猫の小部屋 - ねこのこべや -

猫日誌 -2003-


2003年10月

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10月30日(火)

遂に出ました! RealForce 89! テンキーレスキーボードが大好きな三猫としては、発表から待ち待ったキーボードです。

ああ、これで、Space Saver II Keyborad や FKB8740-501の打鍵感で我慢しなくてもよいし、 IBM Space Saver のような過去の打鍵にすがりつかなくてもいいんだわっ!

・・・と、思わずお部屋の可愛いキーボード達に恨まれそうなことを口走る三猫です。 ごめんなさい、君たちのことは大好きだけど、 この子は待ちに待った理想のキーボードなのよ!!

究極のラバードームキーボード RealForce89

というわけで、今、この猫日誌を買ったばかりのRealForce89で書いています。 「そんなに早く自慢したいのか」とか、「そんなにレポートが書きたいの?」 とか思われる方もいると思いますが、違います。
猫は単にこのキーボードで文章が打ちたくって仕方がないだけなんです。

なんといってもこの軽やかさ、この気持ちよさ。このキーボードで文字を叩いていると 空だって飛べてしまいます。

澄み切った青空を飛ぶ、純白のキーボード。ん〜っ、、、素晴らしいわっ!

このキーボードの打鍵感は独特で、ちょっと言葉を探さないと表現しがたいモノがあるのですが、 それはそれ、キーボードレビューまで置いておきます。

猫が注目したいのはその打鍵の方向性です。

この間購入したCherry MXリニアスイッチを使った日本語省スペースキーボード FKB91JU。 購入前から良いキーボードだと思っていたのですが、 その想像を遙かに超える魅力にすっかりぞっこんの猫は、 実は今日、Real Force89を打ってみて「ん〜・・・、良いキータッチだけど、FKB91JUの方が気持ちいいし打ちやすいわ。」と 思っていました。

何というか、Cherry MXリニアの打ち方ってコツがあって、タクタイルに頼って打っていてはダメなんです。 On/Offという2値でキーを知覚してはダメなんです。 このキーは「触れる」「撫でる」の延長線上にある「奏でる」といった感触で入力したとき 最高の打鍵感を発揮します。 ここでミソなのは「奏でる」は「奏でる」でも「文字を奏でる」じゃなくて「文章を奏でる」なこと。

キーボードの入力って1キー毎に感覚が分断されるのですが、あのキーボードの場合 切れないでつながっているのです。
こうなったときの気持ちよさはまさに圧倒的なのですが、 ここで注意したいのは、この気持ちよさは普通に買えるメンブレン・ラバードーム式キーボードの延長線上にあるものじゃないということ。 別の次元なんです。だって、「キーを打つ」という感覚ですらないんですもの。 (別物感覚といえばIBM Space Saverの打鍵感も「別物」よね。)

ふみ、なるほど。 今、猫はFKB91JU用の打ち方をしているからRealForceのクリック感すら邪魔に感じてるのね。
(普通のキーボードなら、リニア風の打ち方はそもそも出来ないのですが、 Real Forceは12分に軽いので、出来ちゃうし違和感なかったから気づかなかったのです。)

なら今度は普通のキーボードを打つような「タクタイルに頼った」打ち方をすればいいんだと、 頭をちょっと切り換えて打ってみると、

お?おおお、おおおおおおおおおおおおっ! き、気持ちいいっ♪

これは凄いです。まさに正当派打鍵感で究極の打ちごたえ。
なんて素晴らしいキーボードなんでしょうっ!

正直猫の場合MXリニアの方が力が入らず疲れにくいと思います。 でもアレはキーボードというか、なんか別の機械という気がするのです。
しかしReal Force 89の打鍵感は独特ですが、既存のキーボードの延長線上にあるんです。 おそらく、今普通の人が思っている「キーボード」というものの 究極を想像させると行き着く先、それがこの打鍵感です。

弾むようにタカタカタカタカって文字を打つと なんだか猫は空だって飛べちゃうように思えるのです。
ん〜っ、、これは趣味だねぇ・・・。

今月はキーボードに3万近くお金を使ってしまうという恐ろしい月だったのですが、 FKB91JUとReal Force 89 、この二つのキーボード、一生モノです。

ああ、もっと打っていたいけど!

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10月29日(水)

不覚にも・・。

不覚にも涙してしまいました。 あ、いけない、泣いちゃう・・・・って思ったときにはもう手遅れで。

大の大人が、漫画見て泣くなんてね。

ドームチルドレン 第3巻

「ドームチルドレン」って漫画をご存じですか?

山崎風愛さんの描かれたこの漫画は、 最終戦争をシェルター「ドーム」で生き延びた10人にも満たない人たちの物語です。 いかにも語り尽くされ、陳腐化したSFのテーマですが、 そんなイメージを覆す力もなく、いかにもな期待を裏切らないエピソードがつづられたお話です。

猫はこういう話、好きなんですが、それほど見るべきモノもなく、 連載が終われば人々の記憶から消されてっちゃうレベルのお話だなあとも思っていたわけで、 結局、物語もドームが停止して、外の世界に旅立っていくありがちなおしまいになったのです。

偶然通信できた他の生き残り達のいる新たなる土地に旅立つとき、 主人公の両親達、年老いた3人はドームに残ることを選択します。 ドーム周辺の土地を蘇らせること、それが自分たちの世代の役割だからと。 そして迎えた最終話は、お母さんと旅だった少年との通信で綴られます。

少年の名前で呼ばれるロボット、いろいろあった旅、 目的地に着いた少年達、そして前に進んでいく人類。 他に生き残った人たちもいる。「未来」の代名詞のような少年は、 ぐんぐんと歩いていく。

でも少年は言うのです。
「本当は俺、「ドーム」へ戻りたいんだ。母さん達を迎えに・・・。」
でもお母さんはそれをたしなめます。

ドームにいた頃。
自分たちは閉ざされたドームから逃れたいだけだった。

でも少年は、少年達の世代は見知らぬ世界に夢を抱いていた。 自分の未来が「ドーム」にではなく地球にあるんだって無意識に解っていた。 だから、喜びも苦しみも、少年の知らない新しい世界で見つけなさいと。

少年は言います。ちぇ、じゃあ息子に迎えに行かすかな。 息子はまだ首も座っていないから、 長生きしなよ、母さん。

急に現実に引き戻される時間。 お母さんの目に映る記憶の中の少年は10才姿なのに、 少年はもう父親なのです。

そして、実はそんな通信さえも録音されたずっと過去のことで、 夫はとっくに亡くなり、きっと少年(しんた)は今頃立派な父親になっている。 そうして通信衛星はとうの昔に壊れていて、もう二度と話すことは出来ない。

私は一人ロボット(しんた)と暮らす。 息子のことを思い、息子達のためにこの土地を蘇らせながら。
同じ星にすんで、同じ大地を踏みしめて。

* * *

あまりにも急に事態が進むので、 急に訪れた現実が、あまりにも切ないので。

不覚にも涙してしまいました。 あ、いけない、泣いちゃう・・・・って思ったときにはもう手遅れで。

大人は過去を見つめ、子供たちの幸せを祈り、その幸せを一緒に歩くことは出来ず。

切なくて、悲しくて、寂しくて。 一緒に道を歩めなくても、未来は自分のものではなくても。でも、でも。

猫はとんでもない誤解をしていました。 「ドームチルドレン」は人類の週末と未来を描いた3流SFなんかじゃない。 ただ、世代というものを描いた物語です。

きっともう会えない。同じ時間を同じ星で過ごしているのに。

不覚にも、泣いてしまった私は きっとあと数十年もしたら死ぬのでしょう。一人死んでゆくのでしょう。
そのとき私は、次の世代に何を残せているのかしら。

* * *

岩だらけ大地は草原に姿をかえ、
「ドーム」の大地には少年の息子とその息子たち。
ロボットは土まんじゅうの隣で静かにさび付き、
ドームに訪れた面々は、
それをみても墓とは気づかす、悲壮感のかけらもなく
あっけらかんと、和やかに
ただまっすぐ前だけをみている。

・・・・・ごめんなさい。ネタバレでした。

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10月28日(火)

ここちよいよいうか

Sphereさんのサイト不思議な文章のおかげで、 ようやく本調子を取り戻せたような気のする三猫です。 このところ、精神面でしっくりこないというか、 自分であることが自然じゃないような違和感を感じていて、 書く文章も喋る言動も見る夢さえも納得いかない日々を過ごしていました。

きっと猫が見栄っ張りなのが原因なのですが、 ようやく地面に足がついた気がします。へみへみ、ただいまです。

というわけで、ココ1ヶ月余りの文章は修正したくってしょうがないのですが、 それも自分、自分の記録なので。
でも一つだけ訂正というか、書き直したいことがあります。 それは猫の愛機となった ダイヤテックさんのキーボード「FKB91JU」についてです。

ダイヤテックさんのキーボードブランドFILCOは、 アルプススイッチをつかった、カチカチというメカニカルで、 変則キー配置のものが多いというイメージがあります。

ところが今回「カチカチ」言わないメカニカルスイッチ「Cherry MXリニアアクション」を採用した 日本語91キーキーボードを発売しました。これがFKB91JUです。

リニアとかノンクリックタイプのメカニカルスイッチは、キーボード低価格化の狭間で メンブレンスイッチ・ラバードーム式のキーボードに置き換えられ今では絶滅の一歩手前という感じです。 確かにソフトなキータッチはメンブレン・ラバードーム式の得意分野ですが、 メンブレンスイッチの宿命として底付きが必須のこと、ラバードーム式ではどうしても座靴による 押下圧変動が発生してしまうので、実はリニアキーボードというのもメカニカルスイッチでないと 作れないんです。

という、薀蓄はおいといて(^^;) このCherryのリニアスイッチ、実に気持ちの良い打鍵感を醸し出します。 タクタイルはないのでキー入力を触知できるわけではないのですが、 体がキーのストロークと重さを覚えると、丁度底に触れるところで止まる程度の 押し加減が出来るようになります。 一見難しそうに聞こえますが、「リニア」は押下特性がわかりやすいので結構簡単に出来るように成るんです。

で、この「コトコトコトコトコト」って打鍵感が実に心地よいのです。 (もちろんキーの重さに負けず力任せに底付きまで「コンコンコンッ」って打つのもアリですし、 それはそれで気持ちいいです)

一万円を超えるキーボード、いわゆる高級キーボードの打鍵感って なぜだかみんな個性的です。
だからそのくせが鼻につくか否かで評価は大きく変わってしまうのだけれど、 でも自分の好みじゃない打鍵感でも「認めてあげよう」って説得力があるのも 高級キーボードなんです。

だから世の中リニアが一般的になって、 企業努力で安いリニアとかが出回るようになってもきっとCherryのMXリニアの打鍵感ってのは格別だと思うんです。 この前までの日誌では「リニアは良い」って書いていたんですけど、 MXキーのこの重さ、このスムースさ、このコツコツした底付き感がそろって初めて気持ちいいんだわ、 って今は思います。

IBM Space SaverやこのCherry MXリニアスイッチの気持ちよさって「バックリング・スプリング」だからとか「リニア」だから気持ち良いんじゃなくて、 IBM Space SaverやCherry MXリニアスイッチだから気持ちよいんだってこと。 だからたとえ趣味に合わなくても納得できるものであるのには変わりない、 それは大手を振って「おすすめ」するに値するキーボードなのよね。

至極当たり前の結論で昔からそういう考え方でいたハズなのに、 構造から打鍵感を分類したい「薀蓄病」のせいか、 それとも「読まれていることの恐怖」ゆえかすっかり忘れてしまっていました。

すっかり忘れて、 「リニア」や「バックリング・スプリング」のアクの強さに「おすすめ」するのに臆病になってしまってたけど、 東プレのキャパシティブ コンパクトを評価したときは、 アクはつよいけど「いいでしょ?」と胸を張っていえるわ、とか思って星をつけてたのよね。

人は自分で考えていたことも簡単に忘れてしまう、 特に私は直ぐに自分を見失ってしまうから、だから日記を書くのは楽しいです。

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10月27日(月)

心地よいというか

26日の日曜日、 お友達がHappyHakkingKeyboard Proが欲しいというので、猫は一緒に秋葉原に行ってきました。

そこで猫はHHKの初心者にHHK Proの無刻印版を進めるという暴挙をしたのです。 でも、でも、自分で買うなら刻印版ですが、 無刻印判のほうが道具として格段に美しいです。 これはただ無刻印だからというわけではなく、 きっとHHKのデザインの美しさ故、無垢の白が似合うのです。

猫はPFUの担当者さんも試作で上がってきた無垢のHHK Proのあまりの美しさに、 おもわず製品化してしまったのかしら、などと勝手な想像をめぐらせます。
店頭でじっくり見てると「ほぅっ」というため息が出てしまいます。 ああ、なんか猫も無刻印HHK Proがむしょうに欲しくなってきました。(笑)

と、盛大に話が脱線しましたが、 きっと友達もその美しさに惹かれたのでしょうから、猫的にはOKかな?って思います。

そんな感慨を抱きながら帰宅して、 いつもの日課のQwerters Clinicさんのチェックをすると、 HHK Pro無刻印版のレビューが紹介してあります。 これはなんともタイムリーだわ、とそのリンク先を 訪問したのですが、なんというか、その・・・。
猫はその訪問先のサイトさんに本日2度目の「ほぅっ」というため息をついたのでした。

そのサイトさんの名前はSphere Homepage(なのかしら??)。 一言で言えば電波系(失礼)のページです。 でもなんだか猫の心の琴線に触れるものがある不思議なページです。

詩的というか、散文的というか、そういう「普通でない」文章でつづられる、 凡人な日々は、 芸術的だとか文学的だとかそういうのを狙っているような感じもするのですが、 実際に出来上がってるものは ただひたすら「痛い」というか、「病的」というか・・・。

でも、でもですね、猫にはこの「痛さ」が心地良いのです。 これはきっと完全に猫の趣味の問題で、「隠れた芸術性」とか「通なら解る」というのじゃなく、 なんというか「波長が合った」という感じでしょうか? 猫はこの文章から、真っ黒に塗りたくったものを圧倒的な光を当てて、 光飽和で真っ白く見えるというか、破棄したメモリに残ったデータの残り香というか、 壊れかけたオルゴールが一瞬奏でる澄んだ音色というか・・・・・。う〜ん、猫の文章にも電波が入ってきました(笑)
(というか、むしろ猫に文学的才能が足りないです。)

たとえばこれが同人誌だったり商業誌だったりするときに、これを表に出すのはどうか?と猫は思います。 多分「読み手が代価を払って読む」には最低限のクォリティ(というか汎読性)がないからです。 でもWebでこうして読んだときにこういうのもアリよね(むしろこうであって欲しい?)と思うのです。

この文章、書いている本人はとても気持ちいいんだろうな、って。 その気持ちよさそうに書いている、その副産物から気持ちよさを共有するというか・・。 ううん、そういうんじゃなくって・・・。 どういったら良いのでしょう、言葉にする端からその表現が適切じゃない気がして、 もう自分でもなんで気に入ってしまったのか どうにも説明がつかないのですが、

今でも、多少打ち込んでしまう為、底打ちさせてしまうこともままあるだのなのだのでっすけれど、以前から比べれば軽やかに打つようになったと思うなのでっす。

実は、これ、長年の憧れだったんですよね。

キーを軽やかに打つ。

友人にそう言う、綺麗なキータッチをするひとがいて、軽やかで音の大きさが揃っていてリズムも一定で、いいな、いいなー。みたいな。いつも、思ってました。

あたしはと言えば、ばしゃばしゃばしゃばしゃ、ぱこーん ! でしたから。

という言い回しに、HHK Proでコトコトコトンとキーを打つ心地よさと似た、 文章の読み心地の心地よさを感じたりとか。 うん、きっと雰囲気が情報をもっているような・・、いえいえそんな大仰な感じではなくて・・。ああ、やっぱり上手く言えない。(TT)

とりあえず、なんだか好きだわぁ、とは言えるのです。 こんな文章に会わせてくれたK.Tanaka//さんに感謝です。

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10月23日(木)

図らずも2chでの だめぽ判定のトリガーを引いてしまった猫ですが、 FILCO FKB91JUはかなり良いキーボードだと思います。

猫はテンキーレスとは、通常配置のキーボードからテンキーのみを取り除いた配置と思っていますが、 ダイヤテックはそうは思っていないようで、テンキーに相当するキーがキーボード上になければそれはテンキーレスの様です。 そういう意味でFKB91JUを「テンキーレスキーボード」と呼んでいるらしいのですが、 猫はたんなる省スペースキーボードだと思います。

ダイヤテックはとにかくキーをくっつけたがるメーカで、隙間を見つければそこにキーを押しこんで、 ぎゅっぎゅと詰めるのが大好きです。 FILCOブランドの筐体は外枠しかないようなのが多く、その概観はまるでアルミサッシか弁当箱。
ダイヤテックな「無いものが有る」という考え方をしないので、それゆえキーボード上にある「余白」は無駄で許せないのでしょう。 猫は「キーが無い所がある」というのは打ちやすさにつながると思っているので、正直ダイヤテックのキーボードは一生買わないでしょうね、と思っていました。

そんな猫を購入に踏み切らせたのが、 変則配置ながらも一応テンキーが無いこと、 日本語配列なこと、 そしてなによりCherryのMXリニアスイッチを採用していることです。

それだけCherryのMXリニアスイッチの魅力は 圧倒的なんです。

本機の配列はダイヤテックではまともな方ですが、 猫が妥協できるぎりぎりのラインと言ったところ。
「配列アレンジはMS Basic Keyboard 並よっ! ちょっとだけキーがくっついちゃっただけだわっ!!」 ・・・っと自己暗示をかけて、購入に踏み切りました。(笑)

悦楽リニア生活

gooの国語辞書によると「linear」こと「線形」はこんな意味です。

せんけい 【線形/線型】

〔数〕 ベクトルの集合に対してその要素の定数倍と加法で特徴づけられる数式、すなわち一次式。
⇔非線形

と、言うわけでリニアスイッチは押しこみ量と押下圧の関係が線形になっているキースイッチのことです。 つまり押し込めば押し込んだだけ重くなるわけで、底まで打とうとするととても重いキーボードになります。

このリニアな打鍵感はキーが入力されたタイミングを触知させることが出来ないため、 実際に文字を入力しないと評価出来ません。 お店でさわってもちっともよさが解らないと思います。(曰くスムースだけどちょっと重過ぎない?とか)
また、買ったばかりのころも、底打ちまでノンストップで指を押し込んでしまうため打ちにくいと感じることでしょう。

このキーボードの良さ、それは最適な押下力を指が習得したときに初めてわかるんです。

4mmのストロークのあるMXスイッチですが、接点の導通は2mmくらい押し込んだところにあります。 「 指は急に止まれない」の格言通り、多くのキーボードはキースイッチが底面に衝突することで 指を止めるのですが、MXリニアの場合、ブレーキをかけるためのストローク2mmもあります。
この2mmのストロークは「押し込めば押し込むほど重くなる」ため、指の運動力をやさしく受け止めてくれます。 また、その大きな反発力は指を元の位置戻すのを補佐してくれます。

この「押し戻す力」を上手に使えるようになったときに得られる 指とキーアクチュエータのフィット感がたまらなく気持ちいいんです。 指でキーを叩くより、指とキーの協調作業で文字を入力する感じです。 異常なまでの滑らかな入力のシーケンス、文字と文字が分離しない入力感。そう、文章を「奏でる」感じがする、といえば解りやすいでしょうか?

リニアスイッチのメリットは「高速打鍵できる」とか「つかれにくい」とか言われます。 確かにその通りなのですが、それはリニアの魅力の一側面にすぎません。 リニアの最大の魅力はクリック感とは違うキー入力の快楽、 この「リニアでしか得られない気持ちよさ」です。

リニアのバネの力に抗う時、キータッチはとても重く打ちにくいものですが、 このバネの力を味方につけたとき、新しいキーボードの快楽が訪れます。

「協調と融和」。なんだか昔どっかで聞いたようなセリフが猫の頭のなかを過ぎります。

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10月22日(水)

三猫さんショック!

猫が趣味の2chめぐりをしているとき、 不意にキーボードスレで猫のページが登場しました。

811 :不明なデバイスさん :03/10/20 00:00 ID:T3wJ1Nv3
        FKB91JU 猫のキーボードルーム インプレキタ━(゚∀゚)━!
        ttp://mineko.fc2web.com/box/kb-room/items/diatec-filco-fkb91ju.html

こういうときって嬉しいような、こそばゆいような、 とにかく「日頃からのご愛顧ありがとうございますにゃ」って気持ちで一杯になります。

ふみふみ、と先を読むと、

814 :不明なデバイスさん :03/10/20 00:18 ID:MFPi4hX0
        >>811

        >三猫のおすすめ度 ★★★☆

        このお方は採点が甘めな傾向がありますのでこのお方でこの採点じゃあねえ
        だめぽですね


815 :不明なデバイスさん :03/10/20 00:26 ID:pi9zSwWz
        >>814
        そうそう、★★★★☆じゃないとだめだよね。

が〜ん・・・。

確かに、確かに猫の採点は甘いと思います。 猫はあんまり良くないレビュワーなので、愛着湧いちゃうとアバタもエクボというか、 笑顔がアバタを押し切っちゃうところがありますし、 かわいいキーボードたちに厳しい点はつけられないというのも人情です。

でも、でも、猫はFILCO FKB91JU、ほんっとに気に入ってるのですよ〜(TT)

「三猫のおすすめ度」

そんなこんなで過去の「三猫のおすすめ度」を ちょっと並べて書き出してみます。

お名前 お星様
Uniconp SpaceSaver 85 Key ★★★☆
Topre キャパシティブコンパクト ★★★★☆
Diatec FILCO FKB91JU ★★★☆
NMB RT6652TWJP ★★★★☆
KeyTronic E3600 ★★★★★
MS NaturalKeyboard Elite ★★★☆☆
Acer 6516-M ★★★★★
NMB RT235BTWJP ★★★★☆
Fujitsu FMV-KB321 ★★★☆☆
MITSUMI KFK-EA9XA ★★★★☆
IBM Space Saver II Keyboard ★★★☆☆
MS BasicKeyboard ★★★★☆
A4Teck KB-6Hi ★★★★☆ (2枚目以降、又はコレクションとして)

うあ〜・・これはだめぽです。(TT)
ほとんど全部が「★★★★☆」以上なのにKB91JUは「★★★☆」なんて、完全に評価ミスです。ゴメンナサイm(_ _)m といいますか、「☆」の意味がある時期を境に「空」から「★の半分」に変わっていますし、基準もばらばら・・。 うう、なんだかダメダメだわ、私。

こうして並べてみると まず、何を基準に評価しているのかさぱっぱりわからんちんですね。
猫的には「三猫のおすすめ度」はいろんな人に強くおすすめできるかの度合いのことで、 これはお財布から出て行った金額と所有したときの満足感の比率といいかえてもOK。 キーボードの絶対的な評価じゃないのがミソです。

が、なんか途中から狂ってきているというか、おそらくSpace Saver II Keyboard くらいから、 迷走している感じです。

冷静に考えるとSpace Saver II Keyboradの打鍵感って、それまでの紹介してきた4つ星キーボードにくらべて かなりダメダメなんです。 本当なら斬って捨てるところなのですが、打鍵感以外の要素があまりにも美味しいのでとても気に入ってしまい、 その打鍵感に欠点を認めつつも打鍵感自身も好きになっている自分がいて、 ここらへんから安キーボード愛のようなものが芽生えてきてしまってるんです。

この自己基準変化で一番可愛そうなのがA4TechのKB-6Hiで、 華は無い打鍵ながらSpace Saver II Keyboardよりもよっぽど素直で欠点のない打鍵感をもっているのにあの評価。 逆に一番特をしているのがMS Basic Keyboard で、Space Saver II Keyboardとの比較評価のせいで 過大評価になっている節があります。

反面1万円以上のクラスだと、なんだかいきなり評価が厳しくなるのは、 自分にとって1万円という金額は一世一代のお買い物でだからでしょうか。 (気軽に購入/根性をいれて購入 の境界線は6000円代かしら)

そんなこんなで、

ということはハッキリしたわけですが、 これじゃああんまりです。直そうにもどうしたらようかも検討つかないので、 練習もかねてとりあえず、キーボードの「なんだかよくわからないけど良さそう度」を付けてみます。

まず、★の数に明確な意味つけをハッキリさせます。

0個 :不快です。
1個 :悪くはないけど・・。
2個 :意外にいけます。
3個 :結構良いです。
4個 :かなり良いですよ!
5個 :伝説巨人です!!

こんなところでしょうか。 (「☆」は「★」の半分にします)

次に基準となるキーボードを決めます。 これは為替レートのようなもので、判断に迷った時、キーボード同士の比較で 星の数を決められるようにです。
猫の原点はNMB RT6652ですから、これを基準に選びました。

★4つ = NMB RT6652TWJP、
★3つ = NMB RT235BTWJP

感覚的にはそれぞれ☆づつプラスして上げたいのですがそこは我慢です。
あとは、補足説明でボーナスポイント等と説明することで、 そのポイントがプラスにならない/マイナスにならない場合のフォローをします。 これは高いキーボードの評点がおよび腰になるのを防止するためでもあります。

そんなこんなでキーボードを採点してみるとこんな感じです。

お名前 お星様 補足説明
Uniconp SpaceSaver 85 Key ★★★★☆ かなり重たいキーに馴染めるかが問題
Topre キャパシティブコンパクト ★★★★☆ 強いクリック感が打鍵の邪魔にならない人ならOK
Diatec FILCO FKB91JU ★★★★ 変態配列で「☆」一個分減点
NMB RT6652TWJP ★★★★ 【★4の基準】
KeyTronic E3600 ★★★★ 打鍵感はRT6652より気持ち良いけど安っぽい。総合的に互角かしら。
MS NaturalKeyboard Elite ★★★☆  
Acer 6516-M ★★★☆  
NMB RT235BTWJP ★★★ 【★3の基準】
Fujitsu FMV-KB321 ★★★  
MITSUMI KFK-EA9XA ★★★  
IBM Space Saver II Keyboard ★★★ トラックポイントとテンキーレスで「☆」分追加
MS BasicKeyboard ★★☆  
A4Teck KB-6Hi ★★ ★★☆くらいは挙げられそうなのだけど、なんとなく色気がないので星2つ。

そんなこんなで、 とりあえず順位関係はしっかりついたのですが、 これはこれでなんだか面白みのない採点になったにゃあ・・・。へみぃ、要検討です。

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10月20日(月)

最近コラムがマジメなのか悪い冗談なのかわからない三猫です。 なんか変に肩に力が入っている気がするのよね。

疑い深く無い私が語るオブジェクト指向再入門(の、雑感)

前橋さんのページで、疑りぶかいあなたのためのオブジェクト指向再入門という連載(?)がが始まりました。 前橋さんは猫の大好きな本C言語ポインター完全制覇 (Web版もあります)を書いた人で、 猫的には一押ししたい技術作家です。

この講座はオブジェクト指向の入門講座にて どのような教え方が習得の障害になるかを吟味し、 まったく新しい習得過程の構築をもくろんだ意欲作です。

まず「疑いぶかい・・」ではオブジェクト指向(OOP)の本質を「マルチプルインスタンス」だと言います。

一般的なOOPの解説では「カプセル化」「継承」「多態性(ポリモルフィニズム)」がOOPのキモだと言われているのですが、 確かに「カプセル化」はオブジェクト指向で生まれた概念ではないですし、 「継承」と「多態性」はオブジェクト指向の必須要件か?と言うとそうではない、と猫も思います。

「カプセル化」や「継承」、「多態性」はOOPの華というよりOOP言語の華なんでしょうね。 (もっと言えばクラス型OOP言語の華ですね。 JavaScriptはプロトタイプ型のOOP言語で、継承や多態性に重点を置かれていません。)

というわけで、前橋さんの主張は猫の実感にも自然なのですが、 自分で説明する時はきっと「カプセル化」「継承」「多態性」で説明してました。 OOPを習得した道筋と自分で得たOOPの差を検証していなかったということで、 猫的には反省しなくっちゃと思う一方やっぱり前橋さんは凄い!って思います。

他にも

というくだりは秀逸です。この2点は一般的なOOPの習得の道筋で ひっかがりそうなところとして多くのプログラマは同意するでしょう。
メッセージ送出はともかく 継承でソースが再利用できると思ってると、「継承スパゲティ」を作る失敗は 一度は通る道、だと猫は思っています(・・・って私だけ!?)。

誤解しないで欲しいのは「講座としてこの言い回しは素晴らしい」ということです。

例えば「メッセージ送出」ですが、 その言葉からは一種の「プロセス間通信」のたぐいを想像してしまい、 習得の際「ひっかがる」のは事実です。 で、OOPの実装において猫の知る限りその実態は関数の呼び出しになっているのも また事実。
だから、「メッセージ送出って実はただの関数呼び出しなんだよ」って教えた方が、 理解しやすいんです。

もちろんOOPとは何か?という概念の本質に迫るような論旨で、 「メッセージ送出 = 関数の呼び出し」としては間違いです。
その概念を大切にする言語とそうじゃない言語があるのも事実です。

たとえば、C++とObjective Cを比べると、

[Cat run];              // 猫に対して「走れ」とメッセージ送信 (Objective C)

Cat.run();              // 猫のメンバメソッド「走る」を呼び出し (C++等)

のように、Objective Cが「メッセージ」に見えるような(みえるでしょ?)シンタックスを採用しているのに対し、 C++ではまるっきり関数の呼び出しです。
JavaとかC#とかの今花形のOOP言語はC++の子孫なので、 「メッセージ送出っていうけど実は関数の呼び出し」って認識でかまわないけど、 「メッセージ送出は関数の呼び出しという形で実装されている」って言う方が正確かも。

って、大きく脱線・・・(^^;

つまり、前橋さんの技術解説の素晴らしいところは「教える」という目的を 見失っちゃわないってことなんです。
ここらへんは技術者なら正確に表現しなくては気がすまないところがあるので、 得てして技術本というのは解っている人には面白いけど初心者にはちんぷんかんぷん になりやすいってこと。
いい先生といい研究者はちがうのよ、としみじみ。

わけのわからない喩えの功罪。

でも猫が納得いかないのが「犬猫クラスの喩えはダメ」って所です。

OOP業界に根強くある「犬とか猫を哺乳類を派生させて造る」というたとえ話について、前橋さんは、

オブジェクト指向の入門書では、「謎のたとえ話」から始まるものが多いように思います。

典型的な例は、はじめにでも挙げた、「哺乳類を継承して犬と猫を作り、『鳴く』というメッセージを送ると犬なら『わん』、猫なら『にゃあ』と鳴く」って奴でしょう。他にも、ちょっとWebをぐるぐるすると、清原選手をオブジェクトにしてみたり、箪笥をオブジェクトにしてみたりなどなど、およそプログラミングとはかけ離れた説明が蔓延しています。

といっています。 なるほど普通は誰も「犬クラス」「猫クラス」を実装しようとは思いませんし、

//
//  哺乳類クラスを継承して猫クラスを定義する。
//------------------------------
public class Cat : Manimal
{
    private string  my_name;    // 自分の名前を覚えます。(タマ・ミケ等)

    // コンストラクタ
    public Cat( string new_name )
    {
        my_name = new_name;     // 付けられた名前を覚えます。(RPGの名前入力とおもいねぇ)
    }
}

なんて出されてもにゃあ・・・、というのもごもっともです。 確かにオブジェクト指向言語でコーディングされているのはわかるのですが、 これがいったいどんな物で、どんな風に動くのかはサッパリわかりません。

「犬猫的比喩」の問題点は、コンピュータ上に再現される「動物界」と言う物は想像し難い、ということです。
猫が最初にこの比喩を読んだときは「ふ〜ん、継承とインスタンスってこんなイメージなんだ」と確かに思いました。 でもそれをコンピュータ上に再現する方法に頭を巡らすと「???」って感じになるんです。 辞書レベルの「納得」にすぎないので役に立たないといったかんじです。

今回「疑いぶかい・・」で取り上げられたのはオセロゲーム。 喩えじゃなくて「例題」のほうが有意義だ、というわけなのかしら。

この例題の良いところは「オセロゲーム」を創りながら 最適な設計を模索するうちに自然に「ゲーム盤」がオブジェクトになっちゃうところです。 ここまでなら、猫ももろ手を挙げて「前橋さん、サイコ〜です♪」と言ったところなんですが、 残念なことに「マルチプルインスタンス」と「カプセル化」を同時に実装する為、 無理やり「ネットワーク対応」が仕様に盛り込まれ、 これまでの自然さが一気に失われます。

もちろん本当の設計の際には たとえ「ネットワーク対応」しなくてもネットワーク対応のとき困らないようにつくるのは当然です。
しかし例題につけるには「ネットワーク対応」はちょっと手段のために目的を作った臭いが鼻につき、 これが「胡散臭さ」を醸し出してしまっています。
たかが「胡散臭さ」という無かれ、教育の場においてコレを感じるかはどうかは重大な問題です。

で、こうなってくると急に「犬猫はダメです」というのも疑わしいな〜って思ってしまうのが人情です。

多分講座の論調に「犬猫は実用的でないけど、オセロは実用的だからOK」という節があるところに 反感を覚えているだけなのですが、 「猫が"にゃ〜♪"と鳴くプログラムだって幾らだって実用的に出来るじゃん」って思っちゃいます。

「デスクトップ上で哺乳類を育成するゲーム」に仕立てれば、「Neko.crow()」だって 使いどころは生まれると思うのですよ。 そしてそれを一蹴できるほど「ネットワーク対応オセロゲーム」に 実用性の説得力はありません。

犬猫比喩が問題になるのは、比喩の内容が実用的でないからじゃなくて、比喩自体が実は最適では無い例でした・・ってことだと思うのです。 またオブジェクトの説明に「現実」を使うのは適切ではない、というのも納得が行くのですが、 「ネットオセロが犬猫よりも実用的」というのには同意しかねるのです。

もひとつ、同意しかねるのは「実用性」こそ例題に必要という考え方。
猫は例題の実用性はしばしば理解の障害になると考えています。技術書にとってバカバカしさや無用さはむしろ必要だとおもいます。

例題というのは手段の過程で学ぶためにあるのであって、目的をこなすためにあるのではありません。 (例えばオセロであれば、ネットワークオセロゲームを作るために解説しているわけではない、ということ)
だからしばしば強引な目的設定がどうしても必要で、 そこに反感を抱かせないエッセンスとしてバカバカしさが必要だと思うんです。

例えば今回の場合、 作るのがオセロじゃなくて碁で、盤面を複数用意する理由が「ヒカ碁の3面打ちモードを再現したい」 などというバカバカしいものだったら、 猫は反感を抱かなかったなぁと、思うのです。もちろんネット対応以上に強引ですが。

そんなこんなで、いろいろ楽しめた「疑いぶかい・・」ですが、 疑いぶかくない猫はエンジニアとしては失格なのかにゃあ・・・・。

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10月19日(日)

なんか最近すべてにおいてやる気が無い感じです。 「やりたいこと」も「やらなくてはならないこと」も全て後回し。

ああ、ダメ人間になっていくのがわかる・・・。

ドット絵は楽しい

今でこそパソコンは何でも出来るようになりましたが、 Windows95が鳴り物入りで登場したときには 「なんでもできる」なんていいながら何も出来ないというのが実情でした。

普通の人が創造するエレガントなPC生活というのは、 既存概念の延長線であることが多いです。 曰く音楽編集、ビデオ編集、CGといったことですね。 今では当たり前の機能ですがあのころは、結構頑張ってPCにいろんなものを挿したり付けたりしなくっちゃ 出来ないことでした。

PC購入者は購入前にもっていたそんな華やかであるも曖昧な夢を無残にも砕かれるわけですが、 そこにたったひとつだけ、どんなPCでも出来るお楽しみがあります。 それはWindowsのアクセサリの「ペイント」で十二分に掛けるドット絵です。

というわけで昔猫はドット絵書きにはまっていたころが有ります。 最終的には自分でも「凄いのできちゃったにゃ!」と自己満足できるLVのものは 造れるようになったのですが、 最近猫日誌の対談用にドット絵を書いてみたものの なんだかサッパリな出来で、ちょっとガックリ。

というわけで今日の猫日誌は過去をひっくり返して自己満足する ドット絵ギャラリーをやっちゃいます。 時節柄EVAネタばっかりで、しかも使途三昧なのは趣味ですにゃ。

このサキちゃんは結構気に入っています。普通にそこそこの出来だと思うのですがどうかしら。

光の巨人です。 実は輪郭だけでOKなのでかなりの手抜き。

かなりヘタッピなリリスさん。とりあえず書いてみただけって感じです。

量産機。最初は口を閉じた一枚だけだったのですが、何となくアニメーションさせてみたモノ。

劇EVAのメインイメージ。64 X 64にするにはちょっと無理があったかしら。

ここからはSDというか手抜きシト。

泳ぐガギエル。もっと線を太くすればよかったかも。

なんだかオザナリです。 何かの数合わせに作った記憶が・・・。

ガンダム。未完成なんだけど未完成の状態が気に入って取ってあったモノ。

色遊びで創ったFei-Yen Kn。デッサンが完全に崩壊しているのはご愛敬。

DreamcastのVisualMemory用のドット絵。Fei-Yen Kn、のつもり。

同じくDCのVM用に、アファームドB。

三猫さんアイコン。できわるいにゃあ(TT)

こっちは中の人。ちょっとはマシになったけど。

ぽちくん。も、いまいち。

たまちゃん。

こういう恥ずかしいモノを喜んで出してしまうあたり(^^;

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10月13日(月)

デバッグ雑感(あるいはマニュアル・フラクタル)

プログラムは思考(の生成物(=判断と行動))を貯め置きすることです。
人間はいろいろ考えた結果の生成物として判断を出力し その判断にあった行動するわけですが、 あらかじめこの思考の生成物を貯め置きしておけば、 その人の思考を(上っ面だけといえ)再現することが出来ます。 思考による判断出力ができないコンピュータにも貯め置きされた思考を再現することで、 実用にたる仕事をさせることが出来る、これがプログラムです。

ところがこまったことに貯め置きされた思考が妥当かどうかを判断する仕組みはコンピュータにはついてません。 (あたりまえですね) ですので誤った思考が紛れ込んでもコンピュータは律儀に間違い思考を再現してしまうので、 この間違いを発見して取り除く作業を人間がしてあげる必要があります。 この作業をデバッグと言います。

デバッグの語源は機械式コンピュータの不正動作の原因をつきつめたら、 コンピュータの中に蛾が挟まっていて接触不良を起こしていたことに由来します。
だれだって蛾が挟まっていて接触不良が起きているのをみれば原因だって気付きます。

ところが「上手く動かない」のは「接触不良で動かない」からでそれは「蛾が挟まっているため」 と順番に原因を特定する作業というのは、なかなか結構難しいのです。 当然その機械の仕組みを知っていることが必要ですし、 それにプラス、デバッグのコツというのも確かに必要なのです。
とはいえコレが出来ないとプログラマとして話になりません。 でも、出来ない人が多いのですよね〜。(TT)

デバッグのマニュアル!?

猫のお仕事でクラスライブラリの設計・実装というのがあったのですが、 人手不足のおり、開発者向けサポート業務も同時にやっていたんです。 そのときの質問で目立ったのが「とにかく動かない。なんとかしてくれ。」というものでした。
一般の方ならいざ知らず、 症状を聞いても解らない、再現手順を聞いても解らない・・・。 鳴いてばかりいるプログラマさん、って言うんじゃ犬のおまわりさんも困ってしまいます。(猫だけど)

確かにOSの仕組みやらAPIやクラスライブラリの仕様やらをなにから何まで熟知せよ、 なんてムチャですが、 自分のシステムの構造すら把握できないのはどうなんでしょう。
(それじゃあ、どうやってプログラムを作ってるかと聞いてみると、 過去のプログラムに似たような処理があって、そこのソースをコピー&ペーストで 持ってきて動かしてみたら動いたから、というのです。へみぃ〜・・継ぎ接ぎ工作ですか。)

で、びっくりしたことに、本気で「デバッグと業務設計のマニュアルを書いてくれ」っていわれちゃったんです。
ええぃ、マニュアル作れるくらいならそういうプログラムを作るわよっ!

デバッグとは・・。

デバッグの基本は陣取りゲームです。 ココまでは正常、あそこも正常、こっちも正常、コイツもアリバイあるぜっ!(?)と問題の個所を絞り込んでいって、 不具合原因を特定します。
で、最後に「謎は全て解けたっ!じっちゃんの名にかけてっ!!」と、やってから逮捕・・じゃなかった修正するのですが、 陣取りゲームと言いつつも外堀を埋める作業は単調ではありません。 デバッガの証言の裏に隠れた真実や 普通なら見落としてしまう不具合現場(?)にのこされた証拠、 証拠から真実を導き出す再現実験など、ひらめきと地道な作業が同居するとても知的な作業なのですよ、ワトソン君。

ですがデバッグが出来ない人というのは、「ここが怪しいな〜、じゃあ直してみて動かしてみよう」ってなことをやるんです。 で、ダメだったら別のところを直して・・と。 これじゃまるで、「コイツ犯人ぽいな、とりあえず逮捕だ!」 「なに、抑留中に第二の殺人が発生!? じゃあ今度は第一発見者をひっぱっとけ!」です(^^;)。 非効率ですし、冤罪もおきますし肝心の犯人を取り逃がすことも十分ありえます。

マニュアルにしたがって犯人が逮捕されるなら、名探偵なんて必要ありません。 同じようにデバッグも「マニュアル化」が出来ない作業なんです。

プログラムとマニュアル

機械向けの「思考の貯め置き」がプログラムなら、 人間向けの「思考の貯め置き」がマニュアルです。 ぶっちゃけコンピュータ向けのマニュアルを「プログラム」といっても良いでしょう。

つまりいろんなパターンに対応できるマニュアルを作ってコンピュータに教えるのがプログラマの仕事なのに、 それのマニュアルをつくれなんてなんて、 「マニュアル作成マニュアル」とか、「マニュアル訂正マニュアル」を作れと言っているようなものです。
でも困ったことにマニュアル全盛のご時世、「マニュアルのマニュアル」が大まじめにあったりするので、 「マニュアルのマニュアル見ないなモノ?だから何?」と言われてしまいそうです。

もちろんマニュアルは大事です。マニュアル化できるものはマニュアル化した方が効率が高いです。 でもマニュアル化が難しい(or向いていない)ものも多いですし、 なにより人間がマニュアル再生専用プレーヤになってどうするのよ、と思います。 首の上に乗っている生体量子コンピュータに、 たかだか32bitのシリコンコンピュータ如きにできることしかさせないってのは 凄くもったいないと思います。
どうせマニュアルに従うなら、なぜその手順をさせるかという理由を考えながらやってほしいです。

「マニュアルに従う」以外できないのなら、マニュアルが実は業務に合わないかどうかの判断が出来ない人と言うことになります。 そういう人を無能って呼ぶのだけど、 世の中が「無能者」の量産を求めていたのも確かで、 学校教育はまさに教える側もマニュアル人間なら教わる側もマニュアル人間。 (「ゆとり教育」で何をやってもいい時間をつくると何をやっていいかわからなくなっちゃうんだから・・)
だいたい「体罰、体罰!」って騒ぐPTAも手を出した状況や教育としての間違っていなかったかを検証しないで、 単純に「体罰 = いけないこと」なんて騒いでる。ただマニュアルに従ってるだけなんですもん。
もっとも「頭を使うこと」を教えなくちゃ行けない学校で、ここまで頭を使わない方法を追求するなんて どうかしてると思うのです・・(^^;

でも、マニュアルレスを避難するくせに分厚いマニュアルつくると読まないんよね〜。(笑) と、ココまで書いて、もしかしてマスコミって国民のマニュアルなのかな?って思ったり。こわいこわい。

マニュアルの再帰構造は果てしなく続く・・・・。

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10月08日(水)

猫は毎週月曜日のがんばれ!!ゲイツ君を 楽しみにしているのですが、今回のコラムの 「週間Windowsセキュリティホール(CD-ROM付)」にいろいろ想像してしまい思わず吹き出してしまいました。

きっとデ●ゴスティーニ辺りが発行して、創刊号はサービスパック付きで特別価格480円なのでしょうね。 そんなの出たら毎週買っちゃいますわ。(笑)

今週末は猫は父様のマシンをWin98SEからXP Homeに入れ替えることで つぶしてしまったのですが、 (といっても実際入れ替えは遊びに来たお友達にやらせてしまったのです・・(^^;) ありがとうです。休日もお仕事させてしまってごめんなさい。m(_ _)m) なぜそんなことになったかと言うと、Win98SEは保守期間が過ぎてしまったのだけど、 週一回のWindowsUpDateをやっていた父上は、 毎週あんなにあったパッチがパッタリなくなったが、 本当に大丈夫なのか?このOSと思ったそうで(^^;)。

いやはや、ごもっともです。

カタログの美学

カメラのカタログは格別です。
かつてカメラは高級精密機器の花形で、その値段はとてもとても高いものでしたから、 その伝統を引きずったまま今でもカメラのカタログは価格不相応に立派です。

カメラのカタログを眺めていると、 スペックがどうとか、サイズがどうとか話よりもモノとしての魅力を 如何に紙面を通じて伝えるかと言う所に重点を置いているのが解ります。 読者はカメラのカタログを見ながら、 そのカメラが自らの傍らにあることを想像してため息をつくのです。

とはいえ、ローエンド機などではさすがにご時世か とても薄くて内容のないものになってしまったのは事実で、 ハイエンドでもバブル以前のものに比べて、紙面のゆとりがなくなってしまったのも また悲しい事実です。

というわけで、今年はデジタル一眼レフの新作ラッシュ。 せっかくですので猫は 現物を触りつつカタログを集め集めしてきました。

集めたカタログは Nikon D2H、PENTAX *istD、OLYMPASS E-1、Canon EOS 10D、 SIGMA SD-9 です。
冊子を持った感覚では、非常に分厚いE-1がとても好印象でした。 これはフラッグシップなんだとカタログが訴えかけてきます。
反面フラッグシップなハズのNikon D2Hは、表示・厚さを見る限り、 ちょっと気合が足りないかなぁと思いました。
う〜ん、金色の表紙に機種名のみド〜ンというのは、過ぎ去りし夢なのかしらね。

で、実際に中を開いてみると、大方のカタログ表紙の印象どおりといった感で、 E-1は前半部分を写真集に費やすなどなかなか嬉しくなるつくりです。
でも、開いてみて大きく印象が変わったカタログがあって、 それはさっき「あんまりよさそうじゃないなぁ」との印象をもったD2Hのカタログです。

テーマ

D2Hは高速連射を売りにしたフラッグシップ機で、 カタログ構成もスポーツ写真に絞っているのも特徴的です。 (普通は万能性を誇張するために特定のジャンルに写真を偏らせることは少ないのです。) しかもフラッグシック機のカタログにもかかわらず、大伸ばしの写真が少ない。 にも関わらず、本カタログの写真は非常に印象的なんです。

その理由はトータルコーディネートの良さ。 印刷は普通のカタログ印刷よりも光沢の強いもので、 掲載写真のコントラストの高さとあいまってグロス仕上げのダイレクトプリントを 想像させます。
掲載されたスポーツ写真はいかにも「こんな機能をつかいました」というものではなく、 肉体美と重点を起き全体的に鮮やかな発色と高いコントラストで統一、 ストップモーションやディストーションを駆使して撮られた「売り物になる」写真たちです。

砲丸投げを低いアングルから広角レンズでとることで力の流れを誇張し、パワーとしなやかさが凝縮されたもの。 ハードル走を真横から撮り、一瞬の肉体の造形美を高速シャッターで見事に切り取りながら、 選手たちの視線に動きを感じさせる写真。 これらが効果的に配置され本カタログは写真集としても完成度の高いものに仕上がっています。

やるなニコンです。

JAROってなんジャロ

一方、読み進めて行くうちに不快な気分になったのがE-1のカタログです。

E-1はフォーサーズシステムという、 他の一眼デジカメより一回り小さいCCDを使っています。

一般的にフィルムもCCDも大きい方が画質が良いのですが、 銀塩でもほとんどの人が35mmフィルムやAPSを使っていることから解るとおり カメラサイズや値段とのバランスも大きな要素です。

デジタルカメラにおいて35mmフルサイズというのは 画質が良いのですが、レンズ・カメラとも大きく高くなってしまうことから 製品としてのバランスは今一歩のようです。
イメージセンザのお値段もさることながら、 特にレンズは光学的な問題から専用設計のレンズが必要で、 しかも現時点では大型化してしまう傾向にあります。 (フィルムが斜めの光も問題なく感光できるのに対し、 イメージセンサは枠で区切られているためセンサーに対して垂直な光を求める為です。)

そんなわけで現在のデジタル一眼レフはAPS Cサイズ相当のCCDを使っています。 ところがオリンパスはこれよりもう一回り小さいサイズの方が製品バランスが良くなると踏んだわけです。 E-1のでっかさからするとイマイチその恩恵は見れませんが、 その判断には一理あると猫は思います。

ところがカタログでは何が何でも「フォーサーズは最高です」としたかったらしく、 35mm版と比べてCCDが小さいとシステムのコンパクトになってイイよと謳い、 コンパクトデジカメと比べてCCDが大きいから画質が良いと主張する。 わざわざ状況別に勝てる相手を見繕ってメリットを主張するなど、 猫にはとてもキタナイ宣伝の仕方に見えるのです。

APSサイズのイメージセンサを搭載した一眼デジカメは必ず35mm版にくらべて小さくなってますと カタログに載せています。 その上で専用レンズを使えばコンパクトになり、 既存のレンズ資産も使えますよなんて宣伝の仕方をしてるのに・・と思わずには居られませんでした。

小型コンパクトがお家芸のオリンパスですが、 そのメリットを生かせるフォーマットであるはずのフォーサーズのその第一弾で、 あのような大きなボディを作ってしまうこと。 品位を求めたら大きくなりましたという言い訳は ニコンには許されても「OM-1」のオリンパスには許されません。
そのしわ寄せを一手に引き受けたカタログは、仕方なしに醜い文面で飾られています。

かつて超小型・高品位な一眼レフOM-1で一眼レフ市場参入を果たしたあのオリンパスは もうどこにも無いのかしら・・。

*istD は未来デジカメ

とまあ、以上はカタログの感想ですので、 実機とはあまり関係のない話です。 カタログ一つでここまで誉められたりけなされたり、いやぁカメラ業界って、ほんっとに怖いところですね。(^^;

実機を触った感想として猫がとても気に入ったのが PENTAXの*istDです。

デジタルだから大きいぞ、というのが当たり前のこのご時世で、 あの引き締まったボディがまず魅力的です。 手にもってみるとコンパクトなのにズッシリと重く、 握った感触もとても剛性があって、カメラって小型精密機器なのよね〜と再認識させられます。 見てくれだけの金属外装よりも猫はこっちのほうが好きですにゃ。

次に驚いたのはファインダーの見やすさ。 一眼デジカメはイメージセンサが一回り小さいのに、 ファインダ機構がそう大差ないのでとても小さく見難く感じるのですが、 本機のファインダは35mm銀塩一眼レフと比べても遜色のない見やすさです。

正直、この*istDは現行の他のデジタル一眼レフの1世代前を行く完成度です。

デジタル一眼レフはその過渡期ゆえ、 不恰好に下に伸びたり大柄だったりファインダーが見難かったりするのが当たり前になっています。 話題のEOS Kiss Digitalすら「こりゃ Kissじゃなくって EOS1000 Digitalでしょ?」 というそんな中で、 *istDはパッケージングとしてMZシリーズと同等のものを実現している、まさに次世代のデジタル一眼。 銀塩一眼が当たり前に持っているものを全て持っている初の完成されたデジタル一眼レフです。

惜しむらくは、EOS Kiss Digitalの価格的インパクトの前に この一眼レフが市場に正当に評価されないかもしれないこと。 MZ-5のようにムーブメントが起こせるだけの実力をもったカメラだけに そのタイミングの悪さに猫はペンタックスにちょっと同情しちゃいます。

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10月03日(金)

最近トラックボールにどっぷりハマってしまった三猫です。

トラック・・・

トラックボールの何がいいって、 操作がとても気持ちいいことです。 「マウスを動かす」という行為と「トラックボールを転がす」という行為の間にある 気持ちよさの差は歴然で、一度味わった快楽は人間なかなか忘れられないモノ、 こうしてトラックボール中毒患者は増えつづけていくのでしょう。

とはいえ、トラックボールの操作にはいかんせん癖があり、 触ったとたんに使えるようになるなんてことはないのです。 ここら変はトラックポイントとタッチパッドを比べると、 タッチパッドのほうが一見さん受けがよいのといっしょで、 人間の脳内にある「指を指す」「物を動かす」ドライバとの親和性が低いからでしょう。

人間のよい所はドライバをインストールしなくても自分で作れるところ。 自転車だって竹馬だってお箸だって反復練習で脳内にドライバを構築してったんです。 トラックボールだって直ぐ慣れます。

でも今回猫は想像以上にトラックボールに直ぐになれました。 むか〜し、猫の友達にトラックボールを進められたときは「なんじゃコレ、思うように動かせないじゃん」 だったのですが、今回はイキナリつかえるようになってしまいました。
「う〜ん、なんでだろう、猫はイキナリ器用になったのかしら」などとも思ったのですが、 何の事はない、トラックポイント慣れしているからでした。
親指クリックの人差し指ポインタ移動、うん、確かに近い操作性です。 「トラックポイント」とは良く言ったものだわ。

そんな猫ですので、あっという間に猫の作業環境からマウスが根絶されてしまいました。 1週間掛からなかったわ・・・(^^;

気持ちよさは正義!

とはいう物の、キーボードを良く使う猫としては トラックポイントが一番作業効率がよく、仕事場でもSpace Saver II Keyboard使っています。 なのでマウスやトラックボールはサブ入力デバイスになってしまい、余り使わないのです。

コンテキストメニュー(右クリックで開くやつです)を操作するような場合、 トラックポイントの操作性は最高で、
ポインタ移動→右クリック→メニューのショートカットキー(例:リネームなら"M")を押下
と言う手順で操作出来ます。コンテキストメニューではおそらく最速の操作でしょう。

つまりトラックポイントの最大ウリは、50近くあるキーボードのメインキーをホットキーのように使えることで、 しかもそれをOSがサポートしてくれていて、尚且つキーの配置は既に記憶済み(タッチタイプ習得者)。 なれることでGUI環境でCUIに近い操作スピードを得ることが出来ます。

またトラックポイントIVはセンタースクロールが可能なので、 CUI的使い方の弱点「スクロール」も持ち替えなしで可能です。 キーボートショートカットとポインタ操作の美味しいとこどりで オペレーションできるトラックポイントは慣れれば凄い武器になります。

なんだかトラックポイントの宣伝のようになってしまいましたが、 猫は大抵のポインティング操作はトラックポイントで賄ってしまっているというわけです。

が、トラックボールは気持ちよすぎます。

ふと気が付くと、 前述のコンテキストメニューの操作のように どう考えてもトラックポイントの方が早い操作にも トラックボールを使っている自分が居ます。 うにゃぁ、これはどうしたことにゃ・・・。

つまりは猫の脳は効率よりも操作の気持ちよさを優先しているらしいです。 手段であるハズの「トラックボールを使うこと」がほとんど目的と化しているのでしょう。

・・・なんかある意味、この操作デバイスはダメなんじゃないでしょうか。(^^;)

というわけで、昨日Kensington の トラックボールOrbit Eliteを お家用に新たに購入してしまいました。・・・ダメなのは猫の方かにゃぁ・・・(TT)

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