種類 | 日本語92キーボード(変則配置) |
メーカー | 不明 (販売元:セガ) |
キースイッチ | 不明(炭素接点 or メンブレンシート) |
アクチュエータ | ラバードーム |
キートップ印刷 | シルクスクリーン印刷(文字部のみトップコート) |
コネクタ | DCコントローラーポート |
後期型Dreamcastキーボードです。
残念ながらOEM元は不明です。分解すれば判明するかもしれませんが、
なんだがパキャっと割れてしまいそうで分解は行っておりません。
一応セガでの管理型番はHKT-4000となっています。
その下のラベルに670-14247A と、KB2C081CPXAC という文字が
あります。製造元の型番はKB2C081PXACでしょうか?
韓国製です。
さて、2代目なのですが、はっきり言って見た目重視ですね。
キー自体も一般的なノートPCと同じでステップスカルプチャーになってません。
タダのステップです。
キータッチ自体はストロークが短いなりにがんばっていて、ゴムの粘りもなく
打ち抜き感もあります。
この打ち抜き感の秘密はゴムが底部に設置して押しつぶされる前に
キートップ内面がスライドレールの上端とふれて止まるせいかもしれません。
が、やはりノート用風の薄いタイプですので、通常のキーボードと比べると
キータッチが悪いです(^^;)
がんばっているのですけどね。
キースイッチなのですが、ひょっとするとメンブレンシートではなく
ゲームパッドやリモコンの用にゴム椀内面上部に導体を配したスイッチかもしれません。
うーん、コスト的にあり得ないでしょうかね???
デザイン重視のスケルトンですが、白の印字というのがすっごく見にくいのが気になります。
ミニキーボード特有の特殊配置は、ちょっとわたしには打ちにくいです。
特殊なキー配置はミニキーボードの宿命ではありますが、
ただ、これはPC用ではなくDC用なので、ほかにやりようがあったのではと思います。
だいたいDCでPrintScreenやPauseなんてどう使うのでしょう?
フルサイズなら気にもならなかったのですが、こうギュッっと詰め込まれると、
なんだかとっても嫌になってきます。
とくにカーソルキーがメインキーと連続していたり、EnterキーとBackSpaceキーの右側に キーがあるのがとっても打ちにくく感じたので一部キーをはずして使用してます。
ただ、キーボードマニアにとっては初代DCキーボードの方が絶対によいのですが、
ゲーム機の商品と言うことになると、明らかに後期型なんでしょうね。
本当ならば専用キーボードをデザインしたいところなのでしょうが、
コスト的に割に合わないのでしょう。
初代DCキーボードはゲーム機には似合わないので、
後期型へのバトンタッチはしょうがないのでしょうね。
Dreamcastキーボードの新旧比較です。 デザインとしてかわいくはなったのですが、使い心地は 落ちてしまいました。 |
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キーボード背面です。 セガのシールはあるものの、どこが作ってるかさっぱりわかりません。 セガの型番は"HKT-4000"、韓国製です。 このほかに印刷で "670-14247A" 、スタンプで "KB2C081CPXAC"、"0010-0019356"とあります。 |
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キーを外して見るとラバードームをのぞけます。 キートップとスライダーは一体成形、トレイ状のスライドレールも 普通のプラで出来ています。 中を開けてみたかったのですが、プラの爪を外すことが 出来ませんでした。 |
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猫はエンターキーの隣に何かがあると駄目です。それと
方向キーがメインキーに連続しているあたりが使いにくく感じたので
そこら辺のキーを外しました。 「PrintScreen」「ScroolLock」「Pause」などはDCでは不要なので問題はなかったのですが、 「Delete」は使用頻度も高く迷ったのですが、BackSpaceにがんばって貰うことにしました(^^; 下にある爪突き指輪みたいなのはキートップを外す工具です。あるとなかなか便利ですよ(^^ |
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キーを取った部分がむき出しなままなのもなんですので、
カバーをプラ板で自作してみました。 裏側にはズレ防止に突起を設けてあります。 |
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で、そのカバーを装着。 これでとりあえずはOKかしら。 |
キートップの手触り | ごく普通のプラです。 |
打ったぞ感(クリック感) | 薄いなりにはがんばっていますが・・ |
省指力 | キー配置で疲れ切っちゃうので、よくわかりません(^^;) |
対腱鞘炎 | うえに同じく・・ |
コストパフォーマンス | うーん、他に選択肢ないなら・・ |
三猫のおすすめ度 | ★☆☆☆☆ |