種類 | 日本語109キーボード |
メーカー | 富士通高見沢コンポーネント |
キースイッチ | メンブレンシート |
アクチュエータ | ラバードーム |
キートップ印刷 | レーザー印刷 |
コネクタ | PS2 |
言わずとしれた富士通高見沢製キーボードです。
富士通高見沢のOEMキーボードは実に多くのメーカで採用されているので、
この独特のふにゃふにゃタッチには大概の人がふれているのではないでしょうか?
Windows95が登場してしばらくのFMVの安かろう悪かろうのイメージと、高そうなキーボード(いわゆる昔のキーボード)
とはあまりに正反対の打鍵感からあまりいいイメージを持っていない人が多いようです。(
かく言う私もそうでした。)
ですが、ふにゃふにゃタッチを追求して作られたキーボードだけあって、実は打ちやすいのです。
コレがあれば1日中打ってられるとおっしゃる方も多いようです。
とにかく、軽い力でキーを押下する人には、指がつかれにくいベターなキーボードです。
まあ、わたしはキーを触るより叩くの人なので、ミスタッチが増えてしまうのですが・・・。とほほ。
(ちなみに富士通のふにゃふにゃタッチへの道は親指シフトの同時押下時に真価を発揮するらしいです。)
で、なにが言いたいかというと、クリック感のあるキーボードは「打ったぞ!」って感じがして実に打っててきもちいいから
キーボード打鍵が楽しくなってくるのですが、実は長期間高速入力を行うなら
邪魔になることもあるのですよ。
だから、キーボードに感触を求めず、ひたすら実用性を追求するならこのキーボードみたいな
スタンスもありなのです。
私は打ったぞ感を追求したいと思いますが、このキーボードも絶対悪いモノではないのです。
なおキートップの文字はレーザー印字なのですが、
わたしの手元にある制作年次の違うほぼ同型のものを比較してみたところ、
新しいモノの方が印字の出っ張りや乱れが少なく、格段の進歩がみられます。
さすが、レーザー印字の開発元だけのことでしょうか。
背面です。 なんだかネジ3つを除けばあとは爪でくっついてるみたいです。 バラそうとすると折れちゃいそうで怖いです。 |
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キートップを外すと富士通系に特徴的なスライダー部が見えます。 | |
キートップとスライダーです。 キートップは ほぼ全てのキーで形状が一緒です。 ステップスカルプチャーは筐体のソリで実現しています。 |
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キートップを横から眺めてみました。 横側にでているバーは底突き用でしょうか? |
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レール部分は筐体上面と一体化してます。 円柱状なのですが、キートップ側に付くスライダーと がっぷりかみ合う感じです。 がたつきは比較的大きいもののひっかがりは皆無です。 |
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左:'95年製 右:'99年製 |
レーザー印字の比較です。 左がFMV-KB321('95年製造)、右がFKB8740-501('99年製造)です。 わかりにくいと思いますが、"{"のくちばし部分が'99年のモノのほうが シャープに印字されています。 また、"○"(半濁点)の部分が'95年のものは一部素材を溶かしてしまってます。 |
キートップの手触り | ごく普通のプラです。シボもほとんどありません。 |
打ったぞ感(クリック感) | あんまりない。(けど、ゴムの底付き感もない) |
省指力 | 大変良好です(^^)) |
対腱鞘炎 | なし(至って普通)が、キータッチの軽さで実現かしら |
コストパフォーマンス | よいですよ〜 |
三猫のおすすめ度 | ★★★☆☆ |