把握するのが困難になります。

こういった場合、プログラムを構造化することは、保守性を向上させるだけでなく、 枝葉の処理が関数に格納されることでプログラムの見通しが良くなり可読性も向上します。 ですのでそのときは、単なる勉強不足に付き合ってられないわ!!と思ったりしたのですが、 最近ちょっと考えなおす機会がありました。

それは、クジラ飛行机さんが公開している日本語プログラミング言語ひまわりです。

ひまわりは有名な日本語プログラミング言語で、猫も昔からその存在は知っていましたし、 簡単な概要や文法も知っていました。
で、「うん、初心者にいいわね、かなり良く出来てるし。でも自分で使う機会あるのかしら?」 と思っていました。

ところが、最近ひまわりで記述されたちょっと大きめのプログラムを見る機会がありまして、 これのソースがまた私を驚かせる出来だったんです。
だってね、最初ただのテキストかな?って思ったんですよ、私。 それくらい普通の日本語の文章だったんですもの!

私がいままで見てきたのは至極単純なサンプルだけだったので、

「あなたのお名前は?」と、尋ねる。

もし、それが、「」ならば、
    「黙っていたら何も伝わらんだろう!」と、言う。

違えば
    「素敵なお名前です。」と、言う。

おわり。

なんてソースを見ても、「へぇ〜、やっぱり if は"もし"なんだぁ。」とか、 「"言う"が MessageBox で "尋ねる" InputBox なのね。」とか位にしか思っていなかったのですが、 長いソースだと日本語の迫力が違いまいた。(笑)

そもそも猫は日本語にしたところで、プログラムの構造自体は変わらないのだから、 初心者にも作りやすいなんてことはない、と思っています。
だって、"if( hoge == true)"と書こうが"If hoge = True Then"と書こうが "もし、ホゲが、はいならば、" と書こうが、処理構造に代わりは無いんですもの。
だから猫はメリットがあるとすれば「初心者が英語アレルギでプログラムもキライになっちゃう事が無い」とか、 「呼べば一発の便利なメソッドがいっぱいある」とかいう面くらいかな?って思ってました。

でもね、でもですね、長文のプログラムを読んでみて思ったのは、「読める」って事なんです。 だってちょっと変だけど、まぎれもない日本語の文章なんですもの!

普通、プログラムってなかなか初見では読めないものです。
例えば猫とかはプロですから、初めての言語でもパラダイムがよほど違っていなければ リファレンスがあれば問題なく読めます。 裏返ししていえば、リファレンスが無ければ初めて見る言語で書かれたプログラムを読むのは プログラマにだって難しいってこと。

ですが、ひまわりで書かれたプログラムは、 なんのリファレンスも無くすらすら読めるし、なにをやっているかも一目瞭然です。 これは本当に凄いことです。

今日の今日まで、猫の指向はプログラム=作る にばっかり傾いていたため、 自然言語に似せるメリットが全然思い浮かばなかったんです。 正しい日本語を書いたところで、それがプログラムとして動くわけでない、 だから結局「プログラミング言語」の文法を勉強しなくては何も出来ません。
が、プログラムを読むだけなら、プログラムのソース = ちょっと変な日本語 というのは 大きいことです。

もし、ひまわりを使って本格的に構造化プログラミングをしたなら、 もう日本語の文章じゃなくなっちゃうので、きっとひまわりの「読める」ってメリットは 目減りしちゃうんでしょうね。

というわけで、「手続き型の方が読みやすい」ってのも言語仕様によっては一理あるのかなっておもったり。 まぁ、お仕事でのケースはやっぱり「それとこれとは違う」って思うんですけどね。

ひまわりの凄さ

ひまわりの凄さってほんと、長かろうが短かろうがソースを読んで、理解できるってことに有ると思うんです。

作文の出来る日本人がひまわりでプログラムを作れる訳ではなくても、 ひまわりで上手にコードされたソースは、日本人なら誰でも読める。
これはひょっとして、コメントもドキュメントも殆ど要らない、コードを読める人材を育成することも要らない、 非常に低コストなプログラミング環境というモノ凄い言語じゃないのかしら!?

人間できるようになっちゃうと、そこを基点にものを考えるようになっちゃいます。 猫の視点では、やはり構造化プログラミングのほうが「良い」プログラム記法でと思いますが、 では自分以外の視点で考えてみようとしても、この考えは変わらなかったと思います。
猫が日本語プログラム言語を設計したら、それはきっと日本語である意味の全くないものを作っちゃったんでしょうね(^^;

自分の視点には柔軟さがないよね、とちょっと気落ちする反面、 ゼロから始めるVB講座といい、ひまわりといい、クジラ飛行机さんって凄い人ね、と思う三猫でした

多くの言語がオブジェクト指向へ突き進み、「専門家」しか読めなくなっていく中で、 ひまわりが「読める」低コストを引っさげて、 個人の業務ヘルプにとどまらない、「売り物プログラム」に使われだして成長してったら、、、と 思わず夢を見ずにはいられません。
誰でもソースを読めるプログラム言語が普及したなら、きっとプログラムの品質ってどんどん上がると思うんだけどな〜。

VBScriptって。

猫はVB系シンタックスがあまり好きではありません。 だって、

    If Hoge = True Then
        alert "ホゲが正しい!"
    End If

よりも

    if( hoge == true )
    {
        alert( "ホゲが正しい!" );
    }

のほうが処理がブロックで見えやすいからです。
プログラムの本質はブロックとセンテンスの集合ですので、それを意識しやすい文法のほうが 私は使いやすいし、好ましいものに感じます。

ですがですが、ひまわりをちょっと触っちゃったことで思っちゃったんですよ。 BASICの文法って英語圏の人にはひまわりのように読みやすいのかな?って。

猫は日本人なので頭で考えてるだけですが、 「BASIC系のシンタックは自然言語に近いからプログラムを作るのは簡単」というのは 「そんなことないよぉ」と思っています。 英語が解っても結局自然言語になりきれている訳ではないので、英語ができる=BASICが書けるわけではないからです。

でも猫がひまわりのコードを簡単に読めちゃったみたいに、BASICも英語が出来るのなら結構読めちゃったりするのかしら?と思うのです。 だとしたら、ずるいよね〜。なんか日本人に生まれてきて損した気分です。

ひまわりをいじってもう一つ思ったのは、「変数の宣言が要らない」というのはもしかしたら意味のあることかもしれない、ということ。

変数の宣言というのは、大抵のプログラム言語では必要で、

    int suika_count;                  // スイカの数を格納する変数

    // スイカの数を取得 --------------------------------
    suika_count = GetSuikaCount();      // スイカの数を取得する関数を呼び出す。

    // サービス期間中なので、一つスイカを追加する。 ----
    suika_count += 1;

のように、値を受け取る箱をあらかじめ作っておく命令を書くことを言います。 VBScriptやJavaScriptなんかは変数の宣言をしないでも、新しい単語が出現した時点で 勝手に変数を作ってくれます。
これは変数に型(何を入れるための変数なのかということ)を持たないから実現できる仕様なので、 意図するところは「楽で便利」なのでしょうが、実際のところ

  • スペルミスをすると、新しい変数を作ってしまう
  • 勝手につくるので、中に何が入る変数なのか指定できない(文字をいれたいのか、数をいれたいのか等)

と、なんかかえってデバッグが大変になることばかりでした。 宣言できて、型があると、コンパイラはスペルミスをすれば教えてくれるし、 数を扱いたいところで文字が入っちゃうようなときも教えてくれるので、プログラムを作るのが楽になります。

ですが、自然言語に変数宣言はありえないよね、と思ったり。 ひまわりですが、もしこれが変数宣言が必要だったら日本語として崩壊します。 変数宣言が無いから、「変な日本語」にとどまれるのね。

で、ここまで考えて来た結果、英語圏の人にとってVBScriptってのはもしかしたら ものすごく読みやすい言語なのかもしれない、って結論に。 実際のところはわかんないのですが、ひょっとしたらひょっとして、ね。

といまさらながら思う猫はやっぱり英語が大の苦手のようです。

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05月19日(月)

お仕事のほうは急転直下の展開を迎え、プロジェクトリーダが遥か北の大地に飛ばされてしまったり、 主要メンバは他プロジェクトに持ってかれてしまったりと、どうしようもないくらい人手不足になってしまいました。
私が常住しているお客様の次世代のメインプロジェクトだというのに、 その命運がしがない外注のヒラエンジニアの手にゆだねられる状態ってどうなんでしょうね。

Space Saver II Keyboard さん

早いものでSpase Saver II Keyboard を使い始めて 1週間がたちました。 相変わらず忙しい仕事をこのキーボードでこなしているので、だいぶ手に馴染んで来た感もあります。

購入前に懸念していた打鍵感ですが、まったく気にならなくなりました。 「指への喜び」という観点ではチョット失格なキーボードですが、 実際の使用についてはホントに問題がありません。

何よりもコンパクトであること、トラックポイントがあることの恩恵はすばらしく、 とてもお気に入りのキーボードになってしまいました。

トラックポイントですが、現在ソフトリムで使用しています。 個別面談ではNG出しをしたソフトリムですが、 トラックポイントドライバで感度をもっとも軽くして、あまり倒さなくても 移動できるようにすれば、一応実用の範囲内におさまりました。 それでもやっぱりキーに触れる感触は気になるので、そういう時は キートップのトラックポイントに触れる部分を削るといいのかもしれません。

トラックポイントの操作感触のよりも、 トラックポイントの表面積が大きくなったせいで周辺キーを打鍵じに指が触れやすくなってしまうことのほうが深刻です。 キー打鍵中にカーソルがワープてしまうので非常に鬱陶しいです。
特に「B」キー入力時に触れやすいのよね。

ThinkPadのトラックポイントをソフトリムにしてもそういうことはなかったのですが、やはりキーのストロークが深いからでしょうか?
まぁ、それらを差っぴいてもソフトリムは私に合っている様なので、今はずっとソフトリムをつけて使っています。

もう一点使ってみて気になったのはこのキーボードどうやら重心が右によっているらしいことです。 キーボードを押すと、右のゴム足を軸に回転して動いてしまうのです。普通に打っている限り めったに動きはしないのですが、ちょっと引き寄せようとしたりすると気になります。

といった風に、些細な点は気になってももうアバタもエクボ状態まで来てしまったSpace Saver II Keyboard、 今一番怖いのは、鍵人さんでも Space Saver II Keyboard で遊ぼう!でも言われている 打鍵感の経年劣化です。
ゴム椀の劣化はなってみなくては解りませんが、質の良くないスライダでの打鍵感を支えている潤滑材の揮発は ホントどうしましょうか・・。
猫としては、この潤滑材を市販してくれない限り揮発はおろか、 キートップを外して付け置き洗浄することすら出来ません。IBMですし、市販しないかしらね・・。

そんなこんなで4回にわたってお伝えした Spase Saver II Keyboardのレビューはひとまずここで終了。 劣化問題とかでたらまたお伝えしたいと思います。・・・伝えないで済むのが一番なのよね(TT)

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05月13日(火)

同じネタで3日連続更新・・。いやはや。

快適、TrackPoint生活

無事分解写真もとり終えて再び会社にやってきたSpace Saver II Keyboardちゃんですが、 購入当日はとりあえずということで、Windows2000のデフォルトドライバでのお試し運転でした。 一応デフォルトのドライバでも動作に問題はないのですが、 やはりマウスのドライバ、根本的に違うデバイスなので持てる機能をフルに使えるわけではありません。

これから主役となるデバイスなのにそれではちょっと心もとない。 Space Saver II Keyboardには持てる力の全てを出してもらおう!というわけで TrackPointのドライバを入れてみることにしました。

ドライバを入れよう

会社の環境はWindows2000なので、付属のCDをつかってはいけないらしいのですが、 とはいえ、センターボタンがまんまマウスのセンターボタンとして動作しているのは ThinkPad使いの猫としては我慢なら無いところ。
というわけで、会社の(しかも常駐している客先の(^^;))パソコンにドライバを入れてみました。

ドライバはThinkPad用の最新版を利用。 もちろんThinkPadでは無いので、インストール手順は変わります。簡単にまとめるとこんな感じ。

まずはThinkPadのWin2K用最新ドライバをダウンロードして、それをダブルクリックします。 そうするとデフォルトパスで C:\DRIVERS\W2K\TPOINT\ を生成する、というところまでやっておきます。

そしていよいよドライバの適用です。

  1. [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[システム] で、[システムのプロパティ]ダイアログを開く
  2. [ハードウェア]タブで[デバイス マネージャ]ボタンをクリックして[デバイス マネージャ]ダイアログを開く
  3. ツリービューの[マウスとその他のポインティングディバイス]を開き、[PS/2互換マウス]をダブルクリックしてプロパティダイアログを開く。
    (「PS/2互換マウス」が出てこないときは[表示]→[非表示デバイスの表示]を実行
  4. [ドライバ]タブの[ドライバの更新]ボタンをクリック
  5. [デバイス ドライバのアップグレードウィザード]ウィンドウが開くので、[次へ]をクリック
  6. ラジオボタンで[このデバイスの既知のドライバを表示して...]を選択して[次へ]ボタンクリック
  7. [ディスク使用]をクリック
  8. [フロッピーディスクからインストール]ダイアログで、[製造元のファイルのコピー元]コンボボックスに 先ほど解凍したThinkPad用TrackPointドライバのパス(デフォルトだとC:\DRIVERS\W2K\TPOINT)を入力して[OK]をクリック
  9. 元のウィンドウに戻るので[次へ]をクリック
  10. 「互換性云々」という警告ウィンドウが開くかもしれないけど無視して[次へ]
  11. あとはそのまま進めばインストール完了

という手順でした。あ、一応、やる場合は自己責任で。 猫は大丈夫でしたが、他でも大丈夫だとは限りませんしね。

至福のセンタースクロール

ThinkPadで感じていたのですが、こうしてデスクトップでもトラックポイントをつかうとしみじみ思うのは センタースクロールっていいなぁってこと。

トラックポイントの良さはホームポディションから手を離さずにマウスカーソルを操作できる点だと 言われていますが、むしろ便利なのはホイール操作をホームポディションで出来ることかと。

もちろんキーボードでもスクロールはできるのだけど、 ちょっと前を見たりするときなんか、PageUP/PageDownやカーソルキーのスクロールじゃ スクロールが大味すぎたり、文字カーソルも動いちゃったりで、帯に短し・・なのよね。
その点トラックポイントのセンターボタンスクロールなら、マウスホイールのようなニュアンスでも スクロールできます。これはかなり便利ですよ。

トラックポイントってタッチパッドと違って、マウスの代替というよりは別カテゴリのポインティングデバイスなんですね。

マウス操作とキーボード操作をシームレスに切り替えられるのは、他のポインティングデバイスにない特徴です。 猫はエクスプローラでファイルを開くときの、選択→[右クリック]→[N]→["アプリケションの頭文字"]なんて コンビネーションこそ、トラックポイントの真髄だと思います。

なんかこうも便利だと正直打鍵感に関する些細な不満なんか吹っ飛んでしまう感じで、 もし打鍵感のいいキーボードを入手してもTrackPointの便利さと引き換えに 交換する気になるか、はなはだ疑問になってきちゃいました(^^;

今自宅で一番使っているキーボードが ThinkPad s30のキーボードなんですから、 予想できたといえばそうなんですけど。う〜ん、キーボードマニアとしてこれでいいのかしら?(^^;

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05月12日(月)

と、いうわけで一昨日の晩から昨日の夜(というか今日の3時)までかけて ようやくスペースセイバーIIキーボードのレポートを書き上げたわけですが、 分解するにつれ「なんだかなぁ」と思うことがしばし。

まず最初に疑問に思うのはこの値段とって置きながらなんでこんなに簡略化してるのかってこと。

もちろんトラックポイントを実現するのにお金が掛かっているのはわかるけど、FKB8740程の拘りも持ち合わせていないのはなぜ? 結果として潤滑材の力をかりてなんとか合格点に打鍵感を持ち込んだものの、これは少なくても「高級」キーボードじゃないんよね。
後一歩頑張っても良かったんじゃないかしら?

とはいえ、レポートを書いていてとても困ったのは、打鍵感は悪くないという点。

ほんと、悪くないんですよ。だって猫はお仕事パソコンのキーボードをRT6652TWJPと交代させようと思ってるんですもの。 (気分一新,と言う意味で定期的に替えているです。)
悪ければ思いっきりパッシングすればいいだけなのだけど、悪くない。 悪くないんだけど、だけど〜っというニュアンス、上手く表現することができませんでした。

それにしても、Spase Saver II Keyboard で遊ぼうは凄いですね。 猫のハートにSSK II の火をつけたのはこのサイトですし、きっといろんな鍵盤好きの人たちにとっても 物欲の火種となったはずです。(笑)

誉めるでも、けなすでもなく、ありのままを伝えて尚且つ物欲を刺激する。猫もこうありたいものです。

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05月10日(土)

五月になりました。予想通りゴールデンウィークなんてものは全然無かったのですが、 この業界に入った自分が悪かったのねとあきらめて素直に働きました。しくしく(TT)

ここ最近非常に肩がこっています。今までは、肩→首→頭とコリが広がってきてたのですが、 最近は 肩→脇の下→腰 という広がり方をしていて、痛くて肩が上がりません。

そんな話をしていたら四十肩だと言われてしまいました。・・うう、そんな年じゃないもんっ。 あとは職業病だとも・・。ふみ・・・キーボード変えるかぁ

Space Saver II Keyboard の駆け込み購入

とそんな感じでキーボードを買う口実にしてしまうあたり、相変わらずなのですが、 ちょうどPS2日本語版のスペースセイバーIIキーボードが生産終了していたので 買わなくちゃなぁと、先々週くらいから探していたのですが、どこも売り切れだったんです。

あちゃ〜っ、これはもう手に入らないのかしら、と思っていた矢先、 若松通称の地下で「最終入荷」と銘打って売っていたのを見つけたため、1も2もなく買ってしまいました。 ・・すみません、肩こり云々はただの言い訳です(TT)

ThinkPadラブな猫は当然スペースセイバーIIが気になっていたのですが、 店頭で触った打鍵間がいまいち気に入らなかったのと、PrintScreenやNumLockなどが 配置される関係からDeleteキーが一段下に移動してしまったのがイヤなのとで ずっと見送っていました。

ところがこのキーボード、どうやら中身はNMB製らしいということ。 NMBキーボードにそう打鍵感は悪いものはないはずですし(偏見)、だとすると店頭で触った酷い打鍵感は単なる壊れ掛けのせいだったのかもしれません。 そういえばトラックポイントもつるつるでしたしね(笑) そうなってくると俄然欲しくなってきちゃうのが、キーボードマニアの性というもの。キーボードの価値は打鍵感にありけりですからねっ♪

生産終了と騒いでいますが、 生産が終了といっても、PS2接続の日本語スペースセイバーIIキーボードだけで、 USB接続版は引き続き販売してますし、英語PS2版がUSB版と同じ筐体をつかった新型に代替わりしていますから、 日本語も新型に変わるだけかもしれません。

スペースセイバーIIキーボードはThinkPadでおなじみのトラックポイントが付いているのも売りの一つですが、 PS2のスペースセイバーを使うとマウスポートも使ってしまうし、 キーボードについているマウスポートからだとのスクロールは使えなくなってしまうので、本当はUSB接続の方が 良いといえばよいんです。

でもUSB版はNMB製では無くなっているらしいということ、新型PS2スペースセイバーはUSB版ベースになってしまうらしいことから、 NMBスキの猫はもう買うしかなかったわけです。

そんなこんなで今日職場パソコンに取り付けたスペースセイバーでこの駄文を書いているわけですが(^^;) で、使用感はどうなのかというと、結構使いやすいです。
店頭で触ったときのような妙な軋みも重さも無く、ポコポコッと打てる感触は結構気持ちいいです。 とりあえずこの新品の打鍵感は気に入っています。
(が、使い込むと店頭展示品のようになるかとおもうと憂鬱でもあります・・)

でもどこかでこんな感触味わった気がするのよね・・と思ったら、MicroSoftやLogitecのキーボードの 感触なんですね。 てか具体的にはMicrosoft Office Keyboard!。そう、親父様に無理やり交わされてしまったアレです!! 作ってるとこ一緒だもん、そりゃそうよね・・(笑)

あとはやっぱりトラックポイントがあるのはいいですね。 猫はプログラマなのでキーボードから手を離さずにマウスカーソルを移動できるのはとても便利に感じます。 ただ、Deleteキーについては予想通り使いにくく感じました。

今回買ってみて一番びっくりしたのはWindowsキーです。 なんとWindowsマークがXPのものになってるんですよ。当然といえば当然だけど、 スペースセイバーキーボードIIは旧ロゴってイメージがあるので なんか違和感有りませすね。

そんなこんなでおおむね満足なのですが、 やっぱりキーのさわり心地や筐体の剛性によるカチッとした打ち心地など、 いままで仕事用キーボードの座に収まっていたRT6600系には比べるとかなり見劣りするのが正直なところです。
それに起因するキータッチの安っぽさは、本機のお値段7,600円に見合わないような気もしています。 メインの座に居座るにはいま一歩なのよね。

せっかく会社のPCに取り付けたのですが、サイトのネタにする関係上 早速取り外して家に持って買えることにします。さぁ、分解ですっ!!

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